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隣の女神様4 スーパー女神様御鏡静奈の大冒険 ~御鏡静奈と彗星伝説~ 全63話 完結しました!  作者: あいぴ


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その28

◇◇◇◇◇◇ その28


美奈が発言した。


「上部団体のムーンには、アドミニストレータが空席になったことは連絡してあるわ。」

 和子が落ちついて発言した。


「当面の間、ライフはこの3人がトップとして協同運営していくということでいいわね。」

 洋子がいう。


「ムーンの規則で、500人の会員を手中にしないと、アドミンストレータにはなれないのだから仕方がないわね。それとも3人の名簿を公表して一つにするのがいいかしら。」

 二人を挑発するように美奈が言う。


「ここまで苦労してきたんですもの、それはできないわ。」

 洋子は否定的である。


「そうね、ここまで登るのには大変だったわね。それじゃあこうしたらどうかしら。」

 和子が提案の許可を求める。


「なにか和子さんに名案があるようよ。」

 美奈は攻撃的である。


「追加分として150人最初に集めた人が、みどりさんの跡をついで、ライフの後継者になるのはどうかしら。」

 和子の提案である。


「150人集めるのは結構大変よ。」

 洋子がいう。


「でもこれから1年あればできるわよね。どうせ皆さんだって隠し玉は持っているんでしょ。」

 和子の一言で二人は黙った。


 隠し玉とはライフに公表していない会員のことである。規定人数が集まるとアドバイザーを増やして自分のグループの勢力を一気に拡大することができる。人数が集まる前に公表してしまうと警戒されてしまうので、トータルアドバイザーにとっては最大の秘密事項である。


「そうね、それが一番公平でしょうね。」

 洋子は納得したらしい。


「美奈さんも異論はないわよね。それではムーンにはそのように報告しておきましょう。」

 浅野和子が議論に結論を出して終止符を打った。


 ライフは会社組織の形はしているが、普通の会社とはかなり違う運営方式である。今まではみどりが社長で和子、美奈、洋子の3人が専務取締役であった。しかし、3人は決まった時間に出社して仕事をしているわけではない。それぞれが自分のグループの人数をいかに増やすかに熱中し、競いあっている。


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