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鳥たちとお嬢様




 僕は、先ほど持ってきた白パンを小さく千切り、軽く放って芝の地面へと落とす。

 それを二度。そして誰もいない中庭の空を見上げれば、その先にいた雀が「食べていいのー?」と口にしながら舞い降りてきた。


 小さく千切ったつもりだったが、彼らには少し大きかったらしい。一羽がその一欠片を飲み込めず、また口で千切って地面に投げる。その小さくなった欠片を別の雀が口に含んだ。


 舞い降りた一羽が、パンには足を向けずに僕を見上げる。

「くれるんですか?」

「ええ。まだありますので、仲間もいたらどうぞ」

 僕が手に残ったパンを示すと、彼も「わーい」と呟いて地鳴きにかかる。意味としては、『ごはん いっぱい』だろうか。文法として、単語は人間の言葉からしたら足りない気もするが、それでも『今から行く』という意味の返答が王城のいくつかの屋根の上で響いた。


 あっという間に、十数羽の雀が……目白もいるな……、まあ、鳥たちが集まって食事を始める。

 食事というよりは取り合いで、小さな欠片を僕が適宜放ると、その度にまだ食べていない鳥がそこに群がってぶつかり合っていた。


 

 まるで池の鯉に餌をあげているかのよう。

 僕が投げるパンの行く先に注意を凝らしている姿が、何となく微笑ましい。


 もう一つ投げる。

 だが、その欠片は地面に落ちるよりも先に、空中を横切った影が受け取っていった。

「いただき」

「あー!」

 横切ったのは、本物の燕。そういえば、寒い時期はエッセンからもいなくなるそうだが、初夏のこの時期にはまたここに戻ってきているのか。……よく考えたら、『本物の』などとつけずともよかった。


 不満げにちょこちょこと雀たちが地面を蹴る。テンテンと左右に往復しながら僕に向けた視線は、明らかな催促だ。

「はいはい」

 また一欠片、今度は意識的に少しだけ大きめのものを放る。それが地面に落ちたかと思うと、群がった鳥たちが毟り取るように小さく砕いて銘々胃に押し込んでいった。

 

 ふと、僕の肩に燕が止まる……先ほどの燕か。

 少しだけ落ち着いた声音だがそれでも甲高い声で、燕が耳元で僕に囁く。

「ねえねえ、今くらいの、一つちょうだい」

「他のみんなに行き渡らないので、それはちょっと」

「小さいのが三も生まれてんの。足りないの」

「三……三羽生まれたと?」

 三と言われて、一瞬意味がわからなかったが、要は三羽の雛がいるということだろう。持ち帰りまで催促するとは。

 

 ずるい、と足下から声が飛ぶ。まだ一欠片も食べていないのが五羽ほどいたか。

「うちも生まれたばっか」

「小さいのいないともらえないの?」

 そう、口々に文句を言う。いやまあ、その言葉は理解できるけれど。

「申し訳ありませんが、持ち帰る分には構いませんけど他のみんなと同様にお願いします」

「ちぇー!」

 もう一つ欠片を放ると、僕の肩から飛び立った燕は空中でまたそれを受け止めて飛んでいく。屋根を飛び越えて、向こうまで。雛のところへと行ったのだろうか。


 それを見送ると、その反対方向の屋根の上でバタバタと羽音がする。

 こちらは今来たばかりらしく……そして、パンを欲しがっているわけではあるまい。


「ここでの食事はご遠慮願います」

「だめか」

 視線の先の鷹……犬鷲かな。犬鷲に伝えると、その言葉にようやく犬鷲の存在に気がついた足下の雀たちが、揃って僕の体の影にその小さな体を押し込んだ。


 この王城内でも、一応は食物連鎖が出来ているのだろう。

 そこにいる犬鷲は雀を食べて、雀は木の実や虫を食べている。それは仕方ない。狩りは彼らの生業で、仕方のないことだ。だがここでは、ちょっとそれはいったんお休みしてほしい。


 もう一羽、僕の肩に乗ろうと上空を旋回する影がある。

 何故僕の肩に乗ろうとしているとわかったのかといえば、その種類が正しくは鳥ではないからだが。


 僕がそっと手を差し出すと、肩ではなくそちらに乗ってくる。燕や雀程度の重さもない、のにおそらく彼ら程度ならば簡単に殺すことが出来るもの。

 白い紙が折りたたまれた紙燕。……オトフシか。


「これならばいいですけど」

「食べられない」

「……ですよね」


 ふふと僕が笑うと、舌打ちをするように喉を鳴らし、犬鷲が視線を逸らす。

 まあ、彼も食事に来たのならば、食事が出来ないのは不公平だろう。ちょうど庭の隅でちょろりと動いていた小さな青色の蜥蜴がいたので、念動力で捕まえて彼の鼻先まで近付ける。

「こちらなら」

「ありがとう」

 小さく屋根を蹴ると、犬鷲がそれに向かって飛びかかる。それを咥えて、犬鷲もまたどこかへと飛んでいった。



 その羽音が消え去り、雀たちの緊張が解けたのか、また雀たちが地面でパンの催促を始める。もう残り少ない。まとめて上げてしまってもいいのだけれど。

「何を話したのかはわからないが、妾は怒った方がよい気がするな」

「気のせいでしょう」

 紙燕が口を開くが、開口一番文句の言葉だ。鳥たちの言葉はわからないのだろうし、その辺り気にしなくていいのに。


「それで、何かありましたか?」

 緊急の用事ではないことはわかっている。ならば、オトフシは僕と犬鷲が悠長に話しているだけの時間など与えないだろう。それに、緊急時の合図もなかった。

 僕が問いかけると、紙燕が小さく咳払いをした。

「一応、お前にも知らせておいたほうがいいと思ってな。先遣させたのだが……」

 紙燕が、言葉を切って横を向く。

 その視線の先、中庭から見える廊下の角。そこからゆっくりと歩いて出てきたのは、ルル、そしてサロメにオトフシだった。


 小さく紙燕が跳ねて、僕の肩に乗る。そして小声で僕の耳に囁きかけてきた。

「先ほど、お前が勇者と共に消えた後、随分と心配していてな。遊びに出ているお前から、報告を聞きたいというわけだ」

「……それはまた……」

 皮肉交じりのオトフシの言葉に、僕は苦笑しながら返す。


 紙燕が飛び出し、オトフシの元まで飛んでいく。

 オトフシはそれを空中で掴むと、くしゃりと丸めて真上に放る。

 それと同時に小さな炎が上がり、丸めた紙は燃えて消えた。




 サロメとオトフシを廊下に残し、僕の下まで歩み寄ってきたルル。そして僕の足下に集う雀たちに目をやると、ふと口元を緩めた。

「……ふふ」

「知り合いになっておきたいと餌をあげたら、思いの外集まってきてしまいまして」

 また一欠片、雀たちの下へとパンを放る。一羽の雀がちょうどよく口を開いているところにたまたま行ってしまい、その雀がそのままもぐもぐと口の中に押し込む。独り占めしたためだろう、隣の雀に首下を突かれてくすぐったそうに身をよじっていた。

「鳥、お好きなんですか?」

 ルルの質問。だが、好きかと言われると僕は一瞬首を捻る。嫌いではないし、仲良くなりたいとは思うけれど。

「嫌いではないです。彼らは、嘘はつきませんから」

 そして、僕の回答としてはそれだろう。

 『嘘』。その単語を口に出して、昨日のルルの言葉と重ねて少しだけ胸が痛くなった気がした。

 

 そんな僕の胸中を無視するように、ルルが黙って雀の下にしゃがみこむ。

「私も、家ではたまに餌をあげていたんです。飼っていたわけではないんですけどね」

「出立の時にいたあの鳥ですね。聞きました、これから餌をもらえなくなることを残念がっていましたけど」

「…………?」

 僕の言葉に対し、不思議そうにルルが見上げる。きょとんとした表情が、大きな目からよくわかった。

 そういえば、ルルには鳥の言葉のことは伝えていなかったか。普通に考えれば、ちょっと変な考え方をする人に聞こえるかもしれないが。

 まあ、詳しくはいいだろう。

「しかし、これから頑張ると言っていました。……もともと、自力で餌を手に入れていたようですし、心配はないでしょう」

「……不思議。まるで、鳥とお話が出来るみたい」

「話は出来ますよ」


 指先を一羽の雀に伸ばしていたルル。その先にいた雀が一度僕を見たので、小さく「乗って」と伝えると、戸惑いつつルルの指の上に飛び乗った。

「調教したんですか?」

「いいえ。頼んだだけです」

 テンテンと雀は歩き出し、左手の指先から左腕、首の後ろを通り、右腕から右手まで走っていく。それをくすぐったく思ったのだろう、ルルが指を曲げると、雀はそのまま地面へと降り立った。

「いい子たちですから。素直で、人間みたいに……」

「嘘は、吐きませんものね」

 ルルが立ち上がる。そして何か言いたげに口を開いた後、首を振ってまた雀に視線を向けた。




「……どうでしたか?」

「どうだった、と言いましても……」

 僕へと視線を向けず、ルルは端的に尋ねる。その主語は勇者なのだろうが……、何故だろう、少しだけ答えづらくて、何となく口ごもった。

 だが、やましいことはないだろう。アネットたちとは違い、噂を広げるような人間ではない。包み隠さず、とはいえないが、ほとんど喋ってしまっても問題はあるまい。

 口ごもったのを誤魔化すように、僕は小さく咳払いをする。


「公表はされていないようでしたが、勇者様に訓練場の出入り禁止令がだされたそうです。昨日のことをきっかけに」

「……あれが……」

「それに伴って、勇者様も、ホッとした……と」


 下に目を向ければ、まだ雀たちがこちらに向かって口を開閉させて催促している。ルルからも逃げないようだが、ルルから餌をもらえると思っているのだろうか。

「ですが、先ほど見せたオトフシの紙燕をきっかけに、魔術に興味を持ったとか。あの分では、おそらく魔術の訓練を始めるのではないでしょうか」

「止めたんですか?」

 ……責めるように、わずかにルルが目を細める。これは、どっちだ。止めなかったのを咎められているのか、止めたとしたら咎められるのか。

 まあ、ここで無駄な嘘はつくまい。

「いいえ。勇者様がそう望むのならば、と私は背中を押しました。手配などはミルラ様が行うでしょうが」

「そう……ですか……」


 静かな声で、ルルはそう応える。どっちが正解だったのか未だにわからないが、おそらくは悪い反応ではない……と思う。わからないけど。


 間を持たせるように、もう一度僕はパンを投げる。話しているうちにも数羽増えたが、その分立ち去る鳥もいるので数はあまり変わってはいない。

 細かく自分たちで千切った欠片を、美味しそうにもごもごと飲み込もうとする雀たち……、だが、一羽おかしな動きをした者がいた。


 一口大で、大きさが問題というわけでもないだろう。だが、口に含んだ次の瞬間ペッとそれを吐き出す。吐き出されたものは他の鳥が食べたが、彼……彼女の口には合わなかったのだろうか。


「どうしたんです?」

 雀に向かって問いかける。問いかけられた雀は一度周囲を見渡すと、躊躇したようにしてから嘴を開いた。

「……あのね……」

「卵を産む時期だからでしょうか。……近くに芋虫とかはいませんか?」

 その言葉を遮るように、ルルが僕に向かって問いかける。

「は、はあ……」

 その言葉で黙ってしまった雀に視線を送りながらも、少しだけ離れた草の影に隠れていた細い蚯蚓に似た芋虫を捕まえて、僕はその雀のところへ落とした。

「……これ」

 その芋虫を、その雀は美味しそうに頬張る……いや、別に頬を膨らませたりはしていないのだが。


 芋虫を飲み込みながら、テンテンと雀がルルの下へと近寄っていく。

「…………?」

 「……貴方が教えてくれたの?」と、チイ、と一声雀が鳴くが、ルルは応えられずにただ黙ってその雀を見つめる。

 返答がない、が満足したようで、雀は「ありがとうね」と一声鳴いた。

「……ふふ、どういたしまして」

 そして、ルルも微笑む。まるで、雀の言葉に応えるような言葉を吐いて。



 ふうと短く溜息をつき、ルルがサロメをちらりと見る。

 一瞬だけの沈黙。けれども、何か言いたげな視線に、僕は少しだけその意味が読み取れた気がした。

「どうぞ。音は向こうには届きません」

 魔法で音を遮断する。完全に覆ったわけでもなく、サロメたちと僕たちの間に一枚の不可視の壁を作っただけなので、大きな声だと聞こえてしまうと思うが。

 それに、動きは完全に見えるのでオトフシは唇でわかるだろう。


「昨日は、ごめんなさい。勇者様とただ会っていた、というだけで」

「……ああ、昨日の……」

 何の話か、と思ったら、昨日僕が問い詰められた件か。いや、問い詰められたというわけでもないんだけど。それに、気にすることもない程度の。

「でも……なんで」

 それから、ルルは僕の方を向く。漆黒の目と、真正面で見つめ合った。

「何で、黙っていたんですか?」

「……言う必要もないかという判断でした。勇者様から口止めはされていませんでしたが、一応、勇者様もお忍びだったので」

「いつのことなんですか?」

「一昨日の夜。ルル様がミルラ様とお会いしていた時間です」

「あの時……」

「ミルラ様が離れ、監視の目も緩んだのでしょうね。一人で部屋を抜け出していたところで出会いました」

 あの出会いは、僕からしたら完全に不意を突かれたものだ。あそこで出会わなければ、殊更に勇者と関わろうなどと考えなかっただろう。

「自分の世界から拉致されて、ここで戦いを強要されている。勇者様は仰っていましたよ。『自分に戦う力はない』と」

「……カラス様も、そう思いますか?」

「…………」

 問いかけがどれを指しているか。それを考える沈黙。

 だが、そのうちにもう一度ルルが口を開く。

「勇者召喚陣は、どうしてヨウイチ・オギノ様を選んだんでしょう。戦う力がない、ならば……」

「勇者様の言葉を繰り返してからで申し訳ありませんが、おそらく、戦うことは出来るでしょう。あの方にはその術がある」

「術?」

「本人も仰っていました。元の世界では、剣術を学んでいたと。実戦経験はないようなので、もちろん聖騎士様たちには未だ敵わないと思いますが……可能性はある」

 実戦経験がない。それはきっと未熟ともいえるだろう。しかし、未熟だからこそ可能性が残されている。聖騎士にすら勝てる可能性が。そして元の世界にはなかった闘気がある。魔力がある。彼にはまだ、伸びしろがある。……いや、今現在の実力すら知らないけれど。


「ですが、戦う力なんてあんまり関係がないとも私は思いますけどね」

「戦えなくっても、戦場に出すべき……ですか?」

 不安げに、ルルの瞳が揺れる。ルルの自らの喉元を掴む手に力がこもった。

「いいえ、逆です」

「逆……とは……」

「戦う力なんて関係なく、戦う気があるかが重要だと思います。どれだけ強くても……仮に、千年前の勇者のように聖獣を討ち果たす力を持っていようとも、剣を握る気がなければ戦場に出すべきではない」

 脳裏に、三年以上前のことが思い浮かべられる。

 白い波。魔物を追い立て、国家の存亡の危機を作り出した張本人、紅血隊員アブラム。彼は、戦えるだけの力を持っていただろう。なのに……。


「私も戦争は体験したことありませんが、戦場なんて、嫌なことばかりです。人を殺さなければいけないし、殺さなければ自分が殺されるかもしれない。清潔な衣服なんて望めないし、長期になれば睡眠の質も食事の水準もいつもより下がって、場合によっては沐浴も満足に出来ない」

 嫌なことばかりだ。けっして、わずかばかりの報酬目当てに参加するような類いのものではない。

「ですが、戦う気があれば別でしょう。それらは嫌でも耐えられるものになる」

 だが、戦う気があれば、それら全ては単なる必要経費にまで成り下がり、場合によっては目的にすらなる。

 アブラムにとって、それは全て不快で耐えられないものだった。

「力があれば、命の危険は減じ、待遇が上がる。戦う力などというものは、その戦場での快適さを担保するものに過ぎない。……と私は思います」

 

 演説のような言葉。しかし、その途中に僕はハッと気がつく。

 ルルは、一連の僕の言葉を黙って聞いていた。一応今は向こうが主だというのに。

「申し訳ありません、こういった剣呑な話題では、口数が多くなるのが探索者というものでして」

「いいえ」

 ルルが小さく首を振る。それから長い瞬きの後、隠すように溜息をついた。

「でしたら、お願いします」

「何なりと」

「勇者様がもしも戦場に出たくないと拒否された場合、あくまでも戦いたくないと願った場合は、勇者様のお力になってあげてください」

「…………」

 

 その言葉。裏にもう二つの意味がある気がして、僕は了解の言葉を躊躇した。

 それから、内心首を振る。思いついたはずのそのうちの一つが、全く考えとしてまとまらなくて、何を意味しているのかも正直わからなくて。

 だが、それでも。

「わかりました」


 僕の言葉に、ルルはホッと息を吐く。

「逃げましょう。何だったら、僕も一緒に」

「カラス様は……カラス様も?」

 そして僕の言葉の意味がわからず首を傾げるルルを見て、少しだけ僕は笑う。


 残った白パンをまとめて砕いて投げると、それを雀たちが元気よく啄んでから飛んでいった。


 そうだ。

 力になろう。未だ本人からは何も聞けてはいないけれど。

 本人が何を望んでいるのか。そんなことは、推測しか出来ていないけれど。


 いつも通りの勝手な考えだけれど。

 連れてきたのは僕。ならばきっと、連れ出すのも僕の仕事だ。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 本年もお世話になりました。 また来年も楽しいお話をお待ちしています。 [一言] 色んな国を見て回ったから連れ出せる場所も多いでしょうね。 御伽の国でもふもふに囲まれても暮らすのも良いし、お…
[良い点] たまにはこういう、鳥とのやりとり和みます [気になる点] こういうほのぼのとした流れの裏で、プリシラが暗躍してると思うと怖い [一言] 青い蜥蜴「な、なんや!?ワシならええっちゅうんか…
[一言] カラス君の後ろに皆で身を寄せあって集まる鳥ちゃん想像するだけでかわいい
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