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RE:異世界ラーメン無双奇譚・シン 〜まずはスープを作ろうとしたら、豚がいなかった_| ̄|○ il||li オークやらコカトリスやらをスーブにしようと思ったんだけど、とりまダンジョン攻略頑張るぜ!!〜  作者: 酸化酸素
第四章 ラーメン無双の愉快な仲間たち

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24話 初めてが恥ずかしめで初めての時ハジメマシテだった

「ひゃ※☆@#$%*&☆〒うぅッ」


 改めまして、私の名前はアリスシード。オドが暴走して気付いたらこの姿。

 本当ならば、クレアリスの記憶を持ってるのが可怪しいんだけど、私はクレアリスの記憶を持ったまま、目覚めちゃったの。なんでなのかしらね?


 でも、私が死んでるコトを知ったら、パパもママも悲しむのかな?親よりも先に死んでしまうなんて思ってもみなかったから、本当のコトを知ったらきっと悲しむよ……ね?


 だから、それだったらジロウが私の代わりにクレアリスをやってくれてるなら……パパもママも幸せだろうから私はそっとしておくつもり。


 まぁ、湿っぽい話しは置いといて、今日のご飯は何かしら?()っごく美味しい物が食べたい気分だわ。



-・-・-・-・-・-・-



「何コレ?本当に食べられる……の?」


「まぁ、とやかく言わずに喰えば分かる」


 俺は新しく仲間になったアリスに、うどんを食べさせてみる事にした。だが、当のアリスは初めて見るうどんに警戒心剥き出しで、なかなか口に運ぼうとはしなかったのさ。



「なんかニョロニョロしてて、うねうねしてて気味が悪いんだけど……」


「いいから喰え」


「わ、分かったわよッ!食べればいいんでしょ食べればッ!」


ちゅる


「ッ!?」


ちゅるちゅるちゅるちゅるちゅるちゅる

ずずずずずーーーッ

ちゅるちゅるちゅるちゅるちゅるちゅるちゅるちゅるちゅるちゅるちゅるちゅる

ずずずずずずずずずずーーーッ


「ぷはぁッ!」


「いい喰いっぷりだな」


「ちょッ!何コレ?凄っごく美味しいじゃない!これが「らあめん」なの?」


「いや、うどんだ」


「うどん?ジロウは「らあめん」を作りたいんでしょ?なのに違うものを作ったの?バカなの?こんなに美味しいのが作れるなら、とっとと「らあめん」を作ればいいじゃない」


「おまッ!バカバカ言ってるヤツがバカだって(ことわざ)知らねぇのか?」


「知らないわ。だって、私は頭いいもの」


 俺は絶句したね。それはアリスが自分から頭がいいって言ったからだ。それなのに、諺も知らないなんてな。笑っちまうだろ?

 それにしても……だ!頭がいいんなら、ケドだかコドだかを暴走させて死んだりしねぇモンだろ?


 その事を棚に上げて、頭がいいって言えんのかって話しだろ?諺も知らねぇし……。

 えっ?ところで諺じゃないの?


 ま……まぁ、死んじまったのも、それが事故だって言うなら仕方ねぇとは思うが、そもそも「君子危うきに近寄らず」とか言うし、本当に頭がいいなら危ねぇ事はしないモンだよな?

 あれ?そしたら俺も……いやいやいや、命綱無しで断崖絶壁に向かったけどよ、アレは現地人のおっちゃんが大丈夫って言ってたからだ。

 セーフだよセーフ!カウントしたら駄目絶対ってヤツだ!ノーカンだ!


 それにそんなアリスが自分の事を頭いいって言うなら、俺だって言ってや……って、なんでこんな事に俺はムキになってんだろうな?



「じゃあ、その頭のいいアリスに聞きたいんだが、「かんすい」って知ってるか?それがあればラーメンが作れるが、俺には「かんすい」がなんだか分からねぇから作れねぇんだ」


「カンスイ?道が冷たい水で水浸しにでもなるの?」


「そりゃ、冠水だろ?」


「ちっちっちっ。寒水で冠水よ」


 俺の負け……だよ。なんか、「ああ言えば醤油」だか、「ああ言えば浄瑠璃」だっけか?そんな感じで、何を言っても勝てる気がしなかったのさ。

 「それってアナタの感想ですよね?」みたいな事を俺が言っても、その後に言葉でボコボコにされるのは目に見えていたから、もうこうなったら黙ってるしかねぇよな?


 でもまぁ、自称頭がいいアリスでも、かんすいが何だか分からねぇってコトが分かったコトだし、まだまだラーメン作りが遠いってコトも、よおっく理解出来たぜ。



「母さん、その「かんすい」だけど、わーは何かを溶かした水だと思うんだ。だから、母さんの記憶の中から、探ってみてもいいかな?」


「えっ?」


「なぁ、お袋……あたい、腹が減ってんだけど、あたいの分のうどんは無いの?」


「あ、悪りぃ。さっきアリスに喰わせたのは、本当はおっさんの分で持ってきたヤツだから、家に戻らねぇと材料が無ぇわ」


「そっか、それならお袋……食べていいか?」


「えっ?」


「ままを食べるの?そしたら、うちも!」


「えっ?」


「わちきもお腹空いてる」


「えっ?」


「みんなで、ままを食べよう!」


「えっ?」


「あぁ、はいはい。分かったよ」

——ぱさっ


「えぇぇ?!ななななななッ!?あわわわわわわ?!」


 俺としてはコレが普通の日常なんだが、アリスにとっては異常……なんだろうな?だから、言われるがままに恥ずかしげもなく服を脱ぎ出した俺を見るなり、アリスは目を白黒とさせているし、口元からは「あわわわわわ」と、なんかよく分からない言葉が漏れてた。


 それに俺の事を「食べる」といった皆も服を脱ぎ出したモンだから、尚更混乱している様子だったぜ。



 こうして、娘達4人に因って、俺は食べられる事になったワケだが、そんな光景をアリスはただただ見ていた。勿論無言で見てたって言うよりは、同様しながら声にならねぇ声を漏らしてるみてぇだったし、目を指で隠しながらもハッキリクッキリ指の隙間から眺めてる様子だったぜ。

 要するに興味津々ってヤツだな。


 でもま、誰かに見られていると思うと、それはそれで気持ち良さが倍増すんのな?初めて知ったよ。

 だけど、なるべく喘ぐ声は抑え気味にしたんだが、それでも漏れ出す声は比較的大きかったかも知れねぇ。


 この状況で再び、おっさんが登場したら厄介なんだが、気持ち良いモンは気持ち良いし、抑えられねぇモンは抑えられねぇ。

 なるようになれってヤツだ。



「あわわわわわわわわわわわわわわわ……な、なな、ななな、ななななな、@#$%&*☆¥※〒ッ///」


「母さん……もらうね」


「あっ、あぁ……んんんッ。ダ……メだ……マシマシ(マシマッシ)今、そこを……攻められたらッ。うっくぅ」


びくくッ


「えへへ。まま、今日は特別に美味しい」


豚こっ……つ(トンコッ……ツ)、イッたばかりなのに……そんなとこを……ちゅパッ、んっ」


「ちょっと……ねぇ……なんで?私、そんな事……今までシた事なかったのに、私がその身体からいなくなった途端に、私、そんな淫らに乱れて、そんな気持ちの良さそうな声を出して……それに、私が密かに買って隠してたパンツまで……なんでみんなが履いてるのよッ!」


「ママからたくさん、溢れて来る」


白た……ん(パイタ……ン)、も、もっと……もっと……もっとぉ」


びくッびくッ


「なんでよ?私の身体……そんな……えっちなんかじゃ……そりゃ、ちょっとは興味あったし、色々触ってたけど……」


じゅん


「私、なんで?なんで見てるだけなのに、お腹のナカが熱いの?なんで、私の元身体が弄ばれてるのに、目が離せないの?」


「アリスちゃんも、ままみたいに気持ち良くなっちゃえ!」


「えっ?ちょ、離して!私……キャッ脱がさないで!」


ぺろッ


「ひゃ※☆@#$%*&☆〒うぅッ。ヤ、ヤメてぇ。そんなところを舐めないでぇ」


 まぁ、なんて言うか修羅場……みてぇな感じだったな。修羅場って言うのか正解かどうかは分からねぇけど、こうして真っ昼間から卑猥で淫靡な感じになった結果、盛り上がっちまった訳だ。



 巻き込まれたアリスは最初こそ嫌がってた訳だが、最後には目を蕩けさせて「おねだり」してたから、まんざらでもなかったのかもしれねぇ。

 まぁ、快楽ってのはクセになるって言うから、アリスの将来が心配っちゃあ心配だが、そん時はそん時だな。



 でもま、アリスに対しては誰も名付けもしてねぇし、俺じゃなくて豚骨(トンコッツ)が中心になってアリスの事を気持ち良くしてっから、これは体液摂取とは違うよな?えっと……ただのキャッキャウフフで気持ち良くなってるだけってヤツだ。

 これを薔薇だか、牡丹だかって言うんだっけか?


 ——でもまやっぱり将来心配だな。考えるな感じろを地で行くってこの事だよな?それに初めてのキャッキャウフフで気持ち良くなってキマっておねだりしてるなんて、もう尻軽確定だろうな……コイツと結婚する男は絶倫じゃなきゃヤッてらんねぇとみた!




「はぁ……はぁ……はぁ……。ね、ねぇ、なんでジロウは自分のオドを娘達に分け与えているワケ?完全に枯渇しちゃったら一日中、何も出来なくなっちゃうでしょ?」


「ハァ……はぁ……ハァ……はぁ……。お、俺はラーメンを作りたいだけだ……でも……な」


「で……も?」


「ラーメン作りの材料は……はぁ……ハァ……はぁ……俺一人じゃ集められねぇ。その為に……ハァ……はぁ……豚骨(トンコッツ)白湯(パイタン)……皆の力が必要なんだ。むしろ……皆の方が戦闘には向いてるから、俺がダンジョンに付いて行っても足手まといにしかなんねぇんだ」


「だから、そんな娘達にオドを分け与えてるって言いたいの?」


「そういう事だ」


「ってかさ、ダンジョンってどういう事?この街の周囲にダンジョンなんて無かったでしょ?わざわざ王都近くのダンジョンまで行ってるワケ?それに「らあめん」とダンジョンになんの関係があんのよ?」


「いや、この街の近くにダンジョンがあるんだ。それにラーメンを作る為の材料は、ダンジョンじゃなきゃ手に入らねぇ」


「嘘……でしょ?」


「嘘じゃないよ。ダンジョンは確かにあるよ。うち達はそこで、ままと一緒に暮らしてるんだモン!」


「えっと……うん、意味が分からないわ。ジロウ、どういう事?この部屋はクレアリスの部屋よね?なのに、ダンジョンに住んでるの?私、こう見えて王位継承権持ってる公爵(プリンセス)家の貴族令嬢だったわよね?それなのに、ダンジョンで暮らしてるホームレスなの?」


 まぁ、仕方ねぇ事だってのは分かる。これが数十年経ってるなら変化があっても可怪しくは無ぇから驚かねぇと思うし、アリスも受け入れられたかもしんねぇって思う。

 だけど、まだ一年も経ってない内に、劇的な感じでビフォーアフターかまされたら、混乱するのは当たり前っちゃ当たり前だと思うし、驚くのも無理ねぇよな。


 これって、テレビでよくあるドッキリだろ?とか勘繰りたくなるのは当然だよな……。だから俺だったら看板持ったヤツが近くにいねぇか、キョロキョロ見て挙動不審になってるかもしれねぇくらいだ。



 と、言う訳で百聞は一見に如かずって言うから、俺達はそそくさと公爵(プリンセス)家から退散して、ダンジョンの家に戻る事にしたのさ。

 まぁ、ここに帰って来た目的は、おっさんに取り敢えずの感謝を込めて、うどんをご馳走する事にあったんだが、材料がなきゃご馳走も何もねぇから、用が無くなった以上トンズラするのは当然だろ?


 しかし急に帰る事にした訳だから、おっさんに気付かれないように、そっとオサラバした訳さ。

 すまんな、おっさん。サラバだ、おっさん。またな、おっさん。次こそは多分ご馳走するぜ!絶対って約束は出来ねぇが、そこん所は勘弁してくれ。




 こうして俺達5人は一路、ダンジョン内の家へと向かった訳だ。マシマシ(マシマッシ)は相変わらず公爵(プリンセス)家で御庭番やってくれてる。だから、俺達とアリスを含めた5人でって事だぜ。


 でまぁ、家に向かうまでにはお決まりのモンスターがいる訳だが、俺の包丁ボーナスのお陰もあって楽々階層を降りて行く事が出来た。

 アリスも一応闘える様子だったから、俺としては俺一人がお守りされてた事にショックを受けてたのは確かだが、まぁそれはそれ、これはこれだ。



 結局、家に着く頃にはアリスもそれなりの装備を整える事が出来ていた。身体は小っちゃいのに装備はいっちょまえってのが、やっぱり俺的には気になるが、そもそも装備って身体のサイズが変わっても、皆は普通に着れてるから不思議なんだよな?

 これが本当のフリーサイズってヤツなのかねぇ?



 前に、おっさんから貰った豚骨(トンコッツ)の胸当ては豚骨(トンコッツ)ホルスタインの成長と共に窮屈になってったけど、専用装備になってからは窮屈そうな感じは無ぇ。そしてそんなクレームも入ってねぇから、消費者センターがあってもクレーム対応しなくて喜んでるかもな。


 それにあっちこっち大っきく成長したワンタンも、子供の時にゲットした専用装備を今でもそのまま着てる。ワンタンも豚骨(トンコッツ)ホルスタインに並ぶ程に立派なホルスタインになっちまったからな……まぁ、牛だから仕方無ぇって事にしといた。

 そんでもって、ワンタンは食欲旺盛でしょっちゅう食べてて、胸にその栄養が全部行ってるんじゃないかって思った程に立派なホルスタインを、装備からはみ出させて見せびらかしてる。

 時折見せる、白湯(パイタン)の視線に俺は狂気を感じてるけど、そこは触れちゃダメだって思ってるから何も言わねぇ。


 でもってそれを考えると専用装備ってのは便利だよな?買い換えなくても壊れるまで使えるって事だもんな。装備も身体の成長に合わせて成長するって事だろ?

 あぁ、俺も欲しかったぜ……。まぁ、俺の場合、成長する場所はもう無ぇけどよ……。




「ななな、なんでこんな立派な家があんのよッ!」


「俺がおっさんに言って建ててもらったんだ。俺だって、こんな立派なのが建つとは思ってなかったから、驚いたんだぜ?」


「まぁ、パパならやりそうよね……クレアリスには激甘デレデレだったもんね」


「で、どうする?アリスもここで暮らすのか?」


「私はクレアリスじゃないから、公爵(プリンセス)家にいる訳にはいかないの。それにパパと合わす顔が無いから、お邪魔していいならお邪魔させてもらうわ。それにここまで連れて来ておきながら、一人で帰れとか言ったらそれこそバカの極み、究極バカって言ってあげてたところよ」


「そうか、それなら言われないで良かったぜ。それにこの家にはたくさん部屋があるから、好きな部屋を使ってくれ一部屋以外、全部空いてるからさ」


「はい?はぁ……まぁそうよね。どうせ皆がジロウと一緒に寝てるんでしょ?とんこっつも、ぱいたんも、わんたんも、部屋欲しがらなかったんでしょ?」


「流石だな、アリス。で、お前は部屋欲しいんだろ?」


「わ、私は……私はジロウの家族じゃないし居候(いそうろう)なんだから……ジロウと……い、一緒の部屋でいいわ」


「へぁっ?いやいや、おいおい。居候なのに一緒の部屋でいいって可怪しくないか?」


「す、好きな部屋を使っていいって言ったのはジロウでしょ?だから、私も皆と一緒の部屋を好きに使わせてもらうわ」


 俺としては、なんでこうなったのかよく分からなかった。居候が家主と一緒の部屋で暮らすって、どうなったらそうなるのか理解出来る訳が無ぇんだが、これって当然の事なのか?


 ワンルームシェアってヤツだろ?ヤベぇ感じしかしないだろ……。流石に俺だって若い時に、彼女とワンルームで同棲した事なんてねぇよ……ってか、アリスは幼女であって彼女ですらねぇ。

 幼女である以上、俺に幼女趣味は無ぇとしか言えねぇ。



 でもま、アリスは小っちゃいから、一人だと心細いんだろう……と考える事にした。幸いにもこの家の造りは頑丈だから、モンスターに襲われる心配は無ぇ筈だ。

 それが分かればアリスも勝手にどこかの部屋を勝手に占拠して、居候するだろうと俺は考える事にしたのさ。




挿絵(By みてみん)

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