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 たぶん勇者召喚に巻き込まれた。今いる場所は古い祠ぽい。

迷惑なことに友達と遊ぶのが3年ぶりで、舞い上がって電車に乗ったらこれだ。

勇者召喚をするのが悪いことだとは言わない。

けどさ、呼び出すタイミングを考えろ!。

なんでこんなにタイミング悪いの。遊んだ帰りにしてくれよぉぉぉ。


「あっあのー」

「なんですか!」

強く言ってしまった、少女が涙目になっている。

「皆はもうここを出ましたよ。」

「そうなんですか。さっきは強く言い過ぎました、すいません。ところで名前は何でしたっけ?」

鳴海憐(なるみ れん)です。状況確認の時に皆で自己紹介しましたよね!」

してた気がするけど全然覚えなかった。状況確認でなに話したっけ?




~~~~~~~~~~~

 俺は起きると3人が倒れていた。息をしているか確認して落ち着いたところで3人は同時に起きた。

数分の沈黙の中、爽やかイケメンが言った。

「いまなにが起きているか分かる人はいるかい。」

爽やかイケメンが俺を含め3人に言った。

もし今の状態が俺の知っているものなら、

「ステータス」

と小声で言った。違ったら恥ずかしいもん。


_______________________________________

ステータス


 名前 時雨 竜輝 

スキル

 家事

 その他


称号

 呪われし者

 巻き込まれた者

 異世界人

 その他

_______________________________________


え...本当に?異世界?まじか。

地球より楽じゃん!

なんの縛りもない!

あれ、皆は何か話している。

まあいいや。


興奮した自分を抑え俺は皆に言った。

「俺は時雨 竜輝。たぶん、ここは異世界みたいです」



~~~~~~~~~~~~~

って俺、自己紹介したけど、他人の話しは聞いてないから覚えてるわけがなかった。

異世界と言った時、鳴海さんと最後の一人、ヤンキーは唖然としていた。

イケメンは一瞬嬉しそうだったので、アニメやファンタジー小説が好きだけど隠すタイプのようだ。

あの後イケメンが仕切り、すぐにここから出ようと言う話しになっていた。


 鳴海さんと二人で歩いていると、

「ねえ、なんでここが異世界と思ったの?」

「ステータスと言えば分かる。」

「ステータス?え...」

見たいけど見ない方がいいだろう。あとで見せろとか言いそうだし。

俺は自分のを見せるのは好きじゃない。

独占欲が強くて。

「これ何なの。」

恐る恐る聞いてきたが現実は変わらない。

「勇者、異世界人って......」

 あ、やっぱり巻き込まれたんだ俺。






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