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不安な奴は読め。  作者: こども
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現実は本当に厳しいか。

 睡眠不足と偏食と性的欲求不満のどれかが発症すると人間どこまでもおかしくなる。なんとなく気分が良くないとかやる気が起きない時はこれが原因のことが多い。何かが欠落していて足りないものを渇望している精神状態に限っていい作品や文章は生まれたりする。


 ゴチャゴチャ悩んでいても3大欲求を満たすことと金を得ることができていれば大丈夫。逆に言えば人間の悩みなんかこの2つに限る。あなたの真剣な悩みも僕の切実な悩みも結局他者から見たらどうってことのない取るに足らない出来事。みっともない思いをするだけだから被害者面はやめた方が良い。自分のためだ。


 どんだけムカついてもどんだけ馬鹿にされても我慢して我慢して笑顔でいるべきだ。それは確かに真実なんだけれど、そんなことをしていたら心なんてすぐに壊れてしまうから上手に反抗しなければならない。年収1000万を得てストレスで自殺するより、フリーターでのんびり生きていく方が幸せなこともある。生き方は80億通りある。長生きが幸せの証明とは思わないが心の底から短命を望む人間を今のところ見たことがない。


 酷いことを言われたり点で的外れなことを偉そうに言ってくる馬鹿がいたらデカい声で笑うようにしている。「知識不足で申し訳ありません。ご忠告ありがとうございます。」これだけ言ったら後で恋人にでも慰めて貰えば良い。恋人がいなければ風俗街にでも行けばいい。恋だの愛だのは重要じゃない。美味しいものを食べてのんびりお風呂に浸かって好きならお酒でも飲んでさっさとセックスしてさっさと寝る。大人になったらこういうことができる。そのために金が要る。自分や周りの大切な何かを守るために金が要る。


 情けないけれどこれが現実。


 金も力も自由もない10代が不安で死にたがるのは当たり前で、正常な証だから安心してください。この世を心から楽しんで生きてる奴なんて一人もいないから。


 

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