うるせえバカ
もう笑いたくないのに無理して笑う必要はないし、泣きたいのに我慢する必要はないし、寂しさに一人で絶望する必要もなければ、誰かを傷つける必要もない。助けて欲しいのに「死にたい」と言う必要はないし、優しさを忘れる必要もない。
擦れた大人たちは言う。「お前たちには何もできない」と。大声で。不安定な若者たちは言う。「お前たちのせいだ」と。大声で。声が聞こえなければ、自らを犠牲にして、最後の抵抗をする。最期の。
5年前にバカにしていたことが今自分の基幹になっている。何のために生まれ何をして生きるのか分からないまま終わる、そんなのは嫌だと僕たちは自我も芽生えぬ頃から聞かされてきた。今自分が歩いている道の答えというか、結果というか、そういうのがわかるのは早くて今から10年後。
「生きる意味は死ぬ前にわかる」と納得することは生きる意味に散々悩んだ人にしかできない。幸せを感じるには何もかもを傷つける必要がある。自分を許せるのは枯れるほど泣いた人だけだ。そうやって生きていく。誰だってそうだ。
間違いを指摘するのは誰にでもできる。「間違っていない」ことを「間違っていない」と信じるのは難しい。「やめろ」「無理だ」といつでもどこでも誰からも言われる現代で、「うるせえバカ」と言えるだけのゆとりが僕たちには必要で。
死ぬほど暴れてた僕は今、適当に生きています。のんびり。




