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全ての想いを君に  作者: ねこのけ
第六章
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第百二話 戦後処理


「では。はじめようか」


 館の周囲で姿を潜めていた私達は、館内部でロタール卿の私兵が動き出したと伝令を聞きラッパを鳴らさせた。

 相手の数は多く見積もっても百程、それに対してこちらは千人は揃えたから負ける道理も無いし勝たなければ私の首が飛ぶ。


「前線部隊は押し出させろ」


 だからこそ私は徹底的に隠匿をして包囲を進め、あちら側も既に私達が待機している事に気付いていないはずだ。それに奇襲効果を出すために一睡もさせずに帝都から飛んできたのだから、まさかもう着いているとは思っていない。その証拠に今呑気に内輪もめをしているのだしな。


 そうして私自身は少し離れた位置の馬車の中から指示を出しつつ、館の正面に精鋭の部隊を配置していた。その隊が今丁度正面の門を突破した所だろうか。

 すると伝令の対応を任せている御者の爺が振り返ってきた。


「余裕そうですな」

「ああ」


 館周辺の巡回の兵士の数からしてもそこまで武力的余裕は無いのは分かっていたが、予想以上にあっさり館の内部へと突撃出来ているようだった。


「フェレンツ中佐の見張りの隊を下がらせろ」


 ロタール卿相手は元々苦戦するとは思っていなかったが、あの老人の対応をどうにかしないといけない。よっぽどの事が無いとあの老人は倒せないだろうが、万が一フェレンツ中佐が奮闘した時の為私は指示を伝令に伝えた。


 そして数分が経つと今度は館での戦闘が終結したらしく私の馬車に伝令がやってきた。


「ロタール卿を捕縛できたようです。他はフェレンツ中佐のいる森へと逃げたようで」


 爺の言う通りかなり順調に戦況が進んでいるようで、例の老人も私の目論見通り進んで行ってくれてるようだった。相手が相手なだけに予測不能な事をされる心配があったのだが、私の警戒しすぎだったのだろうか。


 そうして私が車窓から火の手が回り出している館を眺めていると、また一人伝令の兵士が爺へと駆け寄ってきていた。


「フェレンツ中佐からの伝令です!目標は逃げられましたがロタール卿側の人間は全て取り押さえたとの事です!!」


 私はそれを聞いて肘掛けに腕を掛けて深く椅子に沈んでいった。今回も上手く行ってくれたから、後の仕事はは事後処理と上手く陛下のご機嫌取りをするぐらいになった。


「ふぅ~~~~」


 両手で顔を覆って深く息を吐く。

 それはまた私のせいで仕事を奪われる士官が出来てしまった贖罪などでは無く、ただ私が生き残って勲功を上げれた安堵からの呼吸だった。これでまだ私は理想を貫く事が出来る。


「では私達も向かいましょうか」


 爺がそう言うと鞭が叩かれる音がし、馬車がガラガラと動き出していった。これからがまた私にとって勝負になるがやり切るしかない。


「先生と会うのは八年振りかな」


ーーーーー


「もうこれで全部ですかね」


 目の前では館から逃げてきたロタール様側の傭兵達が兵士達が地面に伏せさせていた。あの老人こそは逃がしてしまったが、他は完全に包囲して逃がしていないはずだ。


「伝令お願いします」


 私はとりあえず現状をブリューゲル大佐に伝えると共に、目の前の死体を処理するため抱えて森を抜けていった。その間色々考え事をしていたが、やはりずっと気になっている事がある。


「なぜいなかった・・・・」


 数刻前にあの老人が私達の包囲を抜け逃げた際。後ろで待機していたブリューゲル大佐隷下の部隊が忽然と姿を消した。だがロタール様の残党を狩っている時にはいつのまにか、戦線に復帰していて明らか意図のある行動のように見えた。それが私達を貶めるための物かはたまた手違いなのかは分からないが。


 そう考え込んでいるとアーレンス少佐が話しかけてきた。


「あまり踏み込み過ぎない方が良いですよ。今はどちらかと言うと貴女の保身を考えた方が良いかと」

「保身?」

「えぇ逃がしてしまいましたしね」


 あぁそうか。私がエルシア様を取り逃がしたことになるから責任追及は免れないか。

 そう考えると今更気付いても遅いが、ブリューゲル大佐は私達に責任を押し付けるためにあの配置だったのかもしれないな。動機は分からないが下級貴族の私が中佐で気に食わないとか案外そんな理由かもしれないし、それならあの不可解な部隊の動きもわざだったと考えると色々合点も行く。

 

 でもそうだとしてもまだ母の治療だってあるし私が軍を追い出されたら、士官学校に通うアイリスやライサさん達の立場も怪しくなってしまう。

 かと言ってブリューゲル大佐の不正を暴こうにも、軍内で私の言葉を信じる人間なんているはずも無い。だから私は何とか言い訳しないといけないが、どうやってもブリューゲル大佐相手に地位も名誉も信頼も無い私には無理だろうか。


 段々と私に未来があるのかと心配になっている中。アーレンス少佐が少しだけ優しい声色で私に言った。


「微力ながら私からも何とか働きかけますよ。ブリューゲル大佐も顔見知りですから」


 案外優しい人だったのか、アーレンス少佐が僅かにだけどそう微笑んでいてくれていた。そして丁度私達は館を抜け正面の庭へと足を踏み入れた。


「アーレンス少佐って今まで何をされていたんですか?」


 ただの世間話にしては実質左遷されているアーレンス少佐にとっては重い物かもしれないが、明らかに実力者ではあるのは分かるから気になってしまう。

 だがアーレンス少佐はまともに答える気が無いのかぶっきらぼうに答えた。


「フェレンツ中佐が上官なんですから帰ってからいくらでも調べれるではないですか」


「・・・私って帰った頃までこの立場でいられるんですかね」


 不意にそう言ってしまったのが良くなかったのか、アーレンス少佐もどこか視線を逸らして気まずそうに黙ってしまった。それもそうで私達が逃したと知ったならば、最近の陛下のエルシア様への執着を見るに、どんな処罰が下るかは火を見るよりも明らかだった。


「・・・・っとあちらから来ましたね」


 するとアーレンス少佐の視線の先の強引に開かれた門では、周囲に指示を出しているブリューゲル大佐とその従者が歩いてきていた。やはり大佐は遠目でも目を引く威圧感があった。


「大きくなったな、、、」


 アーレンス少佐がその姿を見て呟いていたが、何か突っ込みづらく感じた私は口を噤んで持っていた死体を集積所に置きブリューゲル大佐の元へと歩を進めた。

 そしてブリューゲル大佐の正面まで進むとあちらから話しかけてきた。


「ご苦労だったね。逃がした件は残念だったけどいい働きだったよ」


 目の前の感じの良い笑顔をした大佐からは、勘違いかもしれないがどこか余分な事は言うなよという圧があった。でも私もここで引いてられないと強く一歩踏み出した。


「ご過分なお言葉痛み入ります。色々”手違い”があったようで上手く部隊の連携が出来なくエルシア様を取り逃してしまいました」


 軽く様子を窺うようにブリューゲル大佐の表情を窺うが、一切その笑みを崩す事は無かった。


「即席の部隊でしたからね色々あったのは仕方ないですよね」


 大佐はあくまで知らぬ存ぜぬで通し切るつもりらしい。

 だがもし仮にここで私が強く、なぜ部隊を引かせたのか問い詰めても良いのだろうか。それを誘発させて上官への侮辱をしたとして、私を処分するつもりなのではないか。

 

 そう疑心暗鬼になりながら次の言葉を考えていると、隣で黙っていたアーレンス少佐が口を開いた。


「戦闘中何故か大佐の隊が持ち場を離れてました。あの者達の処遇はいかがなさいますか」


 私が戸惑った事を全てありのままアーレンス少佐が、ブリューゲル大佐にぶつけていた。もしかして言うに言えない私の代わりをしてくれたのだろうか。少しの感謝を覚えつつもそんな事言って大丈夫なのかという不安が私の中で渦巻いていた。


「そうですか・・・・。こちらとしては把握してないですが調査しておきますね」


 演技なのか素なのか深刻そうな表情を作ると、ブリューゲル大佐は後ろの従者に声を掛けて何やら指示をしていた。もしかして本当に手違いだったのではとそれを見ると思ってしまうが、時折無くなる笑みの下の顔が私に信用を与えてくれなかった。


 するとそんな顔もどこへやらすぐにさっきまでの笑みで私達を見ると、ブリューゲル大佐はアーレンス少佐に右手を差し出した。


「それはそうとお久しぶりですね。アーレンス少佐」

「・・・お久しぶりです」


 私の目の前で握手を交わす二人を見ても、アーレンス少佐も難なく応じているし、互いの口ぶりからしても知り合いなのは確かだった。確かにアーレンス少佐がかなり軍歴長いから、どこかしらで会っているのだろうな。

 そう思っているとアーレンス少佐の方から切り込んだ。


「今回の事。どうやって上に報告するので?」

「いやぁまだ状況が落ち着いて無いので何とも・・・・」


 乾いた笑いをしながらブリューゲル大佐が答えていたが、ずっと態度も腰も低いしアーレンス少佐の部下だったりしたのだろうか。


「そうですか。今回一部の兵の命令違反で私共も危ない目に合ったのでしっかり報告して欲しい物ですね」


 そうどんどんと切り込んでいくアーレンス少佐に対して、突然冷たい顔になったブリューゲル大佐は少しだけ目を細めて言った。


「・・・・そういう所が貴方が出世出来なかった理由ですよ」

「ご機嫌伺いばかりしてては、いつまで経っても理想は果たせませんからね」


 二人の間に何があったのか知らないが、そんなピリつき出した空気感の中居づらくなった私は、視線を逃がすようにブリューゲル大佐の従者を見るが微笑んで立っているだけで何も読み取れなかった。

 

 でもその数秒の沈黙の後ブリューゲル大佐の固い顔が緩まった。


「・・・はぁ。相変わらずですね先生は」

「大佐は変わられてしまった」


 どこか会話の中で関係を滲ませた二人だったが、そこで会話を切り上げてしまってそれ以上互いに目を合わせる事すらしていなかった。

 そしてその後は私達も一緒に戦後処理を済ませると、次の日には帝都への帰路へとついて行ったのだった。


ーーーーーーー

 

 私が帝都に到着したのはそれから一週間後の事だった。なんとかその間私の中佐という役目は取り上げられてなかったらしく、帝都へ戻ると軍の営所内にある部隊部屋の椅子に深く座り込んだ。


「じゃあイリーナ少尉は一日の休暇を与えます。申し訳ないですがアーレンス少佐は私と報告書の作成をお願いします」


「はいよ~」「では早速取り掛かりましょうか」


 イリーナ少尉が眠そうな欠伸をしながら部屋を出て行くのを、少しだけ羨みながらも私は見送った。そして私は用意してもらったコーヒーを一気に飲むと、アーレンス少佐と共に、蝋燭とわずかな月光に照らされた書類の山との戦闘を始めた。


「結局私達はどうなるんですかね」


 最初の私達の偵察任務の書類を整理しながら私は沈黙を裂けるよう、そう話題を振った。

 

 でも今の私達にとってはそれが一番大事なトピックではあるし気にならない方がおかしいってものだ。

 それにあのブリューゲル大佐の様子だと私達を庇ってくれそうな雰囲気は無かったけど、もしそうなら今にでも陛下が部屋に突撃してきて私の首を刎ねてもおかしくない。それぐらい陛下が執着している相手を私達は取り逃したのだし。


「・・・・私の知っている彼なら何とかなるかもしれませんね」


「彼?」


「ブリューゲル大佐の事ですよ。昔の教え子でしてね」


 やけに親しげな言い方で一瞬分からなかったがそう言う事だったのか。今思えばあの時ブリューゲル大佐がアーレンス少佐の事先生って呼んでいたこともそう言う理由だったらしい。

 でも口ぶりからしてどこか今の大佐への信頼は見えなかった。


「今の大佐は昔とは違うと?」


 聞いていい物かと思いつつ私は慎重に、眼鏡を掛け書類へと向かうアーレンス少佐に質問した。するとペンから手を離してアーレンス少佐は懐かしむように目を細め天井を見上げた。


「昔から理想論ばかりの方でしてね。今ではなまじそれを叶え得る権力と実力を得てしまって、どこかその理想論が歪んでしまったんですよ」

「・・・なるほど?」


 私から見たらブリューゲル大佐が理想論を掲げるタイプよりむしろ、現実主義的な人なイメージを持っていたからアーレンス少佐の言葉に少し驚いた。


「全員が平和な世界にするって大層な夢を掲げていたんですけどね。いつの間にか理想の為の犠牲を厭わなくなってしまった」


 アーレンス少佐はもちろんそれが悪い事ではないと付け足しつつも、どこか寂しい様な惜しむような表情を見せていた。

 

 でも私はそれを聞いて同じように天井を仰ぐと一言零れ落ちた。


「・・・・その犠牲が今回の私達ですか」

「そう言う事になるんでしょうね」


 大義を果たすために自分は死ねないから、私達に身代わりになってもらう。私達と話しながらブリューゲル大佐はそんな事を思っていたのかもしれない。

 でも犠牲になる当人からしたら守るものだって、私が死んだら泣いてくれる人も・・・・多分いるんだ。だから少なくとも抵抗はさせてもらう。


「とりあえず昔の馴染に手当たり次第協力を要請してみます。意味の無い事かもしれませんが、出来るだけの事はやります」


 その時。私がそう決意を口にすると同時に部屋の扉がノックされた。


「私が出ます」

 

 アーレンス少佐にその対応を任せ私は扉の方を眺めていると、その扉から出てきた兵士は数少ない陛下の親衛隊の腕章をしていた。それだけでそのノックの意味が私には分かった。


「陛下がお呼びです。すぐにとの事なので準備お願いします」


 でも察していたとはいえ緊張からか体が一瞬固まった。この速さでの呼び出しは相当怒っているのではという想像に到着するのが容易かったからだ。

 でもそのまま固まって返事をしない訳にはいかないので私はコートを纏いながら立ちあがった。


「分かりました。行きましょう」


 アーレンス少佐に視線をやったが少佐も覚悟を決めたように頷き返してきた。私の感じた嫌な予感は一緒なようだ。


 

 そうして蝋燭のわずかな灯だけの廊下を、コツコツと足音を立てて私達は進んで行った。いつもは騒がしい廊下も、夜とは言え今日は異様に静かでどこか不気味さすら感じていた。

 そして目の前の親衛隊のマントの揺らめきを眺めながら歩を進めると、アーレンス少佐と私は営所の外へと出た。


「こちらへ」


 物の良い馬車に案内され私達は乗り込んだ。営所は王宮の外にあるから移動はいつも馬車だが、陛下直々のお呼びだから少しだけ内装が豪華だった。

 そして少しづつ修復の進む広場と城門を抜け、川の上の王城へと続く仮造りの橋の上を走り出した。


「・・・・きれい」


 三日月ほどは細くない月が真っ暗な水面に反射していた。だがその光景もすぐに私の目の前から消え、すぐ目の前には無機質な城壁があった。


「降りてください」


 そして私とアーレンス少佐は案内されるまま城内へと進んで行くと、そのまま高級士官と政治家しか入れないはずの会議室へと連れてかれていた。


「・・・・・すゥ」


 これから起こることが思ったよりも重大な事なのでは無いか。目の前の私には分不相応な大きな扉に、そんな緊張を抱えたまま、それを無視して親衛隊の兵士が扉を開けた。


「お、やっと来ましたね」


 扉の向こうで鬼の形相で私達を迎えると思っていた陛下は、そんな事は無かったのか椅子に座り優しく微笑んで手を振っていた。

 でも私は安堵することが出来ず、緊張で足が硬くなる感覚を覚えつつ形式ばった挨拶をした。そして向かいの椅子へと座るとそこにはブリューゲル大佐もいるようだった。


「やぁ」

「お世話になってます・・・」


 いつものように微笑むブリューゲル大佐は空気感のせいか、どこか気まずそうに頬をピクつかせていた。そして私の隣にアーレンス少佐も座ると早速陛下が私の目をまじまじと見て話を始めた。


「それでエルシアが居なかったとはどういう事ですか?」

「だからそれは先ほども言いましたが、、、、」


 そう陛下に被せてブリューゲル大佐が割り込もうとしていたけど、陛下が強く睨みを聞かせて黙らせていた。でも恐らくだけどブリューゲル大佐の焦った対応を見るに陛下に嘘をついているのは分かった。

 

 それにそもそもこれは陛下が私にだけ答えを求めているのだから、私が答えないと進まないのだろう。


「・・・・・そうですね」


 考えなければ。

 これが私のこれからを決める返答になるそんな予感は確かにあった。

 今の感じからして陛下はブリューゲル大佐からの事の説明を、嘘か誇張かをされて受けているはずだ。

 その上で私に質問をしているという事は、その報告に信用を得れなくて私達を呼び出したのか。はたまた事実確認をしたいだけのか。私がブリューゲル大佐の嘘に乗るべきなのかそうでないのかどっちが正解なのか。


「答えられないのですか?」


 目の前の陛下は人形の様に張り付いた笑顔のまま声が、低く語気が強くなっていた。綺麗に整った顔がその異質な雰囲気から余計に恐怖を掻き立てていた。

 

 でも私は賭けだとブリューゲル大佐を一瞥して、両手を握りしめて口を開いた。


「えぇ姿が見えませんでした。銀色の髪は良く目立つので間違いありません」


 この返答が正解なのかは分からない。でもブリューゲル大佐の嘘に乗るべきだとそう感じた私は、そう答えたのだった。

 でも目の前の陛下は張り付いた笑みすらどこかへ行き、深く暗く沈んだ顔で私を見てきたのだった。



 

明日は投稿お休みさせていただきます。すみません。

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