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万葉恋歌  作者: 舞夢
1280/1385

畳薦 牟良自持が磯の 離り磯の

畳薦 牟良自が磯の 離り磯の 母を離れて 行くが悲しき

                  (巻20-4238)

畳薦たたみけめ:マコモ(イネ科の多年草)で作った敷物。牟良自にかかる枕詞

※牟良自が磯:岸から離れた沖の磯。

右の一首は、助丁生部道麻呂

※助丁生部道麻呂:助丁は国造丁に次ぐ身分の防人。生部道麻呂は伝未詳。


岸から離れてしまった磯であるように、私も愛しい母から離れて航路を進むのが実に悲しいのです。


出発時の歌とする説もあるけれど、船に乗って岸から離れ、母からも遠く離れてしまった悲しみとしたほうが、わかりやすい。

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