声はどこへ響くのだろうか
最近になってようやく受験生として、の自覚が芽生え初めました篠崎ハルですバリバリ男です!こいうのって教えない方が作品の深味って増したりするんですかね?さて、僕自身初めて小説を書いてみたので出来栄えは自分ではあまり評価できませんwwwですので読んでから感想お聞かせください!
色付くように色褪せていく―――――――
なぜだかは知らないが俺はそう感じた。正確に言えば木々は紅葉していると言った方が正しい。痛いほど照りつけていた太陽はほんの少しだけ控えめに光を放つ、「秋が来たとでも言たいのか?」などと暇をもて余した俺はポツリと呟く、そんなはずは無いと知っているのだけれど。俺はもうすぐ受験をひかえている中3
だ。当然、受験勉強もしなければならない。しかし何と言い表したら良いのだろうか?これから受験する学校は別段偏差値が高い訳ではない、高い訳ではないのだ。なら一体何が問題なんだろうか、そう、俺は頑張ることや、気合いを入れるといった前向きな事がとことん嫌いで、中学生であれば毎年やる、というよりはやらされる合唱や文化祭などの学生ならではの「これが青春だ!」とでも言わんばかりの面倒事を全てあの手この手でことごとくサボり抜いてきたのだ。他人が嫌いなのではなく、他人が汗水垂らして取り組むあのキラキラとした空気が嫌いなのだ、だからその場にいる何もできない自分がどんどん惨めに感じられて逃げ出した。思えばそこからこの陰湿な性格へと変わってしまったのだろうだが昔は昔で、今は今だ。忘れるとまではいかずとも少しは前を向こう。
「よし!勉強でもするか!」
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「無理、まじ無理、やりたくない発作起きそうだわ」
まただ、自分でもわかるくらい短いとにかく短い!
「まぁ、5分もやったし、頭よくなったかな?」
ちらりと時計に目線を送る、首が倍速なんじゃないかと思うくらいの勢いで元の位置に帰ってくる
「みっ、見なかったことにしよう。」
突然睡魔が襲ってくる、どうにも睡魔には勝てないらしい。意識が遠退く
「明日休みだし、このま・・・ま寝ても・・いいよな。」
完全に意識がとんだ、というよりこの場合は墜ちるが適切だろうな。そんなことより明日は平日である、ということは当然学校もある。大事なとこはいつも抜けてしまっていたが、それなりに楽しく過ごせていた。
前書きでも述べた通りものすっごいぺーぺーですので「この辺がだめだ!」とかありましたらご指摘くださると幸いです!主人公なんですが若干日常からインスピレーションを受けて浮かんだものを書き綴ってみました。アドバイスがあると本当に嬉しいのでよかったらお願いします。それでは!