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第220話「閉じた会議」

 夜。


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 王城内部。


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 会議室。


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 短い報告だけが続く。


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「……異常なし」


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「……変化なし」


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 誰も頷かない。


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 安心しない。


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 変わらない。


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 それが。


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 もう異常だった。


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 一人の騎士が。


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 小さく息を吐く。


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「……いつまで」


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 誰も答えない。


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 答えを持たない。


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 一方。


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 最上階。


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 ヴァルディスは窓を見る。


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 広場。


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 ゼル。


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 まだいる。


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「……人は」


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「……終わりの見えない沈黙を嫌う」


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 小さな声。


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 近くの騎士は。


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 何も言えなかった。


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(次話へ)


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