表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
64/1385

太宰師大伴卿の、酒を誉めし歌(8)

価なき 宝といふとも 一杯の 濁れる酒に あにまさめやも

                    (巻3-344)

値段がつけられないようなお宝などという物があるようだけれど、一杯の濁り酒に勝るはずはない。


値段がつけられない超お宝より、低価格の濁り酒のほうが、手に入れることも簡単で心身を喜ばす力もある。

となれば、今飲んでいる濁り酒のほうが、勝っている。

ここにきて、大伴氏は、濁り酒最強説に至ってしまったようだ。

また、大伴旅人氏の時代は、澄んだ酒よりも、濁り酒のほうが安かったらしい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ