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気分が落ちてるときのちょっとした雑談。

作者: 嶋倉

私は月に数度、気分が落ちてどうしようもない時がある。おそらくこれは物心ついた頃から起こっているので、もう随分と長い付き合いになる。そういう時は決まって過去の辛いことを思い出して泣いたり叫んだりして波が収まるのを待つ。気持ちが沈んだままだと日常に影響が出てしまうため、極力早く回復したいのだ。

気分が落ちているとは同時に、趣味が楽しめないことでもある。私は某クラフトや某パズルゲーム、創作が好きだ。しかし今は全く楽しめない。何も面白くなく、辛いことがフラッシュバックして、ただただ毛布にくるまって泣くことしかできない。書きたい話はあるけれど、PCに向かう気力さえない。それでも書くことはやめまいと、仰向けになってスマホでぽちぽちと文を打っている次第である。

精神の病気ではないかと、数年前ついに心療内科を訪れた。親の説得は非常に面倒だったが、なんとかたどり着けた。血液検査やロールシャッハテストなどをしたが、結果は何も言われなかった。病気とも言われなかったし、病気でないとも言われなかった。ただ弱い薬を、辛くなったら飲んでくださいともらっただけだ。数週間後お世話になった先生が入院することになり、結局そこで医者通いはやめてしまった。金がかかる、そこまで辛くないだろう、わざわざ遠くの病院まで送っていけというのか、そんな圧力を全身に受けた。

正直に言うと原因はわかっている。だがインターネットというのは恐ろしいもので、知らぬ間に情報が拡散されてしまうため、ここで明言するのは控えておく。少しだけ言えるとすれば、それによって私は20年近く傷つけられて、長年の対話の努力も虚しくはねつけられ、ただ都合のいいサンドバッグになるよう命じられたということぐらいか。就職して家を出るまではこの呪縛から逃れられないと、今では半ば諦めている。生きているのが嫌になったことも沢山あったが、のらりくらりとなんとかここまで生きてこれた。これは非常に幸運なことだ。

まとまりのない文になってしまったが、愚痴のようなものだと思って頂けたら幸いだ。私はまたしばらく毛布と共に奮闘して、早くいつもの自分に戻りたいと思う。


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