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始まり

最初はまだ少なめです

次回から多少文字を多くしたいと思います





「あー、今見たのって前世なのかな?」

俺、今5歳の少年の姿をしている

ん?言葉遣いがおかしいって?

今18年分の人生を取り戻したからな

そりゃ合計23歳がぼくちん、なんていってたら怖いだろ、常識的に考えて


・・・いや記憶のないときの一人称は「僕」だけどな

例えば話だ。例えばの


・・・決してぼくちんなどと言っていない


そして前世の記憶があることによって分かったことがある。

此処は前世の世界じゃないという事

また、女社会が形成されているということだ


仕事に行くのは母で、家で待つ父

母の性格は強烈だが、父の性格は温厚

そんな家庭だからか赤ちゃんプレイはしないですんだ。


していたら悶え死んでいたと確信している。

まあ、まずそんな家庭は中々ないがあることには日本にあるのだろう、

そう思う人も多いと思う

しかしスーパーにいる人物はほとんど男

井戸端会議もほとんど男


この国の名前は日ノ本女帝国ときている。

あ、ちゃうな  これはちゃう

って思っても仕方がないだろう?


まあとにかくこれからどうしようか悩んでいる時に声をかけられた


「カズ?どうしたんだい?急に立ち止まって」


この人が父親だと瞬間的に理解できた

どうやら今世の記憶もある程度残っているようだ


まあ残っていることは分かっていたが齟齬はないようだ


「んーん!なんでもない!」


前世の記憶が戻った言うのは避けた方がよさそうだと思う。

嫌われたくないという今世の思いが俺をそうさせているのかもしれない


とにかく父の元へ向かうとしよう。

「今日はねぇ、もやしの特売日なんだ!」

嬉しそうに笑いかけてくる父

まだ五歳の俺はそれにどんな反応をすればいいのだろう

そんなに嬉しそうにもやしの話をされると、なぜだか少し虚しい気持ちになってくる



前世の倫理観や俺の中での親父は背中で語る、という寡黙な感じのイメージが決壊していくのがわかった


俺は苦笑いを浮かべつつ父と共にスーパーへ向かった

見てくれてありがとうございます!

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