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趣味の行きつく先には

作者: なやなっこ

「なんか良い趣味ないかな。」



もはや、口癖。

趣味が欲しくて、欲しくて。


チャレンジはするの。

あー楽しかった。とその時は思う。

一瞬の満足感が得られるの。


お金をかけて、時間をかけて、

そして成り立つ趣味。

そうではない趣味もあるけれど、

そもそも趣味ってなんなんだろう。


「私はヨガとか、ジョギングとかかな趣味。」


羨ましい。

スラスラ回答できることも、

それを趣味と認識し発信できることも。


「趣味と思えばそれが趣味なんだよ」


ごもっとも。

ただ、それができない。

趣味のハードルを上げすぎているのだろうか。

だって趣味って週1回は触れ合って…

体験、活動をして、心を豊かにするものでしょう。

それを見つけられて、生活を充実させている人たちってピラミッドの頂点。


「そろそろコレっていう趣味みつけたいな」



と言いつつも、きっとみつけられない。

いや、みつけることに一生懸命にならない。


でも何かに熱中したいと思うのは、嘘ではない。

趣味がないから、絶望的なわけでもない。

ただ少しさみしいだけ。

周りの趣味持ちに比べて、

充実していないと思っているだけ。


そもそも、趣味が欲しいと悩むことは贅沢なのではないだろうか。


これからいくらでも、吸収できるものがある。

これからいくらでも、取り組めるものがある。


生きていることこそ、究極の趣味である気がしてきた。


「あーお腹いっぱい」


「そだねっ!」




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