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10話 相変わらずなキラキラ具合メイ!

メイ「おはよう♪」


女子軍団「あ!メイー!おはよう!」


男子軍団「どぅぁ!おはよう!!!メイさん!」


クラスには人気者が一人いる!


それが…メイだ。


ピンクがかったブロンドに派手すぎない

ツインテール…。


優しく天然な所もあるがそれがいい…。


少し大人っぽく勉強もテニスなども出来る。


ハリセン「あいつ凄いよなぁ…人気者なのがよう

分かるわぁ…」


ハリセンは相変わらず訛った口調でメイを語る。


本好「あそこまで勉強が出来ると…俺も少し

ライバル意識出ちゃいますね」


ターク「そっか…お前勉強出来るキャラか」


本好「キャラ?」


本好の頭上に?が浮かび上がる。


ターク「おー…なんでもないなんでもない…」


タークはその?を手でかき消しながら誤魔化す。


佐川「にしてもターク…知り合いだろ?紹介してくれても良いんじゃねぇの?」


ターク「紹介ー?お前らを?うーん…」


ハリセン「普通に考えて独り占めなんてありえへんで!?」


ターク「違う違う…あいつ人気者なんだからお前らから話しかけるだけで対応してくれるって…」


ハリセン「いぃー…それは…」


佐川とハリセンは分かりやすく縮こまる。


ターク「なんだよ…」


ハリセン「明らかにオーラが凄すぎんねん…」


そんな会話を離れた席から黒いサングラスを身に付け観察している人物が一人…秋月だ。


秋月「…(メイちゃん…かなり強敵…はぁ…)」


秋月はサングラスを頭の上に上げて考える。


秋月「…(私もメイちゃんみたいになれたらなぁ♡

タークくんに話しかけて…♡デートして…♡)」


メイ「ねぇ秋月さーん♪」


秋月「は…はひっ!!」


秋月は突然話しかけられた事に驚いてしまう。


秋月「な…なに…?」


秋月は念のため笑顔をメイに向ける。

秋月の特技は作り笑顔だ。


メイ「秋月さんとはまだ話せてなかったなぁって…

思って♪私メイって言うよ♪よろしくねっ♪」


秋月「…(っ…絶対に知ってるのに自己紹介してきてる!)」


秋月はメイの謙虚さに50%なんかのダメージを受けた。


残りヘルス!50%!


秋月「…(これなんのヘルス!?

0になるとどうなっちゃうのぉ!?)」


メイ「でさぁ♪!今日放課後暇かな!♪

私秋月ちゃんとクレープ食べに行きたいなぁ♪」


秋月「…(油断してたらちゃん付けになった…!)」


秋月「え…えぇー…♡で…でも…♡

私なんかでいいの…♡?…その…もっと男の子とか

と行った方が…メイちゃんはいいと思うのに…」


最後の方は少しずつ声が小さく行ってしまった…。


目の前の大きなオーラに押し潰されそうだった。


メイ「男の子?」


メイは少し不思議そうに顔を傾げてくる。


秋月「ほ…ほら…タークくん…とか…」


メイ「ターさん?…あ…確かにっ…あの人まだ

誘った事ない…」


メイはハッとしたようにする。


メイ「で…でも…緊張…しちゃう…」


秋月「…(っ…まさか…メイちゃんも

タークくんの事…)」


メイ「私男の子あんま誘えないから…」


ズザザザザザザ!


セーフ!


秋月の中では野球でスライディングしどうにか

セーフに持ち込んだようだった。


秋月「…(危ない…タークくんには彼女いるんだし…

もっとライバル増えるなんて絶対NG…!)」


メイ「ま…とにかく♪!秋月ちゃん!どうかな?」


秋月「…ん…行く…行きます…♡」


秋月はどもりながらも行くことをしっかり意思表示するのであった。


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