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不安な奴は読め。  作者: こども
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あの日をなんとなく思い出す。

 普段生意気で格好つけたことばっかり言ってるけど本当にどうしようもない人間で。インターネットの言うことなんか信じるなって本当にその通りだと思う。


 成人してもうすぐ学生も終わりだっていうのに寂しがり屋だし泣き虫だし小動物に弱いし珈琲も酒も満足に飲めない。音楽やら小説やら映画やら、ふとしたときに涙なんか流してしまう。大して辛くもないのに「人生とは?」みたいのを未だに考えてしまう。


 素敵な人に出会っても目移りしてしまう。欲しいものは我慢できない。ご飯は美味しい。目の下の隈は酷い。肌も汚い。歯も汚い。


 天気が良い冬の日は、死のうとしたあの日のことを思い出す。

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