1話 神々のゲーム
始めまして
MINOです。今回初めて小説を書かせて頂きました。
投稿予定は週一になると思われます。
よければ読んでいって下さい。
「ヒマだぁー」
病院のベッドで天井を見ながら呟くオレは植田 幸久。趣味は武術の訓練で、今までに空手や柔道、剣道やらいろいろやってきた。最近は槍術にハマってる。
そんな俺がなんで病院にいるかって、半年前槍術の稽古をしているときに胸に激痛が走ってそのまま倒れ、気づいたらここで寝てた。
医者の話では心臓病で治療法もなく余命一年らしい。
「なんでオレがそんなんなるかなぁー」
それなら入院せずに遊んで暮らしたいんだけど両親が許してくれなかった。
両親は特に親父は、どうにかオレを助けられないか世界中の医者に聞いて回っている。母親の方は少し鬱になっているようで会いに来ることもなくなった。
「はぁ、もう諦めてんだけどなぁー。友達も最近来ねぇーし」
そんな感じでオレが1日に会う人は看護師さんぐらいしかいない、自分が死んでしまうのは整理がついたけど、これだけヒマなのは正直キツイ、スマホのゲームも飽きたしもうやることがないんだよなぁー。
「槍術とかやらしてくれねぇーかなぁー、、、とりあえず寝るか」
オレが寝ると決めた時、女の人のこえが響いた。
「フフフ、ヒマなのね♪」
「誰だ」
「あなた、ヒマなのと死んじゃうのどっちがイヤ?」
「そりゃあ、死ぬ方がイヤに決まってるじゃないか。けど、それはもうどうしようもない、もう腹をくくったよ」
「じゃあもういいよね♪」
「うっ!!」
その瞬間胸に、心臓に激しい痛みが走った。
そして意識が遠退いてった。
「はっ、はぁはぁはぁ。どこだここ?」
周りを見渡すとそこは、真っ白な世界だった。良く見ると遠くに薄いオレンジ色で光ってる球体がある。
「電球?、、、、、、そんな訳ないか」
とりあえず近づいてみるか。周りは他に何もねぇーし。
ゆっくり近づいて何も無かったら、そのままブラブラするか。
「ちっ!!マジで何もねぇーのか」
これ以外に何もなさそうだしなぁ。うろついてみるか!
球体から目を離したそのとき
「わぁ!!!」
「誰だ、、、、、、もしかして、さっきの声のヤツか!?」
「そーだよ~♪」
「どこから喋ってるんだ!」
「君が電球って言ってた球体だよ♪」
「ふざけるな!!そんな訳あるか!」
「ゴメンゴメン、まぁそう怒んないでよ♪」
「、、、そんなことより、ここはどこだ」
「うーん。死後の世界的な、、、とこかな?」
「はぁー!!!」
どういうことだ、死後の世界ということは、オレは死んだのか!?確かに目が覚める前の記憶は胸が痛かったが、、、
「あっ、言うの忘れてたけど君の事殺しちゃった♪」
「、、、待て、どういう事だ!!お前は何者だ!どうしてオレが死んでるんだ!それに、、、」
「待って、説明するから落ち着いて、ね♪」
「はぁ、分かった、、、、、、とりあえず聞いてやる」
「うん、ありがと♪けどどこから話そうかなぁー?」
「とりあえず、オレに分かるように話してくれ」
「うーん、じゃあちょっと長くなるから、そこに座ってよ♪」
音も無くいきなりイスが現れた。不振に思いつつも
とりあえず聞くしかないか。
「あぁ、それでいいよ」
「それじゃあ、まずこの世界はいろんなパターンがあるんだよ。君のいた世界は、ある程度全てのジャンルが発展してるんだけど、極端に科学が発展した世界とか、魔法がある世界とかね♪いわゆるパラレルワールドってやつ、ここまではいいかな?」
なんだ!?そのSF映画みたいなのは?本当にそんなもんあるのか?だが、とりあえず最後まで聞いてみるか。
「あぁ。大丈夫だ続けてくれ」
「うん。よろしい♪えーと、パラレルワールドっていうのは、全部創造神様が作ったんだよ。それで、やることが多過ぎて全部一人でやるの面倒くさくなって、私たち女神やその他の神々を作ったんだけど~」
「待て、お前神様なの?」
「うん。そーだよ♪私は生命の女神」
本当にそんなもんがいるのか、、、半信半疑だが全て聞いてから判断するか。
「マジか、、、すいません。続けて下さい。」
「そんなに、改まらなくてもいいのに。まぁ、続けるとね。長い間創造神様の言うこと聞いてだけど、、、飽きちゃったんだよね♪」
「、、、、、、そんなのいいんですか!?」
「いいんだよ♪それと敬語はなしね♪」
神様に敬語無しか。もし本当に神様なら、もっと敬えとか言われそうだがな。
「、、、、、、、、、あぁ分かったよ。そんなことより、創造神様の仕事しなくて大丈夫なのか?」
「別に仕事放棄した分けじゃないよ♪創造神様に相談して五人の神々でゲームをしながら仕事してるだけ♪」
「ゲーム?」
「そう、一つの世界を使った神々による壮大なボードゲーム♪」
「ッッッッッッッ!」
世界を使ったゲームだと、聞いてるだけで面白そうじゃないか。
けど神様のゲーム・・・・・
「ルールはねぇー♪って聞いてる?」
「、、、大丈夫だ。少し驚いただけで、続きを頼む」
「それじゃあ、ルールの説明するよ♪
一、神のお告げは年に一回
二、科学は発展させない
三、神はそれぞれ特殊能力を持つ
以上の3つ、このルールを守り国取り合戦をせよ。
これがルールだよ♪」
「そのゲームとオレに何の関係がある?」
「それはね、私の一回しか使えない特殊能力『転生』なんだよ♪」
『転生』じゃあオレはあんな病気なんかない、健康体になって最初からやり直せるのか!!
けど、国取り合戦ってことは戦争してるんだよな、科学の発展はないって事は戦国時代みたいなやり方か。
待てよ、もしかして、いや、
確かに昔から槍術や剣術、柔術はやってたけど・・・・
「考えてるとこ悪いんだけど、続きいっていい?」
「、、、あぁ」
「君が考えてる通り、君には色んな武術の技があるから、選んだっていうのもあるんだけど~♪」
「さすが、心も読めるのか?」
「読めるけど、読まなくても分かるよ♪なんかそんな顔してたもん♪」
昔から考えてる事が顔に出るとは言われてたけど、まさか神様にも言われるとはな、、、
「それで、君の技ともう1つ欲しかった物があるんだよ♪何だと思う~♪」
「うーん、、、」
どれだけ考えても分からない、オレに武術以外で何がある!?
それ以外でなにを欲しているんだ。
「それはねぇ♪君の武術の才能だよ♪」
「才能!?」
「君、新しく始めた武術は直ぐに極めちゃうでしょ♪」
「確かに、師匠方には天才だとかは言われたが、そこまですごいのか?」
「すごいよ!君は飽き性だから直ぐに止めちゃうけど、止め無かったら、武術なら何やっても世界一になれてたからね♪」
「そんなに、、、けど才能なんて『転生』したら無くなるかもしれないじゃないか!?」
「私の『転生』は才能を引き継げるの♪女神様に任せなさい♪」
こいつ、、、仮にこいつが言ってることが本当なら、そんなことは神様にしか出来ない、、、か。
「やっと信じてくれたかな!?私が神様だって」
「そうだな。本当にそれができるなら、信じるよ」
「うんうん。じゃあ最終的には大丈夫だね♪もうルールも説明したし、そろそろ『転生』させたいんだけど、質問はあるかなぁ~♪」
「そうだな、、、このゲームは何を持って勝ちとするんだ?国をとっても、残党が残っててひっくり返された場合はどうなる?」
「その場合は残党側の神がゲーム復帰だよ♪」
「なるほど、そこも気をつけなきゃいけないのか、、、後はもしオレが裏切ったら?」
「そのときは、、、私が君を殺す事になるね」
なるほど、裏切りは許されないか、、、
「そろそろいいかな?」
「後二ついいか?」
「どーぞどーぞ」
「一つはオレが『転生』する国はこのゲームにおいて優勢か劣勢か
もう一つは他の神様の特殊能力、特に後者はなるべく詳しく知りたい。これを知ってれば劣勢でも逆転の目があるかもしれない」
「まず前者の方は劣勢だよ。しかもかなり。君が15才ぐらいまではもつと思うけど、、、」
「ということは、15才になるまでに力をつけなきゃいけないのか。詳しく言うとどう劣勢なんだ?」
「私の国は南側は海で、その他は三国に面してるんだけど、その三国の神が結託してこっちを攻めてるんだよね」
「どうしてそうなったんだ?昔は強かったとかなのか?」
「違うよ。ゲーム当初から攻められ続けてる。私の特殊能力『転生』が他の神にとって脅威すぎるから、『転生』を使う前に潰してしまおうとしてるんだよ」
「、、、、、、」
「だから、君が私にとっての最後切り札って訳♪」
「なるほど、、、な。じゃあ、オレがお前の生命の女神のヒーローになってやるよ」
「いいの?本当にかなりの劣勢だよ?なんだったら私の国に面してない国は、物資の補給とかまでしてるんだよ?」
「いいんだよ。それくらい劣勢だった方が面白いじゃんか!次の命は延長戦みたいなもんだし、オレも楽しませてもらうよ。なるべく長くね」
「ありがとう」
「で、他神様の特殊能力なんだけど、これを知れたらもしかすると、天寿を全うできる、、、かもしれないと思うんだけど」
「そーだね。じゃあ、まず東側に面してる武神は、うーん。君たちの世界で言うステータス優遇があるんだ♪」
「ステータス優遇か、詳しくは?」
「説明が終われば君にもやって貰うんだけど、ステータスは私達がルーレットで決めてるんだよ。もちろんこの世界だけね♪」
「ルーレットだって、なんでそんな物で、、、って、ゲームだったな」
「そういうこと、で、普通1~100の数字なんだけど、武神は、筋力、瞬発力は最低50なんだよねぇ~♪しかも毎回使えるし、マジで反則だよ」
「毎回か、、、けど筋力とかなら鍛えればいいんじゃないのか?」
「私達が決めてるのはステータスのMAX値だから、みんな鍛えるよ」
「なるほど、思ってたよりかはマシか」
生まれた時から差がないのならなんとかなるかもな。
「じゃあ次、西側の国は魔法の神、魔神なんだけどこっちは武神と違って知力、魔力のルーレットが50~100になってるんだ」
「魔神って、、、まさかそこの国民は魔族でーす、とか言わないよな?」
「大丈夫だよここは♪」
「ここは?」
「うん。北側に面してる国は森神の国で、国一帯が森なんだよ♪
そこにいるのがエルフや獣族なんだよ♪」
やっぱいんのか~
「そっ、やっぱりいるんだよ♪で、森神の能力は豊かな食料や森で取れる資源ってとこかな?」
「、、、それって強いの?」
「うーん、食べ物に困らないのは強みかな?後は武神や魔神ほどじゃないけど、種族によってステータス優遇あるし」
「うん、十分強いね」
「そうだね、、、そして最後に森神の国の奥にあるのは創造神様の国なんだよねぇ~♪」
「、、、、、、、、、マジ?」
「うん。マジ!」
「なんで?」
「ワシもやりたいだってぇ~♪」
「、、、、、、、、、それで能力は?」
「今いったの全部」
「マジ?」
「マジ」
勝てねぇー、絶対勝てねぇー
そんなもんどうやっても勝てねぇーよ
どうしろって言うんだ
先の三国はどうにかなるかもだけど、創造神様反則過ぎだろ。
「オレにはステータス優遇ないの?」
「あるよ~♪しかも取って置きのやつ♪」
「マジか!どれぐらいなんだ?」
「最低の数字が80になってるよ。しかも最高が200、どーお!?すごいでしょ♪」
「おー!スゲー!ちょっとなんとかなる気がしてきた!!」
「でしょ!じゃあ、そろそろルーレット会場行こうか♪」
どーおでしたでしょうか?
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