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袋晄司、自己救済のための回想:日曜日 後篇

「さあ、盃を交わそうか」

 ざらめは一枚のコインを俺に差し出した。暫く固まっていた俺だったが、彼女の行動の意味を理解してお守り袋を開ける。そういえば、そんな話だった。主従契約を結ぶべくコインを交換しようという話で、こんな騒ぎになってしまったのだった。

 彼女のコインを受け取り、俺のコインを渡す。ざらめは笑顔だったが、俺は放心していて特に反応を返せなかった。

「では勝負の準備にとりかかるぞ!まずはルーレットを持って来い!」

 白丈宮が手を叩くと、一階の奥からソレが運び込まれる。それは見事な意匠が施されたルーレットウィールだった。賭け事の道具というよりは、美術品のようである。というか、台座が既に豪奢で高そうだ。外枠に掘られた優雅な鷺や鷲には白丈宮の趣味が見える気がした。

 スタイルは定番のヨーロッピアン・タイプ。輪になって並ぶ数字は、全部で三十七。

「よし、コージ、いいぞ」

 俺が何のことかと悩んでいると、ざらめが言葉の意味を示す。

「もう賭けて良いぞ」

「賭けて良いって、チップは何処だよ」

「持っているじゃないか」

 ざらめが俺を指した。正確には俺の手の中を指し示した。開くと、先ほど交換したドイツ硬貨が鈍く光った。そうか、これを使ってゲームするのか。この一枚は、つまり俺の命か。

「そのチップを、ルーレット上の好きな数字の上に置け。それがそのまま貴様の選んだ数字になる」

 なるほど、と俺は思った。理不尽なゲームだ。ポケットにチップを乗せてしまったらその分窪みが浅くなって、ボールが入りづらくなる。

「賭け終わったらディーラーにボールを渡す。ああ、でも、こちらで用意したものは勝負の前に優雅が確認するんだったか」

「いや、構わないよ」と白丈宮が言う。彼の隣で控える老紳士は不満そうだったが、白丈宮は言を変えなかった。

「ここまで来たら野暮だろう。続けてくれ」

 彼らの顔を眺めていて、俺はようやく「やるしかないのだな」という実感が湧き始めた。もう誰も俺の意思なんて確認しないし、誰も俺の命なんて心配していない。今この場の空気は、一回勝負のルーレットを完遂することのみに集中している。大きな渦ができていて、それに逆らうことは許されていない。やるしかないのだ。もう俺はこの生命のワンコインをベットするしかない。

 俺は顔を上げ、ルーレットウィールに視線を向けた。

 問題は何処に賭けるかだ。勝負は一度、失敗は許されない。どこか少しでも確率が高い目はあるのだろうか。たとえば台が傾いている可能性はないのだろうか。白丈宮が作らせた美術品めいた代物だ、そういった部分が疎かになっている可能性はある。あるいは何か細工がされてはいないか。人の心理を逆手に取ったような調整を潜ませているとは考えられないだろうか。思索に埋もれることで、徐々に頭が冴えてくるのが自覚出来た。考えろ、命を繋げ、俺が取るべき一手は、いったいどうすればこの状況を――。

「どうした、コージ!」

 ざらめがハッパをかける。

「早く決めろ!」

 俺はその言葉に驚き、少し経って眉を寄せた。待て。今の言動はおかしくないか。今は時間を使える最後の場面なんだぞ。結局この舞台は、黒丈門ざらめと白丈宮優雅の一本勝負として設けられたものなんだろ。だったら俺が負けることはざらめだって好ましくないんじゃないのか。それなのに、考えを疎かにしろと要求したのか。

(・・・いや、そうじゃない)

 逆に考えるんだ。ざらめは俺を信頼すると言っていた。ならば彼女は、俺が彼女を裏切らないと思っている。負けるはずがないと考えているということになる。絶対のないギャンブルで絶対を持ち出すということは、即ちそれはギャンブルの外側に必勝の策があるということに他ならない。

 俺は再びルーレット盤を見た。番号を一つ一つ確認する。特に変わった所は見当たらないが、たとえばざらめが、この数字の内の一つに絶対に落ちるような仕掛けをしているとしたらどうだ。手で触れて確認したいが、仕掛けが露呈したらまずい。この一週間で、彼女がそれらしい数字を言ったことはあったか。

(・・・ないな)

 せいぜい「コージ」をもじって「52」と呼んで笑っていたことぐらいだが、そもそも数字はゼロから三十六までだ。ならざらめの誕生日の二月十四日はどうだろう――駄目だ、二か十四か判断がつかない。

 数字、つまりベットされる側に仕掛けがないとすると、ではベットする側に仕掛けがあるということだろうか。俺は握り拳を再び開いた。

 このコインに仕掛けがある?

 ざらめはこの一週間で何度も俺にコインを手放すなと念を押してきた。それはこのコインが勝つために必要なキーアイテムだったからなのだろうか。

 人が近寄ってくるのを感じ、俺は顔を上げた。瑪瑙さんが未来を決めるボールを持ってきたのだ。

『我々の未来』

 俺は突如ざらめの言葉を思い出した。間違いない。艶があり滑らかだが、あれはざらめが木曜日に教室で見せたあのボールだ。ということは必然的に、このギャンブルに深く関わる仕掛けということになる。ボールと鉄貨。わざわざルーレットの上に置かれるチップ・・・。

(磁石か)

 確信があった。あのボールには磁力があるはずだ。細かい調整を行い、ウィール内を回転後、ベットした鉄貨に違和感なく引きつけられるようになっているに違いない。鉄貨はどの数字に仕掛けても関係ない。だからざらめは数字に迷う俺を一喝したのだ。

 ならば、俺はこの鉄貨をただ盤上に乗せるだけで生存が決まるということになる――。

「・・・・・・」

 ――いや、待て。それはこの鉄貨が本物(・・)だったらという話だ。俺は一週間の内にコインを何度も手放している。ついさっきだってざらめと交換してしまったばかりだ。月曜日にもらった一枚目は、いったい今どこにあるのだろうか。手中のものがそうか?


 ざらめの気が立ってきているが、何とか時間いっぱい粘って考えてみようじゃないか。とりあえず、この一週間で同じコインが三枚登場したことが分かっている。こんがらがってしまわないよう、便宜的に三枚のコインに仮称をつける。まず白丈宮が保有する本物のコインを「白コイン」、黒丈門に贈られた偽物のコインを「黒コイン」、そしてざらめが持っていた謎のコインを「第三コイン」とする。これを念頭に、3つのコインの動きを思い出す。

(手始めに、まず俺が持っていたコインだけど)

 先ほどざらめに渡したコイン、あれが俺の手元に来たのは金曜日のことだった。白丈宮から受け取ったのだから、あれは白コインだ。

『君には週が終わるまでに再び会うつもりでいたんだよ。そして恐らく、まだ会う機会がある』

 雷に打たれたように奴の言葉を思い出す。そういえば、アイツはこの勝負のことを知っていた一人だ。だったらアイツがコインを主従契約の道具としてチョイスしたのにも、何らかの意味があった可能性も出てくるんじゃないか。白丈宮優雅も、この一週間で独自に工作活動を行っていたのでは。

(・・・そうか!あの野郎、そういうことか)

 月曜日、俺は白丈宮にコインを見せた際、彼は同じコインをもう一枚手品のように出現させた。その後、俺にコインを返却してその場を後にする。十中八九間違いなく、白丈宮はあの時俺とコインを交換している(・・・・・・)

(どうりでコインが重くなったと思ったんだよ)

 ざらめから贈られたドイツ硬貨は、白丈宮製のチタン硬貨だ。重さに違いを感じたのは錯覚ではなかったのだ。恐らくあの日、白丈宮はギャンブルに向けて黒丈門側が何を仕掛けてくるか探るため学校にやってきた。そして俺が受け取ったコインに目をつけ、その仕掛けを推測するためにコインを回収(・・)した。白丈宮が白コインを持ち歩いていた理由までは、俺の回想では遡れないが・・・。

 ということは、月曜の時点で俺の持っていたコインは白コインということになる。同時に、その日ざらめに渡され、金曜日に白丈宮の手から再び俺の下へ戻ってきたコインが偽物であることも確定出来る。先ほどの磁気探知機をくぐり抜けたからだ。つまり俺が彼女に手渡したコインは磁性がなかったことになる。鉄ではなかったのだ。

 ならば今、俺がざらめから受け取ったコインは本物か?いや、そこではない。重要なのは「第三コイン」は本物なのか、だ。

 俺はざらめの挙動を辿った。先ほど俺が社会的死を迎える前、先に盃の契りを持ちかけてきたのはざらめの方だった。あの時の彼女の様子から考えても、身体検査が終わったタイミングで盃と称しコインを交換することは台本として織り込み済みだったと想定出来る。つまり、ざらめは磁気探知機で鉄製のコインを回収されないように、俺にわざと偽物のコインを渡し、その後で同一のものと見せかけた本物を交換しようとした、ということだ。だとしたら、彼女が今日を想定し、月曜に俺に贈ったコインは偽物だったということになる。

(・・・そうなると、ざらめは黒コインが偽物だと知っていたということか?)

 いや、それはあり得ない。直情的なざらめのことだ、仮にもし黒コインを偽物だと看破していたら、すぐにブチ切れて白丈宮に乗り込み、流れで何人か東京湾に沈めている。それがないということは、つまりざらめは黒コインを本物だと思っていたということだ。逆算すると、月曜日俺に渡されたコインは、黒コインとは別の偽物コインということだ。そしてそれこそが第三のコインということになる。


 つまりこの一週間で現れた三枚のドイツ硬貨の内、「黒」と「第三」の二枚が偽物で、「白」の一枚だけが本物だったということだ。

 そして当初のざらめの想定通り、いま俺が握っているこれが本物の方ならば、俺の勝ちということになる。


 果たしてどうだろう。目を凝らしても、偽物かどうかなんて判別つかない。なら重さはどうだ?鉄なら重いはずだ。駄目だ、放心していたから手放した方の重さを覚えていない。俺にはこのコインが本物なのか、確信が持てない。

「どうしました?何か問題が?」

「コ、コージ!」

 どうやらタイムリミットらしい。

 そうだ、どうせもう引き下がることは出来ないのだ。このコインが本物だろうが偽物だろうが、もう変更する機会はない。賭けられる命はいつだって、自分のもの一つだけなのだ。俺はコインを握った手を伸ばし、ルーレットの上に持っていった。そして少し悩んだ末に、数字を選んでコインを置いた。選んだ数字は「1」だった。替えの利かない数だ。これほど相応しい数字もないだろう。

 瑪瑙さんに恭しくボールを渡された。今はざらめすらも黙り、勝負が始まるその瞬間を待っている。

 俺は彼女の顔を見た。少女は真っ直ぐこちらを見ていた。何も知らない子供のように迷いがないその瞳を、俺も見習うことにした。躊躇いを捨て、ボールをウィールの内壁に沿うように投げ込む。初めて投げたが、ボールはしっかり遠心力を得て綺麗に内側を回り始めた。ゴウゴウと硬質な音が響く。まるで心を削られるような音だった。

 これでもうやるべきことはない。もう俺に出来るのは、結果を信じることだけだ。



 ・・・いや、もう一つあった。回想だ。せっかくだ、ウィールからボールがあぶれ、数字を撫で始めるまでの間、最後の回想と洒落込もうじゃないか。その方が回想ばかりの俺の人生に相応しい。いったいどれが本物なのか。記憶を追うことで順序を整理し、その居場所を先に突き止めてやる。


 まずは月曜日だ。その日、ざらめは俺にお守り袋に入ったコインを贈り物として用意した。ある計画のためである。彼女は週末に白丈宮とギャンブルで勝負することが決まっており、その細工の一貫として、磁気探知機に引っかからない偽物の「第三コイン」を作り、それをディーラーである俺に託した。最後の最後で、自分の持っている黒コインと交換出来るように。

 しかし事態は思うようには進まない。プレゼントが済んだ直後、白丈宮がやってきて、俺に託した第三コインを白コインに交換してしまうからだ。この時点で偽物のコインはそれぞれざらめと白丈宮が、本物のコインは俺が持っていたことになる。


 火曜日は飛ばして、水曜日。その日、ざらめはこんなことをブツブツ呟いていた。

『そもそもくっつかないんじゃ、割合も何もないだろうが・・・』

 これは恐らくコインのことを言っている。「磁力を持ったボールを使い、鉄製のコインに引き寄せる」という作戦の下、彼女たちざらめ一派は徹夜でボールの制作を始めた。磁力に引き寄せられたボールが、不自然にコインとくっつくのはまずい。違和感のない絶妙のバランスを目指し、外部に情報が漏れないよう内々で制作する必要があったボールだが、しかしどんなに調節しても肝心のコインと上手くくっつかない。それもそのはずだ。ざらめが本物だと信頼している白丈宮家贈呈黒コインは、そもそも真っ赤な偽物なのだから。制作が難航し、少女はイライラしていた。俺はそのとばっちりを食らったわけである。


 木曜日に移る。放課後、俺はざらめと一緒に黒コインを探し、見つけたコインをざらめに渡してやった。ざらめはそれが俺のお守り袋に入っていたコインではないかと勘繰ったが、程なくして引き下がった。


 最後は金曜日だ。再び俺の前に現れた白丈宮は、俺と再度コインの交換を持ちかけた。ざらめの仕掛けた第三コインを調べ、その意図を突き止めた奴は、今度は日曜までに自分の渡した本物の鉄貨を回収しなければならないことに気がついたのだ。だから俺に接触し、契約という建前を持ちだして違和感なくコインを交換しようとした。そして俺とコインを交換し、まんまと回収に成功したわけである。

 つまり、現在、本物の鉄貨を持っているのは、白丈宮優雅ということになる――。

「晄司君!」

 二階席の白丈宮が立ち上がり、声を張り上げた。

「どうやら僕はフられてしまったようだね!残念だが仕方ない!このコインは君に返そう!」

 そう言うと、奴は手の中で弄んでいたソレを指先に乗せ、勢い良く弾いた。小さな円盤が中空で星のように煌めき、俺めがけて落ちてくる。俺はそれを難なくキャッチした。間違いない。これは俺が渡したコインだ。

「このタイミングでですか」

 命を乗せたチップはもう盤上に賭けてしまっている。今更コインを返されても、もう正しい方を選ぶことは出来ない。こういうところに白丈宮という男の性格が出ているな。だから俺は奴と距離をとったんだ。

 俺はコインを握った拳に視線を落とした。本物の鉄貨は月曜に白丈宮の手から離れ、金曜に白丈宮の手に戻った。そして今再び俺の手の中にやってきた。

 ・・・実は、そういうわけではないのだ。

 握り拳を開く。掌に乗っていたのは、十円玉だった。

『やはり君は面白いよ。物事がよく見えている』

 いやゴメン、別に嘘をついていたわけじゃないんだよ。だって俺、一言も白丈宮に本物の白コインを返したなんて言ってないだろ?

 金曜日に俺がお守り袋から取り出してアイツに渡したのは十円玉だった。袋の中が空っぽじゃ寂しいと思って入れておいたんだ。十円玉を。たしか木曜日の放課後には入れておいたんだったかな。それをあげただけだ。

(俺はヤクザから押しつけられた信頼なんて簡単に裏切れるけど、でも女の子からのプレゼントを人にあげるほどクズじゃないさ)

『お守り袋を太陽に透かした。中のコインを確認しなかった辺り――』

(金曜の時点で俺は白コインを持っていなかった。何故なら、木曜にざらめに渡していたからだ。コインを探せと命令されたものの、俺は全く乗り気でなかった。早く帰って寝たかったんだ。だから自分のコインをそれとなく持ち出してざらめに渡したわけである。何もおかしなことはない。学生らしいキュートなアイデアだ)


 ウィールの内壁を回っていたボールが、前触れもなしにふと軌道を変えた。気まぐれな黒猫のように道を逸れ、枠を外れ、坂を下り始める。急激に勢いが死んでいき、落下地点を定め始めた。盤上を半周もすることはなく、後は墜落を待つのみである。


(そして彼女は本物のコインを手にした。手にした際、すぐに磁力つきのお手製ボールでそれが『自分が渡した偽物コイン』でないかと確かめたら、不思議な事に今まで上手く引き合わなかったボールが見事にくっついた。ようやく鉄貨が機能してざらめは思わず興奮し、ちょこっと感動の声を漏らした。土曜日にイライラがなかったのは悩みの種がなくなったからってことだろう)


 坂をボールが下りきり、転がることもなく、一つの数字の上で止まった。

 数字は見えない。


(彼女はそのまま鉄貨を持ち帰り、ボールの磁力調整を詰めていった。そして本日、完成したボールと共にこの場に持ち込んで、俺のコインと交換した――)


 何故ならそこに鉄貨が乗っていたからだ。


「袋晄司の勝利だ!!」

 二階から歓声が上がる。黒丈門勢力は、今まさに目の前で起きた奇跡に歓喜を抑えきれなかった。三十七分の一を引き当て、新人組員が見事主に勝利を持ち帰ったのだ。ある者は走り回り、ある者は飛び上がって、二階から落っこちた。白丈宮もどこか満足気に拍手している。きっと今夜は宴になるだろう。俺は気を張り過ぎて心身共にクタクタで、さっさとベッドで気絶したかったが、どうせ夜まで付き合わされ、初めての体験をたくさんさせられるに違いない。せめて法律に触れないよう努力しようと思う。

「コージ、勝ったな」

 ざらめが一階に降りてきて、俺に声をかけた。上階の男共とは対照的に、普段通りのサバサバとした態度だ。特に感極まった様子もない。俺が加入表明した時のテンションを考えると、むしろ少し心配になる程だったけど、まぁしかし、要するに、これが彼女の「信頼」ということなのだろう。

「褒めてやる」

 俺の新たな主は、彼女なりに精一杯の信頼を形にした。どうやらこれが、俺が人生を賭けてもぎ取った報酬のようだ。なんとも感想を述べ辛いが。

「でもまあ、死ぬよりマシか」

「なにか言ったか?」

「なんでもないよ」

 こうして俺は生き残り、晴れてめでたく極道になった。

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