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不安な奴は読め。  作者: こども
137/138

心に疲れを感じているあなたに捧ぐ。

泣きたい時は、もう腫れる瞼がなくなるくらい泣く。

叫びたい時は、喉から血が出るくらい叫ぶ。

逃げたい時は、足が千切れようが腕がもげようが這ってでも逃げる。

何にもしたくない時は、何かしたくなるまで絶対に何もしない。

死にたい時は、命を失う以外で死ぬ事ができたら、気休めくらいにはなるかもしれない。


何にもしない。だらける。一ミリでも負荷のかかることは遠ざける。徹底的に、命をかけて逃げる。人に迷惑をかける。気を遣われる。根暗でいる。


弱い自分を肯定なんてしなくていい。悔しいと思いながら、でも今は何にもできないままに床に臥していれば良い。弱い自分を弱いまま好きにならなくて良い。何一つ無理しない。絶対に。


落ちるところまでちゃんと落ち切る。それだけはやり切る。そうして少しだけ退屈を感じる日が来る事を待つ。


勇気がいるけれど、本当に本当に大事なこと。

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