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全ての想いを君に  作者: ねこのけ
第三章
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第四十五話 命の重み


「君どこかで会ったことある?」


 僕はそんな言葉でまずいと思って一瞬固まったが、僕はせめてもとイリーナが見えないように一歩前に出て、女の兵士の人の視線から隠した。


「い、いや?気のせいじゃないです?」


 かなり声が上ずってしまったのが自分でも分かった。でもそんな僕を見ても、目の前の女の兵士は不思議そうに首を傾げるだけでそれ以上追及してこなかった。


「そうか。気分悪くしたならごめんね」


 僕はちゃんとこの人の顔を覚えてたから、あっちも覚えてるものだと思っていたがそうじゃないらしい。そして僕らから視線を外して、僕の隣にいた腕章持ちの衛兵の人を向いて話し出してくれた。

 

 僕はなんとか誤魔化せたと安堵して、そんな二人の会話を聞いていた。それにさっきの感じ的に腕章の衛兵の人もこの女の兵士を街に入れるの嫌そうだったし、これ以上疑われることは無いだろうと思っていた。


「今は北の街も占領されて、本国との連絡も絶たれてるんです。ですのでここに留まるのが無理なら、少しだけでも食料を分けてくれませんか?」


 そう女の人が説得していたが、衛兵の人は迷ったように腕を組んで考え込んでいた。


「そもそもこの街を襲ったのが、そちらの国なのか貴方の国の戦争相手なのかすら分からないんです。だから易々と入れるわけには・・・」


 僕の期待通り入れる気は無さそうな返答をしてくれていた。でもそれは僕らにとっては都合良いけど、この女の人達からしたらかなり絶望的な状況だな。

 そう少し同情していると、まだ諦めないようで女の兵士は言葉を続けた。


「いやいや、そもそも劣勢なうちの国が、これ以上敵を増やす訳ないじゃないですか。それに本当にうちの国が襲ったなら今ここでも武力行使してますよ」


 随分弁が立つらしく、もっともらしい理由で衛兵を押していた。でも結局潔白は証明できないだろうし、どちらにせよこの街の食糧事情が怪しいから無理だと思うのだが。

 そう僕は思ったのだが、衛兵の人は武力行使という言葉を脅しと受け取ってしまったのか、一歩引いて冷や汗をかいていた。


「うちも食料余裕ないんですよ。あなた達を皆養えるだけの貯えも食糧庫が燃やされてしまいましたし・・・・」


 そして何か腕章持ちの衛兵の人が合図を出したのか、周りで会話を見ていた他の衛兵の人たちが集まってきていた。

 それを見てか、女の兵士の人は敵意は無いと言いたいのか両手を挙げていた。


「ここでやり合う気はないですって。それに流石にタダで養わせろとは言ってないですよ」


 そう言うと、腕章持ちの衛兵の人も剣に掛けかけた手を一旦は下ろした。


「何か代価を支払うと?」


 それに対して女の兵士は首を縦に振ると、門外で待機している仲間を指差した。


「あいつらの内私含めて7人が治癒魔法が使える。それにその内の3人も清潔な水を魔法で出せる。他も兵隊なんだから力仕事だって出来る。これならある程度は役立てませんか?」


 30人ほどの集団だったが、思ったよりも魔法使いの割合が多いようだった。見た目は軽装っぽいのから騎士っぽいのもいるから、混成部隊的な何かだろうか。

 そんな事を考えていると、隣からうーんと悩む声が聞こえてきた。さっきの広場の感じ的にも、医療が追い付いてないように見えるから、女の兵士の提案が割と魅力的に映ったのだろう。


「じゃあ条件として武器はこっちで預かる。それとそちらの寝泊りする場所もこっちで指定する。街の住人に危害を加えるならすぐに追い出す。これが飲めないなら入れることは出来ない」


 腕章持ちの衛兵の人は、そう三本指を立てて条件を突き付けていた。まぁだが本当に敵意が無いなら受けれなくは無い条件だとは思った。


「それで大丈夫です。ご厚意感謝します」


 女の兵士の人はそれを受け入れるらしく頭をそう下げた後、右手を差し出しそれを衛兵の人が握り握手を交わした。どうやらこの人達もこの街に留まることになってしまったらしい。

 

 どうやら上手く僕と戦った事を思い出させないように、僕らは立ち回らないといけなくなった。イリーナには要らない事言わないように釘を指しておかないとな。

 すると握手していた腕章持ちの衛兵の人が僕らを改めて見てきた。


「てか、君らは結局誰なの?」

「あ、僕らは冒険者で、本営に行ったらここで手伝えって・・・」


 僕はそうイリーナから冒険者証と受注書の写しを貰って衛兵に手渡した。それを衛兵の人が受け取ると、少しの間顎に手を当てて考えていたようだったが、ほどなくして返してくれた。


「まぁこのタイミングとは災難だったな。ちなみに魔法は使えるか?」


 嘘をつく理由もないので、僕はその質問に素直に頷いた。すると衛兵の人は女の兵士の人を親指で指差した。


「じゃあこの人達と負傷者の治療に回ってくれないか?人手が足りてなくてな」


 僕は恐る恐る女の兵士の人を見た。まだ僕らを疑っている様子はないが、この先同伴するとなるとそれだけ気付かれるリスクがある。だがここで断るのも余計に怪しいし、僕らは依頼でここにきている以上、雇い主側からの要求を断りずらい。

 こういう時バッサリ物を言ってくれるイリーナが口を開いてくれればいいんだけど、最近はこういう交渉事は全部僕に丸投げしているせいか何も喋ってくれない。


「・・・・何かダメな理由があるか?」

「い、いえ!それで大丈夫です!ただご飯とかってどうするのかなって!」


 沈黙したままだと疑われそうだっだので、咄嗟だけど怪しくならないように言い訳をする事が出来た。


「あぁ、まぁそれは俺らの隊から出してやるよ」

「あ、ありがとうございます!」


 なんかまだ仕事してないのに、飯だけはちゃっかり要求したみたいで少し申し訳ない気持ちになったが、ありがたくその厚意にあずかる事にした。

 そうして衛兵の人たちは門の修繕やら監視に戻るらしく、また持ち場に戻ってしまった。そして残された女の兵士の人は、門外にいた仲間を呼び寄せていた。


「あ、君名前は?」


 仲間を大声で呼んだ後、ここに来るまでの少しの間ふと僕を見てそう聞いて来た。


「フェリクス・デューリングです。南の方で冒険者をやってます」


 久々に苗字を名乗ったせいかすごい違和感があった。それになぜか女の兵士の人も僕の名前を聞くと不思議そうな顔をしていた。


「デューリングってディリア山脈以東の貴族の苗字では?なんで貴方がその苗字を?」


 確かにここはディリア山脈の西側だから、東側地域特有の苗字の人間がいたら違和感があるか。そんな苗字で出生地がばれるなんて知らなかったな。

 盗賊に誘拐されて逃げましたって言っても信じてくれないだろうし、変にこの人に昔会った事があるヒントになりえる情報を与えたくないな・・・。

 そう迷っていたが、今日の僕は割と良く口が回る日だったらしい。


「あぁどうなんでしょうね。両親が商人で偶々この国に居ついたらしいので、もしかしたら僕のルーツはその辺なのかもしれないですね」

「・・・・あぁそう言う事ですか。っと私も名乗らないと失礼ですね」


 これまた上手く誤魔化せたらしく、僕の事を疑わずにそのまま自己紹介をしてくれるようで、改めて僕と向き直ると軽く頭を下げた。


「私の名前はヘレナ・フェレンツと言います。一緒に頑張りましょう」


 僕はそう差し出された手を握り返した。優しそうな女の人だな思っていたけど、手のひらの皮は厚くてかなりの間剣を握って戦っているのが分かった。


「で、そちらの方は?」


 僕と握手しながらヘレナさんは、僕の肩越しにイリーナに話しかけていた。


「ん?イリーナだ。苗字はしらね」


 イリーナも微妙に気まずいのか、そうぶっきらぼうに答えていた。というか今の会話している時もずっとイリーナは黙ってどっか見てたし、困った状況なんだから正直助けてほしかった。


「そうですか。よろしくお願いしますねイリーナさん」


 ヘレナさんは僕の手を離しイリーナに握手を求めていた。流石にイリーナでもそれを断ることはせず、握手を受けていると、どうやらヘレナさんの仲間が到着したようだった。


「じゃあ会話聞こえてたと思うが、治癒魔法使えるやつは私について来い。あとはエラードの指揮下で水と出来るだけ綺麗な布を集めてこい」


 流石軍人と言うべきかテキパキと役割の割り振りを終えると、すぐにそれぞれ動き出して行動を開始したようだった。


「じゃあデューリングさん、負傷者が集められてる場所とか分かります?」

「・・・ん?あっ、そうですね。広場の方に沢山いたので行きましょうか」


 デューリング呼びされるのが珍しいと言うかほとんど初めてだったから、一瞬自分に言われたと気づかなかった。

 そうしてヘレナさんはエラードと呼ばれた兵士に広場で集合と伝え、僕はそのまま来た道をイリーナとヘレナさん含め何人の魔法使いと歩き出した。後ろをチラッと見るけど魔法使いと言っても外套をしているわけではなく、剣は持ってるし比較的軽装な人ばかりだった。


「デューリングさんはどのぐらいの傷なら治せますか?」


 隣を歩いていたヘレナさんがそう質問してきた。ある程度僕らが使えるのか知っておきたいらしい。


「一応剣がそれなりの深さで肩に刺さった傷は治療した事あります。それ以上の負傷だと出来るか分からないですね」


 ラースの事を思い出しながらそう答えた。そういえば今はラースはどうしてるのだろうか。またルーカスと喧嘩とかしてないといいのだけど。


「おぉ若いのに凄いですね。じゃあそちらのイリーナさんも?」


 ヘレナさんは僕を挟んで反対側で歩いていたイリーナに、後ろにつつ体を逸らして聞いていた。


「あたしはそこまでは出来ないな。軽い切り傷ぐらいだな」

「了解です。後で色々割り振りましょうか」


 そうヘレナさんは、小さい声でぶつぶつ言いながら考え込んでしまった。気質的に真面目な人らしいのは、そう真剣そうに顎に手をやって考えてるのを見れば分かった。

 そしてそうこうしている内にも広場に着いたらしく、地面には乱雑に沢山の人が、死んでるのか生きてるのかも分からないような状況で放置されていた。


「明らかに間に合ってませんね・・・」

 

 ヘレナさんは医療用のテントのような所を見てそう言っていた。慌ただしそうに動いている人が見えるけど、ヘレナさんの言う通り明らかに患者に対して足りてないのは分かった。


「僕らもあそこに行きます?」


 僕は人手が足りないなら手伝いに行こうと、そう提案したがそれはヘレナさんに却下されてしまった。


「この国のやり方を知らない私達が行ってもかえって邪魔になります。別でテントを立てるか、建物を借りて患者の治癒をしましょう」


 そう言って、ヘレナさんは一人の部下に指示を出して本営へ走らせた。この人の方が場慣れしているだろうし、僕は特に反論することなく待つことにした。

 

 そして数分後その部下の人が戻ってきた。


「市役所の中にここでは治せない重度の患者が放置されているから、そこを治療して場所を確保してくれだそうです」

「あぁ分かった。やっぱり治癒魔法士が足りてないらしいな」


 僕らは迷うことなくすぐに動き出して、広場にある3階建ての市庁舎の中に入った。どうやらここでも戦闘があったらしく、窓が割れてたり物が散乱しているし、患者が放置されているせいか異様な匂いがするなど、かなりひどい状況だった。

 そして中に入るなりヘレナはさっきの部下に話しかけた。


「一階だけか?」

「本営の人の話では。この街の治癒魔法士じゃ手に負えないからって放置されたらしいです」


 ひどい話だと思うが、救えない命に固執し続けるよりも救える可能性の高い命に注力するのも分かる。それが実際人間的に正しいのかは分からないが、僕ならその選択肢を取ると思う。

 そんな会話をしていると、さっき水やら布を取りに行かせた残りの人達が帰ってきた。


「丁度いいな。水と布は階段前においてくれ。あと一階の患者を三階に移動させてくれ」


 ヘレナさんのそんな指示に誰も口答えをすることなく、すぐに皆動き出して建物の中を走り出した。流石は軍隊の統率だなと思っていると、僕らも仕事らしくヘレナさんが声を張り上げた。


「とりあえず私達は重傷者から治療していくが、無理そうな奴は楽にしてやれ!あとは若い男を優先して治癒をしていくぞ!!」


 僕らはその号令と共に建物を出て広場を走った。多分若い男を優先するのは、単純に今は労働力が必要なタイミングだから優先しろって事なのだろう。命の重みの違いって言いたくないが、状況的に仕方ない。

 でもそれが合理的だと分かってても、広場を走っていてお爺さんや子供を無視するのは心苦しい。そう思いながらイリーナと広場を走っていると、一人の兵士らしき男の人とそれに縋りついている女の子が見えた。


「大丈夫?」


 僕はその女の子の肩を叩いて確認すると、顔をぐちゃぐちゃにして泣いているようだった。


「ぱ、パパが、昨日から起きないの・・・」

「分かった。すぐに起こしてあげるから待っててね。あと君のお父さん魔法は使える?」


 女の子がコクっと頷くのを確認して、男の人の容態を確認しようと服を開くと異様な匂いがして、反射で鼻を抑えてしまった。

 だが子供の前だとその手を戻して、傷口を探すと脇腹の辺りに真っ赤に染まった布が当てられていた。


「布取りますよ」


 僕はゆっくり刺激にしないように布をはがそうとするが、しばらく変えてないのか傷口に張り付いてしまっていた。

 だが命には代えられないと僕は慎重に布を取ると、剣で深く刺されたのか傷口は深く、化膿していると言えば良いのか赤く炎症して膿が出ていた。これは市庁舎に移動させるのも危険かもしれないな。

 でもここで治癒したとしても、ブレンダさんが昔教えてくれたけどこういう時間が経って膿が出て血液が固まったりしているのに治癒魔法をかけてしまうと、それらが体内に残ってよくないらしい。それにこれは僕の推測だけど、細菌やウイルスまでは治癒魔法では無くせないだろうから、炎症とかも皮膚の下の放置することになってしまう。


「・・・・ブレンダさんありがとうございます」


 本当にブレンダさんが色々僕に教えてくれたおかげで判断できる。だから僕はその前に一旦イリーナの方を見た。

 

「イリーナ、その子の目を抑えてください」

「・・・?おう、分かった」

 

 僕の意図は分かってないらしいが、僕のお願い通りに女の子を抱いてこっちが見えないようにしてくれていた。


「んで、どうするんだ?」


 僕はその質問に答えるように腰からナイフを取り出した。それを見てイリーナが焦ったように声を出した。


「まさかお前・・・」


 だが僕はそんなつもりは無いと、大丈夫と言ってイリーナを落ち着かせた。イリーナなら楽にしてあげると言っても認めてくれそうだけど、どっちかって言うと僕の精神面を心配してくれたのだろう。


 そんなイリーナに感謝しつつ僕はそのままナイフを傷口に当てた。もうここまで来たら全身に感染症が広がってるかもしれないし、体力的にも危ないかもしれない。

 でもこの状態で治癒魔法をかけても炎症の元の細菌やらは消毒出来ないし、膿とかも体内に取り残されてしまう。ブレンダさんに昔教えてらったが、こういう時はイチかバチかで周囲の健康な部分ごと傷口ごとえぐり取って丸ごと治癒魔法をかける選択肢があるらしい。でもそんな状況だと出血量や病人の体力を考えると成功率はかなり低いから、楽にさせてあげるのも選択肢とも教えてもらった。


 でも僕はイリーナに抱かれている女の子の為にと、意を決してナイフを男の人の傷口に押し当てて、傷口の周りの赤くなった所ごとナイフを差し込んだ。この人が意識が無いとこんな事は出来ない。でも起きたら痛みでショック死してしまうからと、出来るだけ早くするために力を込めてナイフを押し込んだ。


「・・・・ッ!!」


 静脈だか動脈だか知らないが何か大きな血管に当たったらしく、血が噴き出てきた。でもそこで止める訳には行かないから僕はナイフもう一度差し直し、それを何回か繰り返して、やっと傷口ごと取り出すことができた。そして僕は出血がひどくなる前に、急いで血が噴き出している所から優先して治癒魔法をかけた。


 まさに現場はひどい状況だった。男の人の脇腹の肉片は散らばり、周辺は血まみれになって女の子が泣き続けていた。

 だがすぐに出血は収まり、1分もすると傷口は何もなかったかのように綺麗になった。脈は弱くなっているが、まだ確認できるし呼吸もしている。


「もうそいつは大丈夫なのか?」


 イリーナはこの現状を見てか、まだ女の子の目を確認しながらそう聞いて来た。


「大丈夫ですよ」


 僕は女の子の前だから安心させるために嘘をついた。

 あの傷も一つの原因だろうけど致命傷になるものじゃない。衰弱して意識が無かったって事は傷口からの感染症なり他の原因があるはず。もうその辺は医療知識のない僕じゃ分からないし、分かっても現代医療じゃないとどうしようも出来ないだろうから、後はあの人の免疫力に祈るしかない。

 

 それから僕はヘレナさんの部下に男の人とその娘を預けて、市庁舎のベットに搬送してもらった。

 出血量も大分だったし元々衰弱していた分生き残れる確率は低いかもしれないけど、僕はやれることをやったと思いたい。


「・・・大丈夫か?」

「えぇ大丈夫ですよ。次行きましょうか」


 これであの男の人が死んだら、あの女の子は僕を恨むだろうか。

 そんな一瞬浮かんだ考えを振り払い、僕は立ち上がって他に危篤そうな人がいないか探しに回った。

 

 そうしてイリーナは軽症者の怪我の治療を。僕はこの日同等かそれ以上の重症だった四人に同様の治療行為をした。


 でも僕が治療した四人の内、その日の夜までに三人が死んで一人だけしか生かす事は出来なかった。その一人も衰弱して予断を許さない状況らしい。

 

 ただ自分の無力さと、取りこぼした命の重みをより深く感じる事になった一日になった。

 




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