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24歳独身ニートが異世界転生!  作者: 高橋シュウ
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魔法との出会い

「笑ってないで助けてくれアテネ!さっき吹っ飛ばされた時に頭をぶつけたみたいでくらくらしてるんだ!」 カナメがストレイボアに尻をつつかれながら走って逃げている。

『っぷは、わかったわよ。ちょっと待ってなさい、ふふ』

『火の呪文第一章、フレイム!』 ボワッ

グォォォォォォォォォ!!!

アテネが呪文を唱えた途端、手のひらから炎の弾が生まれストレイボアに向かって飛んで行った。

ストレイボアはうめき声をあげて焼かれていた

「アテネ、お前魔法も使えるのか!」

『まぁね、これで今日の夕飯も確保できたわ』

日が傾き始めたため俺たちは周りに敵がいない事を確認し焚火を作り今日はここでキャンプすることにした。


「なあアテネ、さっきは助かった。ところであの魔法は俺にもつかえるのか?」

『魔法は向き不向きがあるけれどあなたの適正魔法属性が炎ならあれくらい出来るようになるわ』

「なるほどな、魔法には属性があって自分に合った属性じゃないと使えないのか」

『そうよ、魔法には基本的に炎、水、風、土、光、闇、無の7属性があるわね』

「ところで無っていうのは魔法が使えないってことでいいのか?それと自分の属性はどうやって確かめられるんだ?」

『無っていうのは主に身体能力の強化や回復などを得意とする属性ね、決して魔法が使えないという訳でわないわ。自分の属性は道具屋に売ってる属性判別用の魔法紙を使えば確かめられるわ。』

「なるほど!じゃあ今すぐにでも向かうぞ!」

『あんたバカなの!?もう真っ暗なのよ!それに目的地はソルケトの街でしょ!

きっと大きな街だし道具屋の1つや2つくらいあるからちょっと我慢しなさい』

そうだった危うく目的を忘れるところだった。口は悪いが助かったぜ

もうしばらくの辛抱だ、待っててくれよ俺のフレイムちゃん。

俺はアテネの仕留めたストレイボアを食いながらフレイムを使う妄想をしていた。

『私はもう寝るわ、もうここから街まで早朝出れば夕方にはつく距離よ。楽しみにしときなさい!』

「おぉそうと決まればさっさと寝て早起きして昼には到着してやるぜ」

「おやすみアテネ!」 ―『また明日ね、カナメ』


【おーいカナメー、ニートカナメー】

なんだ?あのうるさい天使の声がするぞ...

【うるさいとはなんだ!そうだよエゼキエルだよ、可愛い天使のゼッくんだよ!】

「うわっ急に出てくんなよ、ってゆうかこの前の贈り物ってこの職業のことじゃないだろうな!」

【そうだよ?ピッタリの職業だったでしょ?遊び人】

「ちげーよ!転生したんならせめてニートはやめろよ!普通勇者だろ!」

【でも勇者と同じで世界で1人なんだよ?普通の職業より強くなれるし】

「でもそれは同時に世界で1人だけのニートってことだろ!」

【まぁそんなことはどうでもいいから本題に入らせてもらうよ】

そんなことって言われた...

「ところで本題って?」

【ああ、魔王を確実に葬れる呪文を見つけたからそのアイテムを集めてほしい。

呪文に使う7つのアイテムのうち5つは勇者たちが集め終わったんだけどあとの2つ、

聖龍の涙とメデューサの髪を集めてほしいんだ。】

「わかった、だが2つ質問に答えてくれ、その2つのアイテムはどこにある?そしてどうして俺がやるんだ?勇者じゃだめなのか?」

【んーはっきり言わせてもらうと分からないんだ。街の人に聞きながら探してね。勇者の件については勇者に頼んだほうが君より早いんだけど実は今魔王軍におされていてね、きみにかかってるんだよこの世界の存亡がね、】

まじか...ここまで責任があるとやらざるを得ないな...

【それともう1つ!!このアイテムを君に預けよう!】

そう言って1つの腕輪をカナメに預けて消えた...

なんなんだこの腕輪...

第6話ご覧いただきありがとうございます。

カナメがエゼキエルから受け取ったリングの効果とは!!

次回新たな街ソルケト!

ではまた第7話で


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