表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
8/1385

宇治間山朝風寒し

宇治間山 朝風寒し 旅にして 衣貸すべき 妹もあらなくに


                           長屋王(巻1-75)


宇治間山の、朝の風が寒い。

旅の空では 衣を貸してくれる わが妻もいないのに。


長屋王が吉野離宮と飛鳥との旅の途中、宇治間山(現在では未詳)を通過した時の歌。

肌を突き刺すような、朝の冷たい風だったのだろうか。

都に待つ妻、長屋王は、その温かい肌を焦がれている。


※長屋王は、天武天皇の孫。壬申の乱で活躍した高市皇子の子。

 絶大な権力、広大な富と屋敷を有するようになるけれど、やがては謀反の冤罪を課せられ、聖武天皇と藤原氏により、自害に追い込まれてしまう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ