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万葉恋歌  作者: 舞夢
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高市連黒人の羇旅の歌(4)

磯の崎 漕ぎたみ行けば 近江の海 八十の湊に 鶴さわに鳴く

                     (巻3-273)

磯の崎を漕ぎ回って行くと、琵琶湖のあちこちの湊で、鶴がさかんに鳴いている。


八十の湊とは、琵琶湖の数多い港。

広々とした琵琶湖を、ゆっくりと舟を漕いで進んでいくと、その数多い港で、鶴がさかんに鳴いている。

ほぼ、目の前の情景を、主観(人の思い)などを込めずに、詠んでいる。


目の前に琵琶湖はなくても、言葉だけで、心の中に美しい琵琶湖が広がっていく。


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