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うわー、西洋人魚だった魔力体が和製人魚の屏風絵から飛び出してきたような絵面になってる。(説明がマニアック過ぎてわからないかもしれないが要するに美人が般若になるくらいには怒り心頭ってこと。)


俺がそんな感想を抱くくらいにはミーシェルは怒っていた。


「弁明はありますかアレン。」


「ヒッ。」


怖い、和製人魚が俺の頬をなめずりしているよ。俺このまま美味しく食べられそうなんだけど。俺の魔力体が海軍の巨大十手の人が消えちゃってテンパったタコ先生だけになってるんですけど。あれですか理事長から解雇通知書渡されて勝負することになった回の時並みにテンパって頭下がらない的なことになってるんですか。


「弁明はありますかアレン。」


リピートアフタミーした覚えはないっす。人魚さんもタコ先生捕食しちゃってるんですけど。俺の魔力体弱くね。海軍の巨大十手の人、かえってこーーーーーい。てかお願いです帰ってきてください。マジのおおマジで。


「アレン、怒っていないから正直に話してください。」


あ、もう俺が喰われちゃう喰われちゃうからラメェーーーーーーーーーーー(色っぽい)


「アレンは私とデートしてたよ。」


未だ魔力体は出ていないラピスちゃん。人魚さんの捕食タイムもといもぐもぐタイムを止めてくれた。やったね。


「そうですか、デートですか。どこでデートしてきたんです?」


「プリン専門店の喫茶店アラモード。」


「そうですかそうですか、わたくしが必死に仕立て屋に謝罪しているときに二人はあのスペシャルプリンアラモード真夏のかき氷仕立てのヤマト風ジャージ牛の練乳クリームを添えてとスペシャルプリンアラモードパフェナイアガラ仕立てのアボリジニー風蜜蟻の蟻蜜を添えてを食べてきたんですものね。夕飯はいりませんよね。」


「なんで知っているの?」


かわいらしく小首をかしげるラピスだがそれでは駄目だ。魔力体が和製人魚からもう山姥に変わっちゃってるから食べられちゃう俺たちじゃあもう食べられちゃいますよ。


「それはですね二人の口からその香りが漂ってくるからですよ。私だってアレンを誘って二人で行きたかったのに。」


あ、泣いてる。そんなに行きたかったのか。


「今度暇なとき一緒に行こうぜ。」


「ええ、カップルスプーンを一緒に頼みましょう!」


表情一転、魔力体も一転、笑顔になり元の西洋人魚に戻った。


「それ、もう二人で食べた。」


ラピスさんそこはもう黙るべきところでしょうが


そこから先の記憶はミーシェルの魔力体が閻魔大王になったことしか記憶にない。


そのとき思っていたことは伯父さん、お義父さんを見てても思ったけどミーシェルを怒らすのはやめておこうということだけだった。

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