羨望を満たすまで
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15ではありません。
たまに書きたくなるネタです。
今のブーム的にあと二本くらいプラネタリウムネタを書きたいです!! 書きたいです!!(二度目)
三緒様と幻想奇譚!!
この間、一人街中を歩いて思った事。それを見て、何だかとっても、とっても羨ましく思った。だから――。
「デートがしたいです」
「別に構わねぇけど」
キッチンでせっせと珈琲を作る彼にいそいそと抱き着き、媚びるようにお願いをした。すると彼は大して驚いた様子もなく、淡々とそう答えた。嫌がる事も、面倒臭がる事もなく、背中に手を回して腰を撫でてくれる。
「今から行くか?」
という訳で、私達は今プラネタリウムの中に居る。ドーム状の丸天井の真下、扇状に並んだシートに腰掛けて、共に空を見上げる。デート用の座席もあるようだったけど、別に君が傍に居てくれれば良い。もちもちクッションよりも、硬い君の筋肉に包まれたい。暖かいし。
後ろに誰も居ないことを確認し、座席を倒す。寝転ぶ様な状態で、空を見上げた。まだ準備段階。プロローグとして流れ落ちるのは桜の雫。……今度は一緒に手を繋ぎながら、お花見したいな。
「突然だな。お前から誘うなんて」
「んっんー。んん」
そだろうか? 私からも結構沢山誘っている気がするのだけど。まぁ良いや。この際、寝ている最中に抱き着いた事とか、浴室に入り込んだ事とか、そう言うのは無しにしよう。
でも一つ理由を上げるならば……嫉妬、羨望、そんな処かも知れない。
「一人で街中歩いている時にね。沢山恋人達見たの。一緒にご飯食べてた。こうやって人工空を見上げて、凄く他愛のない話してたの。……羨ましいなって」
私も……同じ事したいなって思った。君と同じ様に食事を囲みたいし、一緒に綺麗な物を見たい。家の中でも沢山してきたけど、でも一人で歩いて居た時、寂しくなってしまった。
別に今までのが嫌だった訳じゃない。比べるのも……なんか変。でも……こうしたいなって思った。沢山、見せたいと思った。
「お前が満たされるまで幾らでも付き合ってやる」
そう言うと、肘掛に乗っていた手の上に暖かくてゴツゴツした物が乗った。其れは私の指の隙間を埋める様に包んで来た。顔を横にする。彼は決して此方の方を見ようとはせず、ずっと丸天井の桜を眺めていた。
「上映中も……こうしていて欲しい」
「手汗かいても勘弁な」
空が黒くなった。流れ落ちるCM。共に見る空は既に形を変えて。
今回のテーマは視線です!!
相手に対して求める時って多分、多くの方が顔を見て願うのでは無いかと。
そして今回彼女さん、相手に愛を求めて居るので、顔を見る描写が結構あります。まぁ、ちょっとメンヘラ入ってるので。
それに対して彼氏さん。彼女と向かうべき方向は一緒。
だから、同じものを見る為に視線をあえて前にしてます。
顔は見ません。
これから先も、同じ道を見て、共に歩みたい。阿吽の呼吸でありたい。という一種の比喩表現です。
とある『愛する』という名言から受けて書きました。
同じ方向を見る事らしいです。私はまだ難しい( ˘•ω•˘ )
ちなみにこの考え、神様の話でも沢山出したいなと⸜( ˙▿˙ )⸝
梅香の君との会話って、あんまり視線を合わせたく無いのです。
見るべき物は同じ共通の目標でありたいので、相談の際は真っ直ぐ、読者様の方を見て欲しいですね。