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不安な奴は読め。  作者: こども
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たまには休憩。

 小学3年、初恋。京都から越してきた転校生。3年間好きだったけれど突然引越ししてしまった。


 小学6年、学年で人気の子を好きになる。玉砕。


 中学1年、初めて付き合った人に2週間でフラれる。


 その後中学1年から卒業、ずっと好きだった子がいた。3回告白したけれど全部フラれた。途中、面識のなかった先輩が何故か告白してくれたが周りからの目が恥ずかしく断る。


 拗らせて高校は男子校を選ぶ。


 高校1年、文化祭で知り合った女の子にしつこく付き纏い、花火大会の約束をバックれられる。


 高校2年、文化祭で知り合った年上の先輩に普通にフラれる。


 高校3年、文化祭で知り合った年下の女の子に普通にフラれる。


 大学1年、彼女ができるも3日で別れた。自分でも原因不明。


 大学2年、彼女ができるも自分の浮気が原因で別れる。

 

 幼馴染みの女の子がいる。高校生になるまで手を繋ぐのすら気持ち悪いと言っていた子だった。先日ドライブをしていたら「ホテル連れてって」と言われた。お互い別に恋人がいる。人は変わる。急速に。


 同窓会で久々に会った同級生。当時は喋ったこともなかったけど、何回か二人で出かけることもあった。家庭環境がほとんど共通していて、運命だと思った。キャバクラで働いていたんだけれど、気付いたら金持ちの客と結婚していた。


 この人とどうこうなるとは思わなかったって事が結構あるから、良くも悪くも直感って意外と当てにならない。


 何も知らなかった頃に戻りたいと、今でも思う。

 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白い [気になる点] 主人公の勇気はどこから出てきているのか。なぜ浮気をしてしまうのか。結局人間は汚いのか。何も知らないことは幸か不幸か。
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