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第二章一話「ワンチャンある」
第二章始まりました。どうぞ
「はーい、はじまるよー」
小休憩の後、部長から再開の宣言
「次は1〇2×トーナメントやりまーす」
「イェーイ」
盛り上がる一同
「一問正解で勝ち抜け二問誤答で失格」
「部長」
キタマクラからだった
「こういうのって普通1〇1×じゃないんですか?」
部長は,ほくそ笑みながら
「いやー、たぶん荒れるだろうから」
部長のしっくりこない返答に「?」顔の人が数名いたようだった
「誰でもワンチャンある形式なんですが、組み合わせはささっきの早押しの結果を加味して決めました」
「うわっ、まじか」
イクルミは一瞬、不安になったが、結局のところ組み合わせが、どうなるかは部長しだいだったので、何が起こっても、おかしくはない
「先程の早押しで1抜けだった蕪田君と入間はシード扱いで二回戦からだよ」
「おぉ、やった!カブラタ、イェーイ」
「イェーイ」
なぜか、ハイタッチする二人
「それでは、組み合わせはコチラ」