最終章 供養について
ペットを亡くした後、お墓やお骨、供養の事で悩む人は多いのではないだろうか?
ペット葬祭で葬式をして、ペット霊園に納めて、彼岸には供養をする。
このパターンも増えてきた。
そこに、飼い主さんの愛情がこもっていれば、
『僕の為にしてくれて、ありがとー!!!』と、ペット達はニコニコ笑顔で、
〈飼い主さんの気持ち〉を、受け取っている。
わかるかな?
供養をしてる〈飼い主さんの気持ち〉を、ありがとうと受け取っている。
逆に言えば、そこで奏上しているであろうお経は??
『何言ってるか?わかんなーい!だって、無宗教だもん!』である。
7回忌の案内が来たのですが、いつまで法要すれば??
お墓が無いとダメですか?
ペットのお墓が遠くて、お墓参りに行けないのですが、怒ってないですか?
などの質問を受ける。
大丈夫です!
ペットの葬式をしなくても、法要をしなくても、
お墓がなくても、お墓参りに行けなくても、何の問題もありません!
貴方の大事なペット達は清々しく!あちらの世界に上がっているのだから。
〈ありがとう〉〈大好きだよ〉の気持ちがあれば、それだけでいい。
生きてる時は、目一杯の愛情を注ぎ、
旅立つときは、感謝の気持ちで見送る。
結果、ペット達は、大満足して元の世界へ帰っていく。
そして、次の転生を迎えるまでの間、
ニコニコ笑顔で飼い主さん達を見守っている。
そこには、葬式も法要もお墓も墓参りも、何も存在しない。
あっても無くても、何の支障も起こらない。
それでも、何もしてないのは気が引けるという貴方。
ペットの1番元気な頃を思い浮かべて、
〈私の所に来てくれて、ありがとう。大好きだよ〉と、
感謝の気持ちを伝えましょう。
それだけで充分。
『僕も大好きー!!ありがとうー!!』
姿は見えなくても貴方の隣で、そうだよね〜って笑ってみてます。
〈ごめんね〉は、3回まで。
ずっと謝っていると、折角上がった魂が、
飼い主の未練の鎖に縛られて、引きずり下ろされます。
供養したつもりが、成仏を邪魔してる。
謝罪よりも、感謝を。
ペット霊園が無くなって…と、困った事態になった飼い主さんへ。
動物達は、大体7年位で転生の準備に入ります。
法要を続けていても、もう別の命を満喫してるかも??
(転生してても、前の名前で呼べば答えてくれます)
不足の事態になっても、ペット達は何も困らないので、ご安心を。
一番悩ましいのは、遺骨をどうするか?だと思う。
いつかは、自然に戻すのが良いんじゃないかな?
笑って思い出せるようになった頃、そっと庭に埋めるとか、
ペンダントに入る分だけ、そっと残しておくとか。
こうしなければならない.というセオリーは無いので、
自分達が出来る事を、感謝の気持ちを込めてやる。
それだけで、良いのです。




