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やっぱり汚れてるんだ僕は

作者: 水井時零

暇です。何にもする気が起きません。

ふと外を見るとなんていいお天気なんでしょう。

これは外に出るしかない。と外に出ました。


私の庭は既に春でいっぱいでした。暖かな陽射し風に揺れる植物達。 一つ一つが生きています。

そんな生きている庭を歩くとおやっと気が付きました。

見るとそこには白い梅のお花が咲いていました。

そういえば我が家には梅が植えてあったな。と思い、梅の白い花と見つめ合いをしました。

そして、気が付きました。この梅の枝は隣のお家まで伸びてる事に。

その枝の間に遮る塀がありました。でも、梅にはそんな壁なんて関係が無かったのです。

だから隣の人も梅に気づいて欲しいな。と一つ小さな願いをしました。

その願いが叶ったかは知りません。

ただ梅は美しく塀をこして隣のお家まで伸びていました。これは美しい話だね。と私は気分が少し上がりました。


空は真っ青で鳥が飛んでいました。私はその鳥の名前を知りません。隣のお家が梅に気づいたかも知りません。けど春は来た。事だけは事実である事を知りました。




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