特訓開始
・・・誰もいない・・・
何かを感じ、振り返って見るとさっきのでかい針がものすごい勢いでこっちに向かって来る。
『シュッ』すると目の前に神が出てきた。そして針をつかんだ。
『やめろ!!ミリー こいつは俺らの仲間だ これが俺の言ってた仲間だ』
『マジでちゅか? こんな弱そうな男が?』
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ むかつくー ここにはムカつくやつしかおらんのか!!
その前に胸が痛いんですけど・・・
するとだれかが現れた。
女の子で身長は140cmぐらい、ピンク色の長い髪で星のピンどめ、白い白衣のような服を着ている
瞳はピンク色で輝いている。
『こいつは、俺の仲間のミリーだ。 お前の特訓をしてもらう。』
あははははは こんな女の子に、特訓してもらうのか。 あの針もどうせ武器だろう。
『お前!! 今私のこと弱いと思ったデちゅか? フフッ』
すごい余裕な顔で笑われた。 あんな女に負けてたまるか!! 俺は胸を押さえながら、 準備体操をした。
『あぁぁ・・・ 特訓してやろうじゃないか・・・ その前にこの胸の傷を治してくれ』
俺は真剣にたのんだ。
『あぁ 治してほしいのか・・・ まあいつか治るだろう・・・ 頑張って治るように祈るんだな。』
ここは地獄か!! 祈るって・・・だれに祈るんだよ。 神が目の前にいるのに、祈るとか・・・ お前らホントに神なのか?
『あぁ 俺らは神だ』『そうでちゅよ』
あぁぁぁぁ マジでうざいんですけど!!
『では特訓にうつろう。』
すると 急にフィールドが変わった。 何もないただの草原に俺とミリーという神がいるだけ・・・
あの神はいない。 そういえばあの神の名前ってなんだろう?
そんなことを思っていると、急にミリーが拳で俺の腹を殴った。
吹き飛ばされた。 胸が痛い・・・ 腹も痛い。
『ちょっとまてよ・・・ まだ開始も言われてないのに』
『何言ってんだよ!! さっき特訓にうつるといっただろ。 甘く見るな』
ちょっとセコイ。 まあホントだからな。ていうかあの神どこから言ってんだ?どこかに隠れてんのかな?そう思うと俺は傷傷の体をおこして立ち上がった。
『勝ってやる。』俺はそう言葉を告げ、戦闘態勢にはいった。
でも・・・戦うっていったって、神とどうやって戦うんだ?
『戦うんだ!! お前の全力をみせろ!!』
あい 分かりました!!
俺はちなみにスポーツは・・・ 不得意です!!
するとミリーが飛びながら正面から飛んできた。 それを、しゃがんでなんとかかわして、
後ろを振り返りパンチを一発入れてやろうと思った。
振り返ると・・・ だれもいない・・・
『ドン』後頭部にかなづちで殴られたような、衝撃が走った。
俺は崩れ落ちて、まるまった。 頭がずきずきして痛い。 もう意識が飛びそうだ。
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