表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

ガンジェリアとの出会い

「うわっ、きたなっ。」

豊国の島改め絶望の島に着いた私は、大豆の種を探し始めた。

「あった。って、何でそんな所にあるわけ?」

大豆の種があったのは、崖っぷちだった。

おそるおそる近づいた。

「あっ。」

気づいた時にはもうおそかった。

約2kmを泳いできたから、服はずぶ濡れ、もちろん靴もずぶ濡れだった。

だから、すべってしまったのだ。

もう、だめだ。

そう思った時、何かが私の体を抱えた。

「あなた誰?」

私を抱えたのはリュウ。

赤いうろこ、きれい。

いや、ちがう。

そんなんじゃない。

この子、怪我してる。

「て、あんた大丈夫なの?」

「姫様こそ、大丈夫なのですか?」

かしこい、このリュウ。

私が王族である事を知ってるんだ。

「とにかく降りて、これじゃあんたの体が持たない。」

岩陰でリュウの手当てをした。

「あんた、名前は?」

「無い。」

「へえ、そうなの。じゃあ私が考えてあげる。決めた、ガンジェリアはどう?」

「あり、がとう。」

「そもそも何で怪我してるの?」

「カラスに追われて、つつかれて。」

「ふうん。よし、治療完了!」

「ありがとう。」

ガンジェリアはお礼を言うと、西の方角へ飛んで行った。

このリュウが、のちに大きな任務を果たす事になります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ