表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/14

4話補足:クロマグロの色覚

人の色覚は3色型色覚と言われています。

赤視物質(R) / 緑視物質(G) / 青視物質(B)


ですが、一部の魚は上記の3色に【紫外光】を追加した、4色型色覚と呼ばれる色覚をもっています。(紫とはいっても紫外線光ですが)


2013年のゲノム研究で、マグロもこの4色型色覚を持ち合わせていることが判明しました。


※長らく、マグロは色が判別できないとされてきたため、【色が識別できない】と書いている書籍やサイトもあります。


下に示す資料のなかで書かれている視物質(オプシン&ロドプシン)はそれぞれ

SWS1:青-紫外線型 / M/LWS:赤-緑型 / RH2:緑型 /SWS2:青型 / RH1:桿体型(光の強さ)となります。


そう考えると、彼らには人間とは違うものが見えているかもしれませんね。


なお、この4色型色覚ですが、実は人間にも10%前後いるとされています。(特に女性が多い)

気になる方は【4色型色覚チェックテスト】で検索してみてください!



参考資料

-----------------------

2013年7月19日:太平洋クロマグロ(以下 「クロマグロ」)の遺伝情報全体であるゲノムの全ての塩基配列の解読に取り組み、クロマグロの全ゲノムの解読に成功

http://nrifs.fra.affrc.go.jp/ResearchCenter/5_BB/genomes/Tuna_DNAmicroarray/index_j.html

(中央水産研究所)


2013年7月2日:太平洋クロマグロ全ゲノムを解読、クロマグロは微妙な青緑色の違いを認識

https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2013/07/research-highlights_ja/20130719.html


https://www.nig.ac.jp/assets/images/research_highlights/PR20130719.pdf

(国立遺伝学研究所)

-----------------------

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ