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カエルの子  作者: おしぼり
17/34

新兵器

 いつもの輸送船のブリッジ。

 ブリッジ内にはエリカさんとアイラさん。そしてモニターには、船の横にいるトーカさんが写っている。

 

「どうですか、トーカさん?」

『ちょっと待って。もう少し』


 トーカさんの機体が手に持ったスコープを目元に当て調節する。

 

『OK、見えたわ。どう?』

「こっちも映像来ました」

 

 トーカさんの見えている映像がこちらに送られてくる。

 そこにはエムズと接敵する正規隊が写っていた。

 

「さすがに連中も用意してきたわね」

「あれがそうなのか?」

「おそらくね」


 アイラさんの質問にエリカさんが答える。

 二人が話をしているのは、おそらく対ハーピィ用の兵器だ。

 展開している正規隊の機体の広報に巨大なスピーカーのようなものを運んでいる機体が見える。


「この間の星川という男に渡したデータの、ですか?」

「そう。あれでハーピィの歌声にも対抗出来るはず。連中のことだからもう少し開発に時間がかかるかと思ったけど、流石に用意してきたわね。もしかしたら私のデータを見るまでにある程度は出来ていたのかもしれないけどね。それにしても不格好ね」

「同じのがトーカにも付いてるんだろ?」

「そう。もっと小型のをね」

『まぁあんなデカいものを担いで戦えないわよね』

「まさに軍楽隊だね」

「まぁ音は聞こえないけどね」

『戦闘が始まった。善戦してるみたいね』

「これで多少は平和になるんですかね?」

「また新種でもでなければね」

『私もそろそろ準備するわ』


 トーカさんはそう言うと、すぐそばの宙に浮かせていたライフルに手に持っていたスコープを装着する。

 

「ちょっと待って!」


 そこでエリカさんが叫ぶ。

 

『どうしたの?』

「これは、、、新手よ」

「新手?」

「3時の方向。どこから現れたんだ? これは面白いわね」

『わかった。行ってくる。タッド、船を下げて』

「はい。トーカさんも気をつけて」

『大丈夫よ』


 そう言うとトーカさんは、新たに現れた敵の方へと向かっていた。


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