クソカス自転車
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。何が、分からない。何かが、とても気持ち悪い。足の先からてっぺんまで、ドロドロムズムズした何かが重く沈殿している。全部こいつのせいで、何もかもこいつが悪くて、つまりこれを生み出した僕が悪いのだけれど、私はこんな風になりたかったのではなくて、少しくらい休憩したって良いじゃないかと思っていたけれど、私のようなくだらない人間にはおこがましい行為であり、休んでいるはずなのに呼吸は浅くて、よく眠れなくて、もうもうもうもうもうもういっそ死んでしまおうという勇気も出ない。何もしたくないのに、何かしなければいけない。じゃあ、何を。どこにも行きたくないのに、どこかに行かなければいけない。じゃあ、どこに、どうやって。歩かない、足があるのに。切り落とす勇気もない。どうしてこんなに怠惰で臆病なんだろう。
こんなにどうしようもない人間で、どうしようもない毎日を送っていて、自分にも他人にもロクな対応をせず、棚上げと綺麗事で愛想振りまいて、一生終わっていく。「悪くない人生だったな」なんて言ってニッコリ死んで行く。あああああああああああああ。クソクソクソクソ。帰ってくるな。風も吹くな。太陽も出るな。明日なんて来るな。なんで生まれてきたんだろう。望んでもないのに。もうこのブワーーーーーーーっとしたこれをどうして表現できないんだろう。広辞苑なんか一ミリも役に立たないじゃないかクソ。
人生とか、社会とか、恋人とか、成績とか、どうでも良いから。社会的メッセージなんか発信する気ないから。お前がどれだけ最低でつまらない人間かなんてどうでもいい。TOEICが何点でもなんの資格を持ってても興味ない。もう一回言う、興味がない。気分と好き嫌いと快不快。それだけだ。僕にあるものなんて。
疲れた。お前も、あの子も、あいつも、あの人も、いいよもう。全員しね。




