「きゅん」なシーン、どう書きますか?
こんにちは。
春ですね〜。花粉も少しずつ落ち着き、天気は崩れがちですが暖かな日が続いています。
なろう内では春の恋物語作品も多く見かけるのではないでしょうか?
公式企画ではジャンルは推理ですがテーマは「桜の木」。うんうん、恋に発展しそう!←
個人企画でも春や恋のものが多いです。
そこで!
私はお聞きしたいのです。
書き手のみなさん、作中に出てくる「きゅん」とするシーンはどのように書いていますか?
長編作品ではそこまでの過程があって「きゅん」に持っていきやすいのでは、と思います。では短編では?
私はほぼ短編書きなので、それが知りたいのです。短い文章の中で読者さまを「きゅん」とさせる、なろう作家さま達の手腕を。
お砂糖たっぷり甘々とろとろが得意な書き手さま、たくさんいらっしゃいますよね?
上手だな〜と唸るばかりです。分析はしません。してもわからないからです。笑
きゅんってした! 甘い! 最高! 以上!
しかし私は一書き手であります。
書き手である以上は読者さまを「きゅん」とさせたい。「きゅん」としてほしい。
私もこれまでにいくつか恋愛作品を書いてきましたが、私の作品にいただける評価には「透明感」というものが多いです。
はて、「透明感」とは……?
結構攻めて甘々とろとろにしたんだけどな、と不思議に思っています。もちろん、その評価自体は嬉しいものなんですが!
「透明感」のある恋愛作品。大好きです。だから無意識にそこを目指して書いてしまうのかもしれません。
でも、たまには、ただただあまーーーいお話も書いてみたい……!!
と、春だし恋愛作品ばかりを拝読してまわっている今、とろけた頭で考えていたのです。
お砂糖たっぷりな書き手さま達はどういうこだわりを持っているのかな〜と。
ちなみに必要ないかもしれませんが、私のこだわりは背景や季節の描写を盛り込んでいます。
作品冒頭と最後にも入れると作品自体に違和感なくまとまりが出ます。
「きゅん」なシーンにそんな描写いらなくない? と思いますよね。
でもこれが案外、いい仕事をするんですよね〜。
近づく二人の描写、鼓動や感情、ひとつひとつの動きを丁寧に書き出し、そこに少しだけさりげなく背景描写を入れる。
ちらりと目に入る相手越しの風景だったり、花や空なんかでも。
ドキドキと緊迫した空気に爽やかな風が吹き込むのです。
もちろんヒロインに寄り添える大事な点としては「感情表現」と「細かな動作」が必須なのですが、背景描写に頼るのもありありだと思うのです。
……と語りましたが、手法として使われている方は多いでしょう。
なんたって恋愛作品はまだまだ初心者な私です。お勉強真っ最中です。
こんな私のこだわりでも「書いたことないなぁ」というどなたかの参考になれば嬉しいものです。
そして、よろしければ書き手のみなさんの「きゅん」なシーンのこだわりを教えていただきたいです。
仕草やセリフ、私のように流れがあればそういったものも。
なんとなく書いてるからな〜という方も多いと思いますので、自分の作風を見つめ直すきっかけとして考えてみていただけたら。
みなさんの「きゅん」のこだわり、たくさんお寄せいただけると嬉しいです。