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ゲームスタートで異世界転移?

今私たちが生きているこの世界では、神によって全ての人が何かで成功するようにつくられている。

その中でも技術によって成功するものと知力にのよって成功するものがある。

体力や学力、筋力、

そして、私に、あなたにどんな才能があるのだろうかを今一度考えてみるのもいいかもしれないですね。

これはそんな才能を見つけ、開花させる物語

「おーい、カノン〜」

「おう。」

僕はどこにでもいる凡人名はカノン。

今、僕の名前を呼んだこの子は幼馴染のアスカ。

家が隣だから、という理由で小さい頃から一緒に過ごしている。

容姿も良くて、頭も良くて、スポーツも万能ないわゆる天才美少女だ。

本当この世界は差が激しいものだ。

「アスカ、今日はどうしたんだ?」

「んーとね、今日一緒にゲームしない?

お父さんが友達から新作のゲームをもらったんだって。カノンと一緒にやりたいなって思って。どうかな?」

「今日は大丈夫だよ。僕もそのゲームやってみたかったから嬉しいよ。」

「じゃあ、早速帰ってやろう。」

「お邪魔します。おー、やっぱり女の子の部屋は綺麗だね〜。それに可愛いものも多いんだね。」

「そう言う事にはあまり触れないの!

さっ、早くやろうよ。」

ゲーム起動!

最初に画面に出て来た文字は

『ようこそ、ゲームの世界へ。』

次に言語を選んでくださいと出て来たので、日本語に設定し、ゲームをスタートさせる。

その瞬間、周囲が光に包まれ、二人の姿はなくなっていた。


先にアスカが目を覚まし、辺りを見渡す。

そこは樹海の中であろうかと思えるほどの木々が天を目指して伸びている。

アスカは慌ててカノンを起こした。

「カノン、起きて!」

その声でカノンも目を覚ました。

同じように辺りを見渡して言った。

「ここはどこだろう?」

「わからない。今までに見たことのない景色だ。それに、こんなに緑が広がっているのに、動物すらいないようだ。」

「おかしなところに来ちゃったみたいだね。

此れからどうしよう。」

「まずは近くを散策して色々と情報を集めなきゃいけないな。まず、向こうの森を探して見ないか?もしかしたら村とかもあるかも知れない。」

「そうだね、村が見つかれば何か分かるかも知れないもんね。」

「それにしても深い森だな。光もほとんど入ってこないなんて、昼でもだいぶ暗いな。」

「わぁー、ジメジメしてるー。虫とかもいっぱいいそうだわ。気持ち悪いね。」

「それにしても何も出て来ないな。気味が悪い。

アスカ、大丈夫か?手を貸すよ。」

「え、うん。ありがとう。」

「光が見えて来た。それに、何かあるぞ。」

「あれは、家か。本当に村を見つけたのかも知れないな。誰か居ないか探してみよう。」

「すみませーん、何方かいらっしゃいませんか?」

「何も反応がない。誰も居ないのかな? 入ってみようか。」

ガチャ、ドアを開けて家の中に入ろうとした、

その瞬間。

「てやー。」

「おりゃー」

2人の男が襲いかかって来た。

カノンはアスカを自分の後ろに行かせ

男らの攻撃を受け止め、受け流す。

2人を見た男らは行動をやめ、

「すみませんでした。てっきりまた敵が襲って来たものと勘違いしてしまいました。

貴方のその力を我々に貸していただけないでしょうか。」

いきなりの申し出にきょとんとした表情のカノンとアスカ。

「いきなりどうしたんですか。

何があったのかを詳しく聞かせてもらえませんか。」

その言葉に男らは村の奥にある藁で作られた家に案内した。

「先ほどは飛んだご無礼を。

ここはアイノアという村で、ご覧の通り周りが森で囲まれております。

そのため立ち入る人も少なく、おかげで争いもないのですが、

となり村であるアルザスの連中が

ここ最近この村に来ては暴れて行くようになったのだ。

家は焼かれ、家畜は殺され、とても危険な状態で、我々も抵抗したのですが戦力が足らずやられてしまいます。

どうか勇者となって我々に力を貸して下さい。」

突然言われた2人はどうすればいいかわからなくなってしまう。困惑しながらも顔を見合わせ、

「わかりました。こんな自分ですが、精一杯やらせていただきます。」

「私も協力させていただきます。」

「ありがとうございます。

このご恩はわすれません。」

その言葉に2人は

「そんな、とんでもないですよ。

それに、まだ始まってもいません。

でも、何をすればいいんですか?」

「その事でしたら私たちに考えがあります。

アルザスの者たちは刀や棍棒などの近距離で攻撃をしてきます。なので、こちらは遠くから弓や銃で対抗しようと考えているのですがそれらを作る素材が足りないのです。そこで、あなた方に採取をお願いしたいのですがよろしいでしょうか。」

「採取ってどこに行けばいいのでしょうか」

「ここから北のほうへ10キロほど行ったところに高山地帯がありまして、洞窟の中で鉄鉱石やメテオクリスタルが採れるのです。

今必要な素材が弓を作るために木の枝20本、鉄鉱石10個、そして鉄砲を作るためにメテオクリスタル10個です。

お願いできますか。」

「ええ、わかりました。取りに行ってきます。」

隣でアスカが「ええ、私やだよ。恐いし虫もてできそうだし」などと言っていたが、却下だ。

そんなわけで準備を進めるわけだが、何か持っているわけでも無く、どうしたら良いかなど分かるわけがない。

今思えばアスカの言った通りに断っておけばよかったかもなどと考えてしまう。

そのアスカは絶対行かないと言って聞かない。

しまいには1人で行けだのここから離れないだの言っている。

僕は頭を抱えながら悩んでいると、トントンとドアがノックされる。

「失礼します。カノンさん少々お時間よろしいでしょうか。旅に出る前に武器や防具の確認をと思いまして。」

カノンは少し驚いた表情を見せたが直ぐに答えた。

「村長さん。僕も今そのことについて考えていたところなんです。武器と防具をどうやって調達しようかと思っていたところです。」

「そうでしたか。それはちょうど良かった。

先程カノンさん、アスカさんへの武器と防具の製作が終わったところなので一緒に来ていただけませんか。」

「村長さん、それは本当ですか。僕たちお金とか持ってないですよ。」

カノンたちはいきなりこの世界に入って来たので何も持ってないのは当然。その事を詳しく話すと、

「お金はいりません。我々は先程お話しした素材を集めていただければ何も問題ありません。その為の助けとなればこちらとしても喜ばしい事ですので。」

「わかりました。そう言う事でしたら行きます。

アスカも一緒に行くぞ。ほら。」

「あぁ、うん。わかった」

カノンはアスカの手を取り立ち上がらせると、村長さんが案内する。

「では、私について来てください。」

2人、村長について歩く事数分、村の鍛冶場らしき場所についた。

「ここがこの村にある鍛冶場で、ここ仕切っているのがこちらのフォーギンです。」

「はじめましてカノンさん、アスカさん。

私が鍛冶場の長をしているフォーギンです。

これからよろしくお願いします。」

「フォーギンさんはじめまして。こちらこそよろしくお願いします。」

そんな簡単な挨拶を交わすと、先にフォーギンが要件を伝える。

「早速ですが本題に入らせていただきます。

こちらにあるのが私がつくった武器と防具です。

お2人に合うといいんですが、いいものがありましたら持って行ってください。」

「え、本当にもらってもいいんですか?僕たちお金とか持ってないですよ。」

カノンがフォーギンに聞くとフォーギンは高らかに笑いながら

「いいんですよ。この村に来た事、ここで会った事も何かの縁ですし、俺からのプレゼントです。」

その言葉にカノンは答える。

「ありがとうございます。お言葉に甘えてありがたく頂戴します。」

カノンは片手剣と盾を、アスカは弓をもらった。

その後採寸をして、自分たちに合う防具を作ってもらうことになり、

「おぉ、これは凄いな。ぴったりだし、かっこいい。

アスカはどうだ?」

「うん。私も凄いと思う。とてもありがたいね。」

その言葉にフォーギンが返す。

「こんな事はどうって事ないよ。また来てくれると俺も嬉しい。これからの冒険を頑張ってくれ。」

カノンとアスカはお礼を言って村を出た。







みなさま、はじめまして。

Suzukoというものです。

この度IGWこと「異世界ゲームワールド」というタイトルで小説を書かせていただきました。

何もわからない初心者です。

もし読んでくださった方がいれば良いところ、悪いところなんでもコメントしてください。

これからの自分の励みになりますし、話ももっと良くなると思います。

まだまだ至らない自分ですが、よろしくお願いします。

続編を書いていく予定ですので応援をしていただけると幸いです。

1話を読んでいただきありがとうございました。

次もよろしくお願いします。


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