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すみません、前日の分纏めて出します

はい、今日も思春期男子が羨む状況です。でも実際仕事終わりとかだと身体はクタクタでする気にならなかったんだけどね。そもそも相手なんかいなかったけど(小声)。

しかし若いっていいね。あれだけ仕事したのに身体は元気なんだもん。オヤジ臭いけどそうなる人はそうなるからマジで。


「アレン、夫婦になってからは三日は経つけれどどうでしょうか。」


「うーんなんか結婚自体わかんない。」


「ふふふ、やっぱり中身は6歳のままなんですね。」


「それはそうだよ。身体だけ大きくなって変な欲求も増えたし。」


「そうですね、大人になる過程がありませんからね。」


「そもそも大人って何?」


「難しいことのようで簡単なことですよ。」


「じゃあ何なの?」


「子どもで居られなくなる。それだけです。」


「じゃあ俺は子どものままだね。」


大人になれてれば転生なんてしてなかったはずだしね。


「どうしてです?」


「そりゃあ俺は大人になれる程責任を持ってないからさ。」


会社でも責任ある仕事と聞いてもどうしてもやる気が出なかった。それでそれで自分の中で言い訳ばっかり作って自分の中でも責任逃れをみっちり作りこんでいた。そんなダメ人間が大人と呼べるなら世の中人間全部大人だろうよ。それくらいなまでに自分のやること全てに言い訳して逃れようと必死にもがいていた。そんなことに逃れるエネルギーを使うなら仕事に精を出す、それが大人ってものなんだろうよ。目標が無くただただ、目の前のことをやっつけ仕事で行っていくタイプ俺には大人、って言葉は強い光を持ちすぎているのさ。


「それは………深いですね。」


ミーシェルはこの時、大人の造り上げた社会という名の複雑で到底クリアすることのできない迷路のようなものに心は6歳の子どもを巻き込んでしまったと思った。先人たちが無駄という古いパーツを取り外しては複雑な新しいパーツをくみ上げて作られた社会は大人ですら理解しきれてい居ない部分が多い。

このガレリア王国も長い歴史をを持つため現代日本及ばずながら劣らずの法の整備を行っていた。もちろん俺はそれを全て視はした。今でもスキルの力で思い出せるようにはしている。それでも足りない。法とは悪だろうが正義だろうが国民である以上誰もが持つ権利なのだから、いつどこで利用されるかわからないのだ。


「いくら優秀だろうと俺は怠け者王子、仕事が増えないことに越したことは無いのさ。勉強だってそう、やれることが増えるのは良いことばかりじゃない。、仕事の量はその分増えていき1を覚えたら10覚えろと言わんばかりの物事が増えていく。だから俺は怠けるのさ、何にもせずただ風吹かれている方がずっと気が楽だ。」


「では何故あの時助けてくれたのですか?」


「あのままじゃあ俺の仕事が増える、そう思っただけだよ。他の兄上達じゃあ荒れてしまったこの国を変えていくには不十分だと感じられたからな。」


「どうしてそう思いに?」


「簡単な話さ、王妃の教育が成っていないあの男爵令嬢では国が亡びるのが目に見えているし裏で糸を引き確実に国を乗っ取る何者かがいると思ったからさ。今回は公爵家がが利用されたけれどもそこまで大きい組織が崩れたんだ。それも国とのかかわりの深い家がだ。少なからずとも王族の信用は地に落ちうる可能性もあった。」


「それは言い過ぎでは?公爵家は確かに国を担う組織と言ってもいいですがわがもう一つの公爵家の方がその可能性があるのでは?」


この国の公爵家は二つはあり一つは前の代の国王が息子を引き留めたいがために創られたこのグロリアス家とこの国の創設当時から存在するムカシヤ家が存在している。第一王子との婚約もグロリアス家を失くすために行われていたが第一王子のせいでそれオジャンとなった。


「いんや、平民たちの声からすれば影響力が強いのはグロリアス家だ。貴族たちの影響力が強いのは確かにムカシヤ家の方が強いけれど平民たちの風評が圧倒的にいいのはグロリアス家だし、何よりお義父さんの戦功が大きい。」


「反乱ですか?」


「いや、その前にこの国を見限って出ていく人間の方が多いだろうよ。」


「農民の方もですか?」


「母上の国の方で開拓者募集のことが新聞の記事に書かれていたよ。それを目がけてい言った方がまだ未来が見えると俺なら思うけれど。」


「そこまで貴族は嫌われているものなのですか。」


「俺が王都で聞いた評判じゃあ商人の人たちはバブル侯爵家の分家筋の領地を通る際の税金は高すぎるとぼやいていたし、王都が一番安いって言ってたよ。」


楽市楽座の前例があるように高ければ商人は通りたくないしすぐに国に見切りをつける。それに応じて人の流れも増えていく。商人はいつの時代も流行を先取りしなければ生き残れない存在ゆえに嗅覚は本物だった。


「そこまで見えているとは。アレンは仕事が嫌いだからこそ、先が見えるのですね。」


「それは違う、王族だったという生活が苦にならない余裕があったからこそ見えただけだよ。あとは勉強がめんどくさかっただけだからね。」


要はライオンにのったネズミってことだね。


「ふふふ、それではそろそろいたしましょうか。」

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