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蒸せるような暑さと充実と幸福を

作者: ラディッシュ

 只浮かれていただけだったのかも知れない。裏でこう思われていたなんてありもしない事考えて勝手に悲壮感に酔いしれてる。

 この世に完璧な聖人なんていやしないのに求めてしまう。こう思っているうちは同性と関わることすら難しいだろう。自分を肯定してくれる人間というのは行動しない限り手に入れる事はできない、 ましてや行動が怖いと宣う自分は孤独のまま終えるだろう。

 友人として遊ぶなら女性は合わない。意識して目を背けようと恋愛という厄介なものが付き纏う。自分は一時的な寂しさを紛らわす、 都合の良い愛玩具がほしいだけなのかも知れない。恋愛というのは建前なのかな。

 これが本当なら自分を心底軽蔑するし、 これから会話する女性が気の毒すぎる。

 退廃的な空間で蒸れるような暑さのなか抱き合っていたい。そこで只生きるために、 将来なんか考えることなく思考停止で、 そんな惨めな妄想をしていると涙が出る。女性の暖かさに触れたい。

 おそらく自分は依存体質だということを自覚している。もし同性だとしても、 その人といて心地良いと判断したときは甘えるだろう。

 三年は引きずった。これが異性という形で仮に彼女だとしたら自分はどうなっていただろう。向かえる最後は自殺、 引きこもり、 投獄、 精神科、 チキンで厨二病な自分は引きこもりを選ぶだろう。無気力なまま時だけが過ぎていくのが目に見える、 今と変わらないかw。


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