就職活動
「あなたは協調性がありますか」「あなたの人柄は?」「あなたの頑張ってきたことはなんですか」小中高大就職までに何度も何度も繰り返されるこういった質問にどう答えるか。いまだにはっきりと答えられない。まず書類、顔写真と学歴と資格を確認され全部それなりであれば通過。面接は素直そうで明るくて害がなければ通過。内定。男も女も可愛ければ採用。何回面接しようがそれに尽きる。
今更このシステムに文句を言うつもりはない。でも何か違う気がする。面接官の気持ちを考える。もちろん容姿が良くて素直そうで可愛げがあれば一緒に仕事をしたいと思うのかもしれないが、どの企業においてもきっと資格や学歴はどうでもいいんじゃないだろうか。どんなに一流の企業でも、単身、取締役に直談判しにくるような非常識で度胸のある若者を必要としているのではないかと考えてしまう。それは点で的外れだろうか。
適性検査だの総合試験だのは大して重要じゃないような気がする。理由は「僕が勉強したくないから」である。言語を話せるようになりたいなら現地に半年乗り込んだ方がたぶん早い。マーケティングだのプレゼンテーションだのは現実を見た方がたぶん早い。義務教育が終わった時点で、教科書から学ぶのでは遅い段階に来ていたはずだ。資格も点数もきっと、必要ないような気がしてならない。そう信じたいのかもしれない。
星のことを考えている時もあればこんなクソみたいな現実を考えている。なんかでかいことをやってやりたいって漠然と思うんだよ。男の子だから。




