表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/7

4話 スキル

どーもMINOです

いやー、仕事の都合で全然更新出来なかった(>_<)

読んでくれてる人のためまた今日から頑張って行きます

五歳の誕生日の夜

オレ、ユキ・ガルアはある部屋の前に来ていた。


コンコン

「お父様、ユキです」

「入って良いぞ」

「失礼します」


部屋に

入るとお父様、オクシ・ガルアはお母様、アクア・ガルアとともにベッドに腰掛けていた。

お父様は金髪碧眼でかなりのイケメンだ。お母様は黒髪で瞳は黒色、日本人みたいな感じだな。お母様もかなり美人だし、しかも、出るところは出て、へっこむとこはへっこんでるし、お父様羨ましです。

もちろんそんな、美男美女の子供のオレも、かなりイケメンだと思う。

髪と瞳はお母様譲りの黒色で、余り生まれ変わった気がしないわけでもないが、まぁいいか、、、


「すまないな、ユキ、誕生日を祝ってやれなくて」

「本当にごめんなさいね。本当は盛大にパーティーしたかったんだけど、、、」

「いえ、お父様お母様、事情は僕もお伺いしていますので、そんなに悲しい顔は止めて下さい」

「ユキ、お前は本当に出来すぎた息子だ」


そう、この世界では五歳、十歳、十五歳と平民でもパーティーをして祝う風習がある。が、俺の場合は父オクシ・ガルアが幼少の頃他国からの暗殺にあったため、存在事態が秘匿されている。


「お父様、一つお願いがあるのですが。宜しいですか?」

「おおぉー、ユキが自分からお願いとは珍しい。どれ言ってみなさい」

「はい、では剣術と魔法の鍛練をしたいと思うのですが」

「うーん。それはならん」

「なぜですか?」

「お前の存在は皆には内緒にしている。鍛練をするためには誰かに習わなくてはならん。それでガルア王国の跡取りの存在が外に漏れるかもしれない、そうなればお前も私の時同様暗殺を図られるかもしれない。分かってくれるか?」


もしかして、お父様てかこのクソオヤジはめちゃくちゃ親バカなのか、なら、、、


「では王の息子王子としてではなく、ただのユキとして、師団育成学園に入学するのはどうでしょうか?」

「ふむ、ユキ、なぜお前はそこまで鍛練がしたい?」

「はい、今はまだ攻めて来ていませんが、必ず他国からの侵攻があると思っておりますので、それまでに、民、国を守れる力を付けておきたいと思っています」


てか絶対にあるんだよ。神様たちの国取り合戦なんだから。


「確かに、毎年女神様からのお告げで、他国からの侵攻には気を付けよとは言われているが、、、お前はまだ入学できる年ではない」


確かにそうなんだよ。けど、、、


「いえ、確かに年齢的にはムリですが、特例はあるはずです」


そう戦闘系のスキルを持つ者は、特例で入学できる年十歳になっていなくても入学できる。

俺のスキルは無詠唱確定してるし、いけるだろ。


「確かに、五歳の誕生日に女神様より授かるスキルが、戦闘に有意義なものなら、特例は認めているが、、、では今夜女神様よりどんなスキルを授かったかで決めるとしよう。それでもいいか?」

「はい。ですが戦闘系のスキルなら、必ず入学させて頂きたく思います」

「分かった、、、まったく、何を言うかと思えば、初めてのワガママがこんな大変な事だとは思わなかったよ」

「申し訳ありません」

「良い、お前は普通の子供のように、手がかかる事は無かった。それに比べたら、これぐらいはどうと言うことはない。だが、スキル次第というのを忘れるなよ」

「はい。ではこれで失礼します」




「あなた。本当にそんな条件だして良かったの?」

「あぁ、大丈夫だろう数あるスキルのなかでも、戦闘系統は数が少ない、もしユキが戦闘系統のスキルを授かるのなら、それは女神様のお告げの一つなのかもしれない」

「はぁー、あなたがそう言うのなら反対はしませんが、私はとても心配です。もし入学する事になったら、学園は全寮制、三年は会えないんですよ!」

「そうなれば、学園の見学などに行くといい。なぁーに、心配ないさ私達の子供だからな」




さてと、話は決まったが、確かスキルは寝てる時に貰えるだったな。

ちょっと早いけどもう寝るか。



「わぁーい♪久しぶりだねぇー♪」

「出たな女神。てかここどこ?」

「出たなとか失礼だね。久しぶりに合ったのに、感動のハグもなしなんて」

「球体に抱きつく趣味はない。とりあえず、ここどこだよ?」

「あー。ハイハイ。ここはあなたの夢の中、スキルの譲渡は夢の中でやるんだよ♪」

「そうかい。じゃあさっさとくれ」

「君は本当に冷めてるなぁー。まぁ久しぶりなんだから、少しお話しようーよー♪」

「まぁ別にいいけど」

「どう?向こうの世界は?楽しい?」

「どうもこうも、王子様として何不自由してませんが」

「うんうん♪そーだろうね♪お父さんお母さんに愛されて、幸せそうだったね♪」

「あぁ、とっても優しい人達だよ。愛されてると凄く感じてる」

「でも本題は忘れちゃダメだよ♪」

「分かってるよ。無詠唱のスキルのお陰でこの年から鍛練出来るんだ。しっかりと働かせて頂きますよー」

「うん♪じゃあもう朝だから早く起きなよ♪」

「えっ、、、スキルくれないの?」

「もう起きたら出来るよ♪無詠唱でバンバン魔法使えるから♪」

「そうか、じゃあ行って来るわ」

「うん♪頑張ってねぇー♪」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ