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ついに入国したぞホク―ト王国。王都についてからはあっという間に王宮に連れていかれてもうすぐおじいちゃんの前ですよ。


「アレン、父は気さくな方だから礼儀とかは気にしないしいつも通りに私と接するような感じで接してあげてね。」


と、母は小声で言った。


そして扉は開かれた。すると妙齢のおじさま的存在ではなく美しい白磁器のような肌を持った踊り子のドレスのようなものを着た黒髪の美女が玉座っぽい椅子に座っていた。


「あれ?姉さんが何でここに?」


「実はねサンタナが来るほんの数分前に戦争が始まったのよ。それでお父様は孫を放り出して戦争に行ってしまったわ。」


「え、マジ俺の来た意味無くなってんじゃん。」


「その子が呪いにかかって大きくなっちゃった子なのね。貴方のことだから相当甘やかしたんでしょうけどそれでも、まあマシには育ったっぽいわね。」


「あー母上は甘やかす人にはとことん甘やかしそう出しね。」


「あら、なかなかわかる子じゃない。私も妻にどう?」


後ろから殺気が感じられた。


「いや、今は奥さんたちと新婚旅行に来てるんで結構です。」


「まだ大人の魅力を感じさせるには早かったかしらね。」


「姉さんふざけたこと言ってないで自己紹介しなさい。」


「失礼したわ。私の名はリナリー・アキラ・ホク―トよろしくね。」


「よろしく、俺はアーレギオン・ガレリア・グロリアス。」


「私は妻のミーシェル・ガレリア・クロリアスと申します。よろしくお願いいたします。」


「私も妻のラピス・ガレリア・クロリアス。」


「あらあら可愛い奥さんがいっぱいね。ねえやっぱりもう一人ぐらい欲しくない。」


「姉さん、見苦しいわよ。姉さんが結婚けりすぎて行き遅れてるんでしょう。」


「だってあの時は遊びたかったんですもの。」


この人は俺と同類の匂いがする。結婚は人生の墓場って知ってるんだな。多分、おじいちゃんの結婚生活を見てああはなりたく無いと思ったんだろう。俺も上司になりたく無いって思ったよ。今はなっちまったけど。


「ハァ、まあ良いわ。それで私達は?戦争に参加しろとでも言うの?」


「そのまさかよ。多分孫のアーレギオン君に武功を上げさせたいんでしょうよ。本人の意思はともかくね。」


何それ赤紙よりタチ悪くね。


「俺はやる気無いよ。」


「一応あちらから仕掛けてきたものだしこっちで終わらせて見せるわよ。」


フラグがたった気がする。


「伝令!敵国が魔物を使ったきた模様で王都まで迫ってきております。」


「何ですって父上は無事?」


「それが軍を逃れるように動いておりまして軍は無事なのですがこのままですと王都に直進してしまいます。」


「すぐに軍議を開くわ。貴方達も来て!」


すごい面倒事に巻き込まれたな。俺はそういう星の元に生まれてきたのでないかと思うくらい難儀な世の中であった。

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