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15話補足:DHAってどういう意味?
DHA=ドコサヘキサエン酸は有名ですが、ときおりエン酸を塩酸と間違えている方が見受けられます。
正しくはドコサ+ヘキサエ+酸(脂肪酸)です。
DHAは英語で書くと、『Docosa hexaen oic acid』
⇒6つ(hexa)の二重結合(ene)を含む22個(docosa)の炭素鎖をもつカルボン酸(oic acid)
EPA=エイコサペンタエン酸=『eicosa pentaen oic acid』も同じで、
⇒5つ(penta)の二重結合(ene)を含む20個(eicosa)の炭素鎖をもつカルボン酸(oic acid)
健康診断などでは『オメガ3必須脂肪酸(n-3系列脂肪酸)』とまとめて記載されますが、こちらの記述であれば(特に高所得者向けの体調管理で)見たことのある方も多いのでは?
ちなみにこの『n-3系列脂肪酸』ですが、魚からよくとれるのか他に、イワシ酸(テトラコサヘキサエン酸)、ニシン酸(ドコサペンタエン酸)などがあります。
参考:IUPAC命名法/数詞
https://ja.wikipedia.org/wiki/IUPAC命名法