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追放サイド ストーリー 8





 俺の身体に吹き飛ばしたはずの狼が噛み付き四肢の自由が効かなくなり 同時にヒットポイントが7割ほど削られる クソッ!!!早くポーション飲まねぇと!!!真斗はなにやってやがる!?


「真斗!!!ボサッとしてねぇでとっとと援護しろ!!!」


「わ、分かった!”強射撃”(ハード・ショット)!!」


 “キャウッッ!?”


「クソッ!(ゴクッゴクッ)おい真斗!!なにやってやがった!?援護もまともに出来ねぇのかよ!!!」


「む、むちゃ言うなよ!!暗い上にお前が動き回るから的が絞れねぇんだよ!!」


「ああ!?俺のせいだってのかよ!?」


「お前が油断したから攻撃されたんだろ!!!」


 “ガルルルルッアッ”


 俺は真斗に文句を言いながらも狼の猛攻を全力で避け続け“剣聖の円舞”(ナイト・オブ・ロンド)のクールダウンまで粘った。


「クソッ!!!もう一回だ!!!流石にドラゴンほどのヒットポイントはねぇだろ!!!


“剣聖の円舞”(ナイト・オブ・ロンド)!!


クソッ!!ただの狼相手に2回も使っちまった!!もうスタミナとMPがねぇ・・・でも流石にくたばったようだな!!」


“グルルルルッ・・・”


「お、おい直樹・・・ま、まだ生きてるぞ・・・い、一体なんなんだよ!!このダンジョンは!!あの狼おかしいだろ!“剣聖”(エペイスト)の中でも威力に優れたスキルじゃなかったのか!?」


ああ!!うるせぇ!!うるせぇ!!うるせぇ!!自分は何もしてねぇ癖にぐちぐち文句言いやがって!!クソが!!なんで死んでねぇんだよ!?あの狼は!!


「クソッ!!(ゴクッゴクッ)ッハァ!!


”剣聖の円舞”(ナイト・オブ・ロンド)!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


“剣聖の円舞”(ナイト・オブ・ロンド)!!


(ゴクッゴクッ)


・・・・・・・・・・・・・・・


“剣聖の・・・・”グアッッッッアッ!!!グウッッ!!クソ!!真斗っ!!!」


 俺は強スキルを連発して狼どもを倒そうとしたが狼は異常なヒットポイントで何度でも立ち上がってきた なんで!!どうして倒せないんだよ!!!


「お、おい直樹!少しは落ち着けって!!それ課金して手に入れた最高級のMPポーションとスタミナ回復ポーションだろ!!!こんな所で使わない方が・・・」


「黙ってろクソが!!!お前は何もしてねぇじゃねぇか!!援護もまともに出来ねぇのかよ!!」


「そ、そんな言い方しなくてもいいだろ!暗すぎて全然見えねぇんだからしょうがねぇだろうが!!本来は前衛のお前が松明持ってないといけないんだろ!?」


ここまで読んで頂きありがとうございます。


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