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全ての想いを君に  作者: ねこのけ
最終章
142/149

第百四十一話 心配


「行ってこいッ!!」


 そう声を張った俺は走り去っていくフェリクスの背中を見送ると、突き出した親指を引っ込め再び暗くなりつつある戦場へと視線を戻した。


「俺も負けてらんねェな」


 そう呟き構えた剣の柄を強く握り、正面から俺に向かってくる敵兵の目を見た。今まで何人も人を殺して来たけど、相手の目を見るといつになっても少しだけ気持ちが後ろを向いてしまう。


「だけど覚悟は決めてきた」


 俺は目の前に迫ってくる切先を目で捉えつつ、半歩分後ろに足を引く。

 すると俺の目測通りに敵の切先は前髪をかすめるだけで、その剣は行き場なくさっき俺のいた空間を切り裂いた。


「っと」


 目の前には剣が空振り体勢を崩しその勢いを抑えられず、俺に向かって倒れようとしてくる敵兵の頭頂部が見えていた。

 

 こいつも多分俺より年下なんだろうな。そんな事を思いながら地面へと倒れ込もうとする敵兵の背中に、手に持っていた剣を突き刺した。


「すまんな」


 この感じだと訓練を受けて日も浅い子だったのだろう。

 そう足元に転がった敵兵を見下ろしつつ刺した剣を抜く。まだ息は残っているけどこの出血と傷じゃあ放っておいても死ぬ。


「次行くか」


 そう俺が次の敵を見定め走り出そうとした時、幾らでも音の溢れるこの戦場でその小さな声を俺の鼓膜は拾ってしまった


「・・・・母さん」


 俺はその声に一瞬足を止めそうになった。だが足元で血の混じった水たまりに映る返り血を浴びた俺の顔を見て、振り返るのを辞めた。


「俺にそんな権利は無い」


 再び止まりかけた足でぬかるんだ地面に踏み込み、俺はその声が聞こえないよう走った。

 

 そうしてそれから四人ほどをあの子と同じように殺した頃だろうか。背中に追い風が来るのを感じつつも、戦況が段々と良くなっているのを肌感覚で気付き始めていた。

 でもそんな戦場の中でも先に行ったはずのフェリクスの姿が一向に見えず、俺は段々と焦りと不安が滲み出し始めていた。


「フェリクスの奴の居場所はッ!?」


 数分も経っていない内に戦況が変わりつつあっても、フェリクスの姿を確認できない。敵陣に突っ込むとか言ってたけど、あいつの事なら死んではいないと思うが心配なものは心配だ。


 だから心の声が聞こえるライサに俺は、周囲に敵がいない事を確認し問いかけたのだが、やはり頭痛が酷いらしくその顔は苦悶の表情を浮かべ頭を抱えていた。

 そしてその痛みのストレスを俺に向ける様に睨んできたと思うと。


「うるさいッ!!今探してるから黙ってて!!」


 俺はそんなライサに気圧されつつも助けを求める様にアイリスの方を見るが、そっちもフェリクスの姿は確認できていないようで首を横に振っていた。


「ッチ、俺も突っ込んじまうか・・・・」


 多分フェリクスからしたら俺にあの二人を守ってて欲しいのだろうが、そろそろ待っているだけなのも苦痛だ。

 だがそう俺が考えている内にもこちらの優勢で前線は進んで行き、先ほどから俺らの辺りには敵兵がいなくなり始めていた。それに焦りを覚えつつ、もうどうにでもなれと走ろうとするけど、その時誰かが俺の肩を叩いた。


「落ち着きなさい。乱戦だからこそ各隊で連携するのが肝要というのに」


 そのしゃがれた声に俺が振り返ると、そこには大剣を肩に置いたアーレンス少佐の姿があった。体に対してあまりに大きな剣に俺が圧倒されていると、アーレンス少佐は続けて。


「あの子も勝手に突っ込んだりするとは・・・。どこまであの人に似たんだか」


 そうアーレンス少佐はどこか懐かしむように戦場の先を目を細めて見ていた。するとそんなアーレンス少佐の奥からはアイリスの姉が出てきていた。


「でも押し時ですね。私達も行きましょう」


 そして中隊長の役職権限で周囲にいた隊員を集め手早く陣形を組み始めた。当然実力的に俺が先頭に配置されたけど、やっぱりライサとアイリスの奴は後方で中隊長付きになった。余程妹の事を大事にしたいんだろう。


「まぁ俺も気にせず戦えるなら良いが」


 そう剣に付いた血をふき取り改めて少し先で戦う味方を視界に入れる。押し気味ではあるがやっぱりあと一押しが無いって感じだけど、どこか敵兵の数が減っているようにも感じた。

 

 でもその理由を察する前に後方から突撃の号令が聞こえ、俺は肺に空気を取り込み戦場を駆けた。そして俺達はすぐに戦線に追いつき、その勢いのまま前線付近の敵を無視して俺は突っ込んでいった。これはもちろん俺の勝手では無く、俺は出来るだけ突っ込んで戦線に穴を空けるのが期待されているからだ。


「まず一人目ッ」


 進路上を塞ごうと出てきた敵兵の刃を躱し首元を狩る。やっぱ俺には魔法よりも剣術の方が肌にあっていると自分でも思う。

 そしてその倒れる敵兵を確認しつつ、後続を確認するがどうやらアーレンス少佐も一緒になって付いてきているようだった。少佐という指揮官クラスの人間が先頭を走っているのにも驚いたが、アーレンス少佐が軽々と大剣を抱え走るその老体に視線が行っていた。


「こんなとこ居ていいんすか!?」

「良いから前向きなさいッ!二人来てますよ!!」


 アーレンス少佐は大剣を肩に携えたまま俺の先を見据えて言った。俺はその言葉にすぐに意識を切り替え、再び剣を構え足を動かした。

 すると俺の視線の先には、恐らく二人一組なのだろう男女の重鎧の兵士が並んで向かって来ていた。


「この剣じゃ無理そうか」


 そう俺は男の持つ盾を見て判断すると、すぐに石魔法の用意を始めた。フェリクスの言葉通り殆ど魔力は使って無いから、ここで使ってもまだまだ余裕があった。

 だが俺のそんな些細な動作すら感知したのか、相手の男の兵士が自身の体すら隠せそうな盾を構え女兵士を背中にすっぽりと隠れてしまった。


「ッチ」


 盾で隠れたまま押し切るつもりなのか隠れたまま俺に向かって突っ込んでくる。多分俺が避けたタイミングで、女の方が態勢の崩れた俺を狙ってくるのだろう。

 

 だが意図は分かったものの対策が全く思いつかないまま、距離はもうあと三歩分ほどの所に敵の盾が迫ってきていた。でもそんな時俺の横をアーレンス少佐が通り過ぎ一言俺に残した。


「そのまま石魔法お願いします」


 俺はその言葉を信じ言われるがまま石魔法を敵の盾へと放った。強度は分からないが拳一個分の石塊がぶつかれば、よろけるぐらいの事はさせられるはず。

 その隙に少佐は攻撃するのだろう、俺の放った石魔法が伸びていくのを眺めながらそう思っていた。


「ラァッ!!!」


 でも俺の予想を飛び越えるように、そんな雄たけびと共にアーレンス少佐は、大剣の面を横から薙ぎ払うように敵の盾を弾き飛ばしていた。そしてそんな衝撃と共に金属同士のぶつかる高い音が辺りに響き、俺の視界では弾かれた盾の向こうから敵の男女の兵士が驚く顔が良く見えていた。


「入った」


 そしてその男の顔に向かってさっき俺の放った石魔法が突き刺さり、顔を文字通り崩し血しぶきを上げながら後ろに倒れて行った。そんな隙を見逃さず俺は、大剣をぶつけた衝撃でよろけるアーレンス少佐を飛び越え、女兵士に向かって剣を振り上げた。


「・・・んな顔すんなよ」


 今にも切りかかろうとしている俺がいるというのに、女兵士は俺の顔を一切見ようとせず振り返って倒れた男の顔を見ていた。

 でもそんなこいつらに同情を与えるほど俺にも余裕がない。そんな隙を見せる方が悪いのだと、自分の心を守り俺はその女兵士の首元に剣を振り下ろした。


「・・・三人目」


 俺は顔に浴びた返り血を手の甲で拭いながら女兵士を飛び越えた。後ろからはアーレンス少佐もまだ付いてきていて、まだまだ戦う気らしい。だから俺は一瞥だけして礼を言った。


「助かりました」

「老人にはこれぐらいしか出来ないので」


 ぶっきらぼうにそう返されてしまったが、何が老人だと言い返してやりたかった。だがそんな言葉を押し込んで俺は更に戦場の奥深くへと突っ込んでいった。

 

 すると少し進むと異様に敵兵の固まっている天幕が見えた。


「何やってんだ?」


 敵兵は俺らの方じゃなくあいつらの自陣の方へと視線をやっている。撤退している雰囲気も無いのになんで敵を前に後ろを向くんだ。

 するといつの間にか追いついたらしく俺の隣を走っていたアーレンス少佐が言った。


「彼はあそこですか」


 その時天幕の中から何かが倒れる大きな音と共に、敵兵士らしき人影が何かに吹っ飛ばされたのか後ろ向きに転がる様に出てきた。そしてそれに続いて全身血まみれになった人影が剣を振り下ろしながらその兵士に飛び掛かっていた。


「あいつ無理しやがってッ」


 すぐにその人影に察しがついた俺は足を動かした。幸いそこまでの距離は離れていないからすぐに助けに行けるはず。

 そう思い走り出している内にも、フェリクスは周囲から囲んでやってくる敵兵と近接戦をしていた。するとアーレンス少佐が再び大剣を構えながら言った。


「援護するので彼の救出頼みます」

「了解っす」


 ぱっと見三十人はいるだろうか。天幕の中は見えないからもっといるかもしれないけど、俺はそれでも剣を構えその集団へと突っ込んだ。

 

 だがその人数の割に俺らに背を向けていたせいか邪魔される事無く、あっさりとその集団を切り抜け敵兵と鍔迫り合いをしているフェリクスと目が合った。


「頭伏せろッ!!!」


 俺はそう叫びフェリクスと鍔迫り合いをしていた兵士の首へと剣を振るった。するとその兵士は俺に背を向けていた事もあって反応が遅れその首を落とす事に成功したそれにフェリクスも俺の言った通り伏せてくれたおかげで無事だったようだ。


「ラース滅茶苦茶すぎ」


 斃れていく敵兵を横目に、フェリクスはすれすれだったと言わんばかりに頭頂部をさすりながら俺を見上げてきた。見た目こそ血まみれだが大きな怪我は無さそうだった。


「お前に比べたら可愛いもんだろ」


 そう言ってラースが不敵に笑い差し出して来た左手を僕は掴み立ち上がった。魔力は案外残せたが体力の消耗が激しい。

 そんな事を考えながら剣を構え直すと、ラースと一緒に救援に来てくれたらしかったアーレンス少佐が僕らの元へとやってきた。


「本隊ももう少しで来ます」


 そう言ったアーレンス少佐の大剣には血が滴り、その来た道には少佐がやったのであろう、胴体が真っ二つになった死体が二つほど倒れているのが見えた。

 それに驚きつつもアーレンス少佐の言葉に頷きながら、僕は隣で肩で息をするラースに確認した。


「ここまで幾ら魔力使った?」

「まだまだヨユーよっ!安心しろって!]


 ラースは分かりやすく力こぶを作って教えてくれた。僕も魔力は半分は残っているしこれなら、想定の内だと比較的良い経過だろうか。

 だがそんな良い報告とは別にアーレンス少佐から緊張に満ちた報告が僕らの鼓膜に届いた。


「来ますよ」


 その声に僕らは緩んだ空気を締め直すように剣の柄を握り、周囲から血気迫った表情でやってくる敵兵の位置の把握に努めた。


 視界内だとニ、三十人ってとこか。背中側は天幕だから後ろの心配は無いけど如何せん敵の数が多い。魔力はこれ以上使いたくないけど、体力と何より握力が弱まり出してるのが問題だ

 

 でもそんな不満を言っている暇は無く、一人目の敵が僕の目の前で剣を振り下ろそうとしていた。でもその時に近くでバコッと鈍い音がすると、目の前の敵兵の後ろを他二人の敵兵が吹っ飛ばされていくのが見えた。


「まじかよ」


 どうやらアーレンス少佐がまとめて振り払ったらしい。どんな剛力だよと思いつつ僕は目の前の敵が振り下ろす剣を弱くなった握力で握った剣で受けた。

 でも無理して剣を握る僕の左手は敵の鉄砲で穴が開いている為、そこから血が滴って二の腕を伝っていた。


「よそ見すんなよなァ!!」

「・・・・・ッ」


 そんな敵兵の叫びを唾と共に顔に浴びながら、僕は左手の痛みで頭がいっぱいになりかけていた。右肩はまだ痛むし左手には穴が開いてて、まともに剣を握っていられるのが幸運なぐらいだ。


 そして僕は時間をかけてられないと、右足を浮かせその足裏を敵兵の腹へと思いっきりぶつけた。そして体勢を崩し尻餅をつきそうな敵に向かって切先を向けた。


「ックッソが!!舐めんな━━」


 僕は目の前の敵兵が唾を飛ばし叫ぶ前に、剣を右手だけで握りその言葉を吐き出そうとする喉元へと突き刺した。

 だがそれで安堵する暇も無く血を吹き出す敵兵の奥には、鋭く僕を睨み鉄砲を構えひざを折る兵士の姿があった。そしてその銃口と細く白く上がる煙を認識すると同時に、その銃口が暗くなった戦場で明るく火を噴き爆音が響いた。


「っぶねぇな」


 敵兵を倒すために体を突っ込んでいたお陰か、敵の狙いから微妙に外れ敵砲弾は僕の目元を掠るだけだった。だが耳元残るヒュンと空を切る音が嫌に残る。

 次弾争点には時間がかかると考え体勢を整えようとしていると、その鉄砲を持った兵士がナイフを抜き僕に迫ってきていた。

 

 今の体勢では受けれない。そう焦りを覚えたが、僕がそれに対処する必要は無かったらしく、その兵士に僕の画面外からラースがとびかかって首元を切り裂いた。


「行くぞッ!!」

「助かる!!」


 ラースに言われ僕はすぐに立ち上がりラースの背を追った。アーレンス少佐も既に走り出しているらしく、僕の少し先で敵兵を吹き飛ばしていた。


「あれ使い方あってんのかよ」


 そんな気持ちを吐露する余裕があるぐらいには僕らの周辺の敵兵は減り始めていた。それもアーレンス少佐とラースが僕を守ろうと敵を倒してくれているお陰だ。

 僕はそれに感謝しつつ二人の背を追って走る内に、僕らの進行方向から見た事のある人達の顔が見えてきた。


「フェリクス君ッ!!!」


 僕の顔をあっちも確認したらしくその声の主であるヘレナさんがすごい怖い顔を浮かべ、ここまで聞こえるほどの怒気の孕んだ声を発した。いつも優しく笑っている人があんな顔をするんだと、どこか場違いながらも思ってしまった。


 そうして左手の痛みに耐えながら走り続けやっと本隊に合流できたと思うと、その怒りがありありと浮かばせるヘレナさんが乱暴に僕を抱き寄せてきた。


「また勝手な事してッ!あれだけ独断専行はダメと!!!」

「ちょ、ちょ、い、痛いですって・・・」


 突然乱暴に抱えられヘレナさんの鎧が顔に当たって冷たく痛く感じた。でもその痛みが僕に向けられたものだと分かっていると、どこか少しだけ暖かくも感じた。

 

 でも戦場でこのままは恥ずかしいので無理やりヘレナさんから離れると、どうやら僕の左手の傷に気付いたらしくまたヘレナさんは血相を変えてしまった。


「すぐ下がって治癒魔法を受けてください。敵が撤退し始めているとは言えまだ油断なりません」


 その言葉に振り返るとさっきまで僕を囲んでいたはずの兵士たちは、本陣内の敵将の死体を確認したらしく言葉通り撤退を始めていた。結局エルシアもクソジジイの姿も見えなかったのが不安だが・・・。

 

 でもそんな僕の頭をヘレナさんが掴み彼女自身に僕の視線を向けさせ言った。


「命令です。今すぐ下がってください」


 ひどく怖い目だったけどちゃんと僕を想ってくれての言葉だったと思う。だから僕は素直に従い下がると、どうやら味方は思った以上に残っているらしく、この周辺でも三百人は生存しているのが確認できる。

 そしてそんな人混みの中から、さっきのヘレナさんと同じ黒髪の女の子が姿を現した。


「おっアイリス良かっ━━」


 パチン

 銃声とも違う軽い破裂音の様な音が響いた。


 僕はジンジンと痛む頬に手を抑えそのアイリスを見ると、姉であるヘレナさんと同じように怒りを滲ませた顔で睨み上げてきていた。


「あんたはいつもそうやって勝手に・・・・」


 そう言いながらアイリスは僕の左手を掴み治癒魔法をかけ始めてくれていた。

 あの時は僕が行くしかないと思って突っ込んだけど、思っていた以上に周りに心配されてしまっていたんだな。


「・・・ライサは?」

「あんたを探そうとして鼻血出して倒れた」


 アイリスがチラッと視線を向けた先にライサが横になって目を瞑っているのが見えた。心の声を聞こうとして無理をさせてしまったらしい。

 ちょっと周りが見えて無さすぎだったのかもしれない。そう僕は反省しつつ、傷口の狭まっていく左手を見ながら言った。


「・・・色々ごめん」


 クソジジイとエルシアの事で一杯になって視野が狭くなっていたのかもしれない。でもそんな僕にアイリスはぶっきらぼうに、僕の左手に温かい魔力を流してくれながら言った。


「謝るなら最初から無理すんなし」


 少しだけ強く僕の左手が握られた。

 

 だから僕はその優しさに感謝を伝える。


「うん、ありがとう」

「・・・・・そ」


 周囲は血と死体で異様な光景だった。

 でもそんな異様な光景が普通の光景である戦場で、僕らはどこか平和で優しい異様な光景に包まれていたのだった。


 でも夕日が沈み一日が終わる今日と違い、僕らの戦争はまだ終わりを迎えることは無かった。






 

 

 



 

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