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勘押しは許してっ!  作者: 瓦斯と炉
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第一章二話「前説をしてみた」

「えー、ペーパー受験お疲れさまでした」


休憩時間が終了し午後1時を過ぎたころ、部長の前説が始まった


「改めまして今回の部長杯、『好きなことして生きていく杯』にお越し頂きありがとうございます」


「なんか、よそよそしいゾ」


「まぁ、多少はね、ちゃんとしないと一応新入生のためにもオープン大会の雰囲気っていうのをできれば伝える感じだから」


毎年行われる部長杯は一年生が初めて参加する部内対抗戦である。ちなみに優勝したら次期部長になるという訳ではない


「とりあえず、ペーパー前にも話したけど、今大会の説明を」


今回の部長杯はDP(ドライバーズポイント)制である、まず予選ラウンドを行いポイント上位の人が本選にいけるというものである。予選は複数のラウンドに別れており各ラウンドで上位に入ればポイントが獲得できるという形式である


「それでは、ペーパークイズの結果を発表します」


「きたぞきたぞー」


カブラタの合いの手がはいる


「まず、ちょっと聞いてみようかな。今回のペーパー簡単だったよーっていう人、挙手」


誰も手があげる者はいない


「じゃあ、今回のペーパー難しかったよーっていう人」


全員が手をあげた


「だいぶ、みなさん苦戦された模様で、えぇ、イジワルな問題いくつかありましたからねー」


「あんたがつくったんやろ」


「まぁ、それはおいといて近似値の正答を発表したいと思います」


たっぷりと間をおいて続けた


「私の商品レビューの動画、今日の午後1時時点での再生数をあてるといものですけど、先ほど確認したところ273再生数でした」


「まぁ、そんなもんか」

「内容つまんなかったし」


「イクルミとカブラうるさいぞ、と、とにかく273を近似値の正答とします」

部長は少し動揺してるようだった、そして、軽く咳払いをして


「では第一位の発表に参ります」

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