表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
74/1385

山辺赤人 武庫の浦を

武庫の浦を 漕ぎ廻る小舟 粟島を そがひに見つつ ともしき小舟

                      (巻3-358)

武庫の浦を漕ぎ廻る小舟が、粟島を背にして進んでいく。

あの小舟がうらやましい。


山部赤人は西に進み、すれ違った武庫の浦を漕ぎまわる小舟は粟島(未詳、淡路島との説あり)を背にして進む。

つまり都の方面に向かっていくのが、うらやましいと詠う。


旅中の山辺赤人氏は、都への望郷の思いが浮かんだのだろうか。

都に待つ愛しい人の顔でも浮かんだのだろうか。

旅に出るからこそ、望郷の思い、残して来た人への想いはつのる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ