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聖痕がある妹ばかり可愛がられて育った王女ですが、そんな家族なんて捨てて自分を選んでくれた隣国の王太子の元に参ります!

 フェリクスと別れの挨拶をしてから早三日。アリーチェは危険を感じていた。

 執務室にいる時は良い。流石に仕事に支障が出ると一応判断した護衛が扉の前に陣取っているのでセレーネは入って来られない。セレーネも無理矢理どかすようなことをすれば一線を越えることを理解しているのだ。

 常日頃からアリーチェにしている暴力も王宮内だからできるのであって、王城にある執務室ではそうもいかない。人の目が多いからだ。セレーネは誰からも愛される存在でなければならないのだから。

 しかし王宮の自室に帰ると毎日部屋がボロボロにされているのだ。昨日は執務室から戻るとベッドは水浸しだし、クローゼットの中はほぼ空っぽになっていた。その時着ていたものしかアリーチェにはもうない。

 いつセレーネがくるかわからないからレニアは執務室に連れて行っている。寝ているところに来られたら大変なことになるので舞踏会の夜以降、同じようにどこかに隠れて夜を過ごしている。ちゃんとした睡眠が取れない上に、食事もまともに摂れていない。

 フェリクスが帰った日の夜、厨房に行ったらセレーネが待っていたのだ。その時逃げて以来時間をずらして厨房に行っている。

 セレーネが料理中ずっと付いていて料理長にアリーチェの食事は作るなと言っているそうだ。そんなわけにはいかないと料理長は自分の分を作るような顔で簡単なものを作り、いつアリーチェが取りに来ても良いようにセレーネがわからない場所に隠しておいてくれる。

 そこはアリーチェがよくお菓子を作る時に使うものが入っている棚で、いつも感謝しながら隠れた場所で食べている。しかし、隠れて作るものだから満足に栄養が摂れない。立ちくらみする時も出てきた。

 そしてアリーチェはもうずっとお風呂に入っていない。お風呂に入っている間にセレーネが来たらと思うと恐ろしくてならないからだ。

 視察に行くと言う名目で外に出て食事をしたり服を買ったりしたいが、何故かなかなか許可が下りない。公衆浴場にも行きたいのにこれではどうにもならない。

 これもセレーネが関わっているのだろう。普段ほとんど何もしないのにこういった時の行動力は尋常じゃない。どうしたらこんなことが思いつくのかと逆に感心する程だが、もうそんな呑気なことは言ってられないとアリーチェは思った。

 いつまでこんな日が続くのか。アリーチェが結婚式に向かう為に国を発つ日までだろうか?それはとてつもなく長く感じた。

 結婚式がいつかはまだ決まっていないが通例であれば一年後くらいだろう。それまで無事でいられる自信がアリーチェにはなかった。フェリクスの顔が浮かんだ。


 更に二日たった。アリーチェは執務室で祖父母に向けて手紙を書いていた。婚約が決まったこと。結婚式には来て欲しいこと。そして会える日を楽しみにしていること。祖父母の健康を祈っていること。

 これくらいの中身なら無事届くだろうと祈りながら書いた。そして封蝋をすると文官に渡す。

「急がなくて良いからこれをおじい様たちの邸に届けるよう伝えて。久しぶりに会いたいけど中々会いに行けないからたまには手紙を書かないと寂しがるわ」

 アリーチェがそう言うと文官が手紙を持ち去って行った。通信官もこれなら中身さえ確認しないかもしれない。

 中身を見られても構わない内容にしたがセレーネの目に留まれば取り上げるかもしれない。だが文官にも通信官にも不審がられない内容にすればセレーネに報告されることなく通るだろう。

 執務室での仕事を終え自室に戻ったアリーチェはまたかと思った。二日目から部屋を片付けるのを止めた荒れ放題の部屋であってもセレーネの爪痕がわかる程荒らされていた。今日はソファーが切り裂かれとうとう窓が割られていた。

 アリーチェは外に誰もいないのを確認するとクローゼットルームで奥の方に無事に残っていた小さな鞄を出すと隠し棚のついた棚を開けた。

 わからないようになっている棚を開けると祖父母の肖像画と祖母が買ってくれたブローチとネックレスを取り出し鞄に入れた。

 そして更にその奥から袋を取り出した。中身を確認する。これだけあれば大丈夫。アリーチェはその袋も鞄に入れた。レニアを抱くと自室を出て人のいない場所に隠れた。

 

 夜が更ける頃。アリーチェは隠れていた場所から出ると王城の林の奥、壊れた塀から外に出た。見回りをしている衛兵たちに見つかることなく出られたのは良かった。そのまま歩き出し王都の外れに向かった。

 そこには何組かのグループがテントを張っていた。それぞれに見張り番がついている。その中で一番良さそうだと思った一人に声をかけた。

「こんな時間にごめんなさい」

「何だい娘さん。猫なんて抱えて」

 見張りは優しそうなおじいさんだ。

「この子は私の友達。おじいさんたちはどこから来たの?」

「はは。丸々とした友達だな。娘さんはこんなに細っこいのに。わしらはガーナット王国から来た小さな劇団だ。この国の建国祭に合わせて来て今から帰るところだよ」

 レニアがムッとした気配がしたが動こうとはしなかったので、アリーチェはついていると思いそのまま続ける。

「ちょっと困ってて、途中までで良いから私も連れて行ってくれない?」

 不審そうに見てくるとおじいさんは名前を尋ねた。

「私はアリー。この子はレニアよ」

「訳アリかい?通行証がなければ本来通れないからわしたちのところに来たのか?」

 多少汚れてはいるが質素ながらもそこそこ質の良い生地のワンピースに小さな鞄と猫。如何にも怪しい組み合わせだ。鋭い視線になったおじいさんに受け入れてもらえるようここ数日練っていた話をする。

「実は私、この国の男爵様のお屋敷で侍女をしていたんだけど、男爵様が私に妾になるように言ってきて、断ったんだけど無理強いされそうになったところを奥様に見られてしまって、、、。色目を使ったと私が悪くされて酷い折檻をされた後、部屋に監禁され食事も抜かれたんです」

 そう言ってはしたないと思いながらも少し裾をめくって足を見せた。そこにはこの前セレーネに背中や足を何度も蹴られた際の痣がまだはっきりと残っていた。

「こりゃ酷い!」

「足だけじゃなく背中や脇腹にもあるんです。そしたら今夜侍女仲間がこっそり邸を抜け出させてくれて。両親も亡くなってるし、この国にいるより親戚が住んでいるフランディー王国の王都に行こうと思ったんです。

 でも通行証を発行してもらっている間に奥様に見つかったらと思うと怖くて怖くて。一刻も早く出たくてお声をかけさせてもらったんです。フランディー王国は理由があって逃げ込んできた他国民の保護制度があるって噂で聞いたことがあるので、フランディー王国に行って親戚に役所に連れて行ってもらってそのままフランディー王国に住めたらと」

 アリーチェは考えておいた切迫している事情を、一気に打ち明けた。

「なるほどな。べっぴんさんだしそんな苦労もあるんだろうなあ。じゃあ娘さんは運が良かったってことだな。ガーナット王国に帰るにはフランディー王国を通るのが一番早い。

 しかも、わしはこう見えてこの劇団の団長だ。こんな風に運でつながった縁ってのは、こういう仕事柄大事にするとこっちに運も回ってくるってもんだ。早朝に出発するから乗っていきな。国境を越えるときは道具の中に隠れたら良い」

「ありがとうございます!!必ずこのお礼はフランディー王国に着いたらしますから。それから着くまで一生懸命働きます。雑用でも何でも言ってください」

 アリーチェは何度も頭を下げた。

「はは、そりゃ頼もしい!その猫は連れて行って大丈夫なのか?」

「はい。庭に紛れ込んで来たのを私が面倒を見てたので連れて行かないとこの子が何かされるかもしれませんから」

「そうか、なら決まりで良いな。夜明けすぐに出発するから、あと少ししか時間がないがそれまで休んでな」

 シワがまざり始めた顔でくしゃっと笑った団長さんが隣に座るようにうながしてくれた。アリーチェは夜明けまで団長さんの若かりし頃の武勇伝を聞きながら、久しぶりに人と楽しく会話できたことに感謝した。

 夜が明けると団長さんが団員を起こし、アリーチェの身の上を話して同行する旨を伝えた。そして全員で素早く出立の準備をすると、アリーチェを乗せた幌馬車はフランディー王国へと向かう道へと進んだ。


 王都を出る門をくぐる時は念の為劇団の舞台で使う衣装ケースの中に隠れた。門番は馬車の中を確認することなく通してくれたようだ。途中軽い食事を摂るだけで道を進む。アリーチェの事情を考えて急いでくれたようだ。

 夕方、王都の隣の領地の端にくると、今日はここでテント泊するとのことだった。

「アリー、ここは小さな町だけど温泉が湧くからちょっとした観光地でもあるのよ。食事の前に一緒に町に行こうよ」

 声をかけてきたのは劇団の一員の女性で、サリーと名乗っていた。年が近いのか気軽に話してくれる。他の団員も皆親切で明るい方ばかりだ。

「そうなの?楽しみだわ。あまり王都から出たことがなかったから」

 アリーチェはサリーと共に町へと向かった。

 小さいながらも生活用品が揃っている町だったので、サリーに頼んで洋品店に寄り、庶民が着る服と下着、鞄などを数点買った。

 このお金は自室の隠し棚に隠していたものだ。王族それぞれに配分されているお金はあったが、セレーネがアリーチェの分にまで手を出すのだ。

 それを誰も止めはしない。だから財務官に頼んで、慰問先に持っていくものを買ったりするのに必要だからと、少しだけ金貨ではなく銀貨と銅貨でセレーネが使うより先にもらえるようにした。

 本来慰問先に持っていくものは経費として国費から出しても構わないのだが、敢えてアリーチェは自分に配分されているお金から出したいと伝えたのだ。

 さすがに財務官も慰問に手ぶらで行かせられないと思い、また国費を使わないのなら手続きが簡単で済むと思ったのだろう、毎月決まったお金を準備してくれるようになった。

 実際その中から慰問先に差し入れを買い、わずかに残ったお金を隠して貯めたのだ。何かの為にと。それが今回役に立った。

 温泉に行こうというサリーについて行く。

 本当なら人に見せられる体ではないのだが、とにかく頭も体も洗いたくてそっと服を脱いだ。その途端サリーが驚いたようにアリーチェを見た。

「アリー!まあなんてこと!酷いわ!こんなに痣になって!話に聞いてはいたけどここまで酷いことになっているだなんて!なんて恐ろしいことをするのかしら!」

 サリーが泣きそうな顔でアリーチェを抱きしめてくる。

「心配させてごめんね。でももう大丈夫。サリーたちと出会えて良かったわ」

「アリー、ちゃんと見てないでしょ?背中とかも凄いことになってるわ。ここの温泉は傷に良いらしいからたくさん浸からないと」

 二人でゆっくり温泉に浸かると、さっぱりとして新しい服を身につけ皆のところに戻った。交代で町に行った団員がいて、どうやら交代で温泉に行くことになっているようだった。

 少し遅くなったがアリーチェも参加して夕飯のシチューを作ると、輪になって皆で食べた。ここまで来る間に食べたのはパンのみだったから、久しぶりに食べた温かい食事にアリーチェは涙がこぼれた。それを見た団員は気づいてないふりで楽しく会話を続けてくれた。

 それがまた嬉しくて、今度は涙がこぼれるのを我慢した。きっとサリーから背中の痣について聞いたのかもしれない。団員は皆触れないという優しさでアリーチェを気遣ってくれたのだろう。

 翌日も早朝に出発すると、夕方になる前に大きな門が見えてきた。慌てて箱に隠れて、アリーチェは祈った。

 ここを通ればいよいよフランディー王国に入国だ。声を抑え、腕に抱くレニアにも声を出さないようにとそっと撫で続けた。幌馬車の荷物の手前の方で積荷の確認をしている声が聞こえたが、一番奥のアリーチェが隠れている箱に来る少し手前で何とか検問が終わった。

 コーランド王国とフランディー王国の門番の許可を得ると、アリーチェを乗せて幌馬車はついに国境を越えた。

 フランディー王国側に入ってからしばらくして今夜の停泊の準備が始まった。震える足で箱から出ると、アリーチェは何とか馬車から降りた。そしてそこで座り込んでしまった。

「アリー!大丈夫?」

 サリーが駆け寄ってきてアリーチェの背を撫でる。アリーチェは何度もうなずくと大丈夫だと伝える。

 その夜食べたじゃがいもと干し肉のスープの味は一生忘れることはないだろうと夜空を見上げた。


「アリーチェを探せ!フランディー王国になんて伝えるんだ!金も持ってないんだ!どうせここ以外行くところなんてないんだからくまなく探せ!」

 一方コーランド王国の王宮、王城では消えた第一王女アリーチェの捜索に多くの人員が割かれていた。恐るべきことに、アリーチェがいなくなっていることに城の人間が気づいたのは、アリーチェがいなくなって二日後の夕方だった。

 まず料理長が隠してある食べ物がなくならないことに不審を覚えた。しかしこの王家のことだからアリーチェが近づけない状態にあるのかと一度は判断したのだ。

 しかし二日目の朝、食べ物をさすがに渡したいと、侍女にアリーチェにずっと食事を作っていないがお体は大丈夫か、と聞いたら侍女もセレーネに指示されているとはいえ不安になり、アリーチェの侍女に確認すると王城の執務室に逃げ込んでいるのかずっと帰ってこないと言う。

 ではと執務室へと行ったらそちらにもいなかったのだ。そして聞いて回ること数時間。

 文官がアリーチェから祖父母への手紙を預かって以降、誰もアリーチェを見ていないことが発覚したのだ。

 それからというもの大捜索が行われた。国王は口に出さないが、セレーネにかなり蹴られていたのを見ていたし、セレーネが食事を与えるなと指示していることも知っていたので、どこかに隠れたままもしかして、と思っていた。

 フランディー王国の王太子との婚約が決まった直後なのに何と言い訳をすればいいのか。まだ息があるかもしれない、と寝ることも許さず探させたのだ。

 しかし執務室でいくら待っても発見の知らせが来ない。次の日万が一を考えて王都にも捜索を広げた。そして更に次の日、各関所にも知らせを出した。

 だが既にアリーチェは出国した後。探していた者たちは、跡形もなく消えていることに誰もが不安を覚えたのだった。


 フランディー王国は大国だ。国土もコーランド王国の五倍はある。青々と穀倉地帯が広がる中、アリーチェを乗せた幌馬車は進んだ。

 フランディー王国に入ってからはアリーチェを知るものがいないからと思い、幌馬車の最後尾に座ると流れる景色を眺めながらサリーとのおしゃべりを楽しんでいた。しかし、フランディー王国を進めば進むほど、心の中に段々不安が湧いてきたのだ。

 危機感から思い立って国を出てフランディー王国にやってきたが、フェリクスに会いに行っても大丈夫なのか?と。フェリクスに何と言えば良い?婚約したとはいえ勝手にやって来たアリーチェを迎え入れてくれるだろうか?

 このことで不興を買い、コーランド王国から廃籍され王女でもなくなり、友好を深める為の結婚という責務が果たせないと婚約破棄されるかもしれない。

 そんなことが浮かんでは消えるのを繰り返していた。いや、その前にそもそもフェリクスに会えるのだろうか?ちょっといい生地のものを選んだとはいえ、今後何があるかわからないとお金を残すため買ったワンピースは平民がよく着ているものだ。王城の衛兵や門番が通してくれると思えない。

 どこかで手紙を書く?いや、コーランド王国の封筒もなく封蝋もない。フェリクスの元まで届かず、コーランド王国の王女を名乗る不審な手紙として処分されるかもしれない。

 会えなければ、せめてフランディー王国で働く場所を探そう。コーランド王国にはもう帰りたくない。アリーチェ自身を見てくれた優しいフェリクスの治める国はきっと住みやすい国になるだろう。

 フェリクスが治めるのを見ながら生活するのも悪くない。

 アリーチェはそこまで考えると、会えないことが当たり前だと開き直ってきた。落ち込んでも直ぐに前を見ることができるのがアリーチェだ。

 きっとなるようになるわ、と馬車からの景色を眺めた。


 何泊かしながら、いよいよフランディー王国の王都が近づいてきた。王都の門をくぐる前に一泊することになり、アリーチェたちは夕食の準備を終えると既にいつもの光景になった全員揃っての食事を始めた。

「王都に入ったら興行許可をコーランド王国に行く前に念の為もらっておいたのがあるから、一週間行うことにするから皆そのつもりで」

 団長さんが団員に伝える。

「フランディー王国でも興行されるんですね!是非見たいです!」

 アリーチェは楽しみだと伝える。

「このまま帰っても良かったんだが、さっき通った町で耳にしたんじゃが、フランディー王国の王太子の婚約が決まったらしくてな。王都は特にお祭り状態らしい。これなら念の為にもらっておいた興行許可が活かせると思ってな」

 アリーチェはフランディー王国ではもうその話が発表されているのかと思った。

 確かにそうだ。とっくにフェリクスたちは帰国している。緊張が高まってきて震えそうになる体をぎゅっと抱きしめた。

「アリーどうしたの?顔色が悪いわ」

 サリーが声をかけてきた。優しいのだ。とても気がきき周囲を見ている。

「大丈夫。ありがとう。少し無事に通れるか心配になっちゃって」

「大丈夫よ。今までも無事に来たんだから。それにここはもうフランディー王国なんだから理由を説明したら逆に助けてくれるわ」

 サリーの言葉に再度ありがとうと笑うと笑い返してくれた。


 翌朝、アリーチェを連れた一行はフランディー王国王都の門に来ていた。アリーチェはいつものようにレニアと箱の中に隠れる。しばらくすると馬車が動き出した。 

「アリー、もういいわよ」

 サリーの声でアリーチェは箱から出るとサリーがレニアごと抱き締めてきた。

「王都に入ったわよ!」

「良かった!」

 アリーチェもサリーに抱きつくと動く馬車の中を歩いて最後尾からその景色を眺めた。

 草原のなか小さな名も無い花が咲いている。いよいよアリーチェのフランディー王国での生活が始まる。

 どのような結果になっても構わない。ここで暮らしていこう。強い思いを胸にその景色を目に焼き付けた。


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