蛸
かつて港町に住んでいた主人公。ある日、ひとりで海の中を泳いでいると、水中で立った状態で死んでいる青年を発見した。漁港にいる伯父にそれを報告すると、すぐさま顔色を変えて山の向こうの家に送られる。大人たちが言うには、そんな死体を見つけてしまうと連れていかれてしまうらしく、主人公はさらに内陸の町に引き取られることになる。見知らぬ町、見知らぬ人ばかりの中にひとり送り込まれた孤独感から、そんな迷信、と町の人間たちを憎む主人公だったが…
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。