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前日談3/3
お疲れさん。まあ、これから精神的にきつい話になるんだけどな。
...そうか、まあ、生き方はそれぞれだ。
それじゃ、話してやろう。
ええと...腐食については...したか...となると、<具現刃>だな。
俺の体は霧でできているだろ。
それを、刃状に具現化して切る力だ。
...実を言うと、俺たちでも能力の詳細はわかってなくてな。
だから、“そう言うもの”として捉えているんだ。そしたら、なんかわからないが、以前より自由度が増してな。
おそらく、”どう認識しているか“ってのが大事なんだと思う。俺以外もそうだったし。
と言うことだから、よくわからないものは、”そう言うもの“と捉えろ。それが一番だ。
では、本題に入ろうか。これから話すのは、受け入れた後のことだ。
だから、違うことが起きるかもしせないし、違う道もある。
でも、一つだけ共通しているのは、少なくとも、これまでと同じような生活はできない。それどころか、生きてすらいない可能性もある。
よく考えろ。
俺を、死体安置所の神を、受け入れると言うことを。