27.黒猫ララ、看板猫になる
多少の小競り合いはあるものの、概ね平和に過ごす3猫ズ。
ふと思いついたお母さんが、ララちゃんを仕事場へ連れて行った。
初めての仕事場で、初めて会うお客様。
逃げて隠れるかも?の予想を覆し、
『いらっしゃいませ〜♪ ヨシヨシしますかぁ?
足元に乗るサービスしますね〜』
などと、初日から猫カフェ真っ青の接客っぷり!
お客様もお母さんも、大!絶!賛!!
同じ猫と思えない位に、ララちゃんの顔が可愛くなった。
険しく釣り上がった目が、丸みを帯びた普通レベルの眼に。
何で??
『あのね、アタシ思い出したのよ!
お母さんの所にきたのは、偶然じゃないの。おじいちゃんから、
「孫の手伝いしてくれないか?」って、頼まれてたのよ〜。
アタシ、頑張る〜♪看板猫になる〜〜♪』
黒猫ララちゃんは、看板猫になる為に、お母さんの所に来たそうな。
そっかー。来るべくして、お母さんの所に来たのか。
接客は天職なんだな。素晴らしい!!
君の気の強さは、接客猫には必須条件。
最大の短所が、最大の長所になったねぇ。
あれからララちゃんは看板猫のエースとして、日々接客に勤しんでいる。
ララちゃん曰く
『どのタイミングで、お客様の足元に乗り降りするか?
お客様は猫じゃらしで遊びたいのか?写真を撮りたいのか?とか、
接客の終わり際の見極めが難しい。』
最近は、姉猫ズも仕事場に出勤している。
姉さん曰く
『こんなに疲れる事、やってたのね。頑張ってたのね。』
と、姉猫ズに見直される事となり、仲良し度がUPした。
看板猫のエースを背負って、今日もララちゃんは出勤です!




